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我が家の戦争~昭和の日~

4月29日、いよいよゴールデンウイークが始まりました。コロナも、少しは落ち着いてきたので、楽しみにしている家族も多かったのではないでしょうか?ちなみに、4月29日は、何の休日か知ってますか?実は、これまでに(旧)天長節、(旧)天皇誕生日、(旧)みどりの日、そして昭和の日と、4回も変わってきているのです。知らなかった。当然、現在の昭和の日というのも、ちゃんと意味を知らなかったので、調べてみました。

昭和の日とは、、、
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす国民の祝日。とされているそうです。みどりの日から、変わった由来などは、今回は、置いておきます。とにもかくにも、GWのはじまりとなる、4月29日は、昭和の時代を顧みて、もっと、いい未来を贈ろうという志を込めた、まさに「恩」と「志」を感じて、実践していこうという意味のある日だったのです。これまで、生きてきて、そんなことを思ったこともなければ、このことを知ろうとしなかった、自分達が、恥ずかしくなりました。そこで、家族で改めて調べてみることにしました。

昭和を振り返って

私も妻も、昭和に産まれた人間ですが、どこか、昭和の事を遠い昔の話とイメージしていたことに気づきました。学校の授業で習ったことを、まるで自分達とは違う世界と分けてきてしまっていたのだと感じています。久しぶりに妻と、昭和の激動を調べていて、やはり、もっともな印象は、「戦争」です。自分達が産まれる、たったの40~50年前の話だったことを改めて知って、驚きました。何より、ここまで、日本が復活し、進化できたのは、間違いなく、この時代を生きたみなさんのおかげです。本当に感謝の思いが込み上げてきました。自分達だったらできたのか?自分達だったら乗り越えてこれただろうか?自分達だったら、今の日本を見てどうおもうだろうか?いろんな事を想いました。二度と、こんな苦しい「戦争」をしてはいけない、未来の子ども達にこんな想いをさせてはいけない、もっと明るい未来を贈ろうという、昭和を生き抜いた方々の志を感じました。

家族の中の戦争

戦争を調べていく中で、妻がこんなことを言っていました。「戦争って、条約とかの取り決めの中で、自分の国をより有利に、自分の国の利益とか、お互いが自分の国を守ることに必死で、折り合いがつかなくなって、武力行使になることなんだって」なんか、知っていたようで、知らなかったこと。いつの間にか、人間どおしが傷つけあってるわけはなく、必ず、自分の国を守り合う会議がそこにはあったという事実を知って、私達夫婦は、ぞっとしました。それは、「戦争」を、どこか、自分達とは関係ないものとして考えてきたけれど、私達家族の生活の中に、「戦争」を感じたからです。もちろん、事の大小はありますが、夫婦や家族の間でおこる争いは、どれも、戦争のはじまりと同じなのではないでしょうか?

私達も、自分が利益やメリット、自分の納得いくこと、自分のために、自分を守るために、喧嘩や対立をしていることに気づきました。この争いが大きくなっていくば、戦争になるのです。どこか他人事としていた戦争でしたが、実は、私たちの家族、いや、戦争は、私達の心の中にいたのです。

「私」という人生から「私達」という人生へ

昭和の日は、恩と志を感じる日。本当に感謝を感じているのであれば、なぜ、戦争は終わらないのでしょうか?それは、きっと、みんな、どこか他人事になってしまっているからなのではないでしょうか?戦争は、プーチン大統領が悪いとか、誰が悪いとかではないのです。本来、私達一人一人の心の中にいるのです。「私」がよければ、それでいいという、心が、「戦争」の原因なのではないか?私達人間のだれもが、戦争に加担し、戦争を起こす予備軍になってしまっているのではないか?そんなことを今回感じました。では、どうしたらいいのか?

世界中のみんなが、私という人生ではなく、私たちという人生を歩むこと。私ではなく、家族の人生から、みんなの人生、地球の人生というように、みんなと一緒に歩む人生をみんなで生きていくことで、戦争のない未来を贈ることができるのではないか?と感じています。

私達が楽しい、GW。でも誰かが悲しんでいる未来。みんなと一緒に楽しめる未来のために、GWを楽しむ世界にしていきたい。まずは、GWのはじまり、日本から、昭和を顧みて、私から私達へと意識していく、そんな祝日にしていけたらと思いました。


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