雪が降って

朝一番　窓はうっすら白明かり

部屋の温度は　１７度

いつもなら　１９度は出てるのに…

まさか　一夜のうちに　積もったか？

カーテンを開けると

真っ白　しろの朝だった

ビニールをかけた植木鉢　こんもり雪がソフトクリームのよう

ガレージも向かいの屋根も　マシュマロがのっかてるみたい

粉砂糖をふりかけたような　庭の低木から赤い実が　のぞいてる

雪は　一夜にしてお伽の国に変えてしまうよう

こんな　きれいな雪景色なんて　ひさしぶり

なんかウキウキした気持ち

子供心が　もどったよう！

けれど、豪雪地帯の渋滞や　

ポイントの凍結で止まった満員電車

停電や断水

倒木や土砂崩れ

ましてや　

空爆でインフラがやられた極寒のウクライナ

少ない雪だから　きれいだ！と思うけど

自然との戦い、国と国との戦い、

戦いはいろいろあるけれど

止められる戦いは　止めなければ…

今、私は　戦いのない世界にいるだけで

沢山の人達が　戦いを余儀なくされている

私たちに　出来ることは何？

私たちに　出来ることって　何？

一夜にして　

雪が　おとぎの国に変えてしまうように

一夜にして　

戦いが無くなるものって　何だろう？