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ダークな世界とろうそくのこと【自己紹介2023年】

最近読んでくれる方が少しだけ増えたので
2023年バージョンを書きます。


ろうそく屋について

わたしという人間を説明するのに一番先に出てくるワードが「ろうそく」だと思います。
他の記事を読み返してみたところ、2016年から作り始めているようですので2023年の1月現在では作り始めて7年目。
けっこう続いてるなというのが本音です。

活動拠点は宮城県です。
実店舗はなく、わたしの作る物語の中にある「非日常の世界に住む店主が作る、少し不思議なろうそく」をコンセプトにキャンドルを作っています。
委託販売やハンドメイドのイベントメインで販売をしており、ネットショップのBASEからも購入可能です。
時間を頂きますがフルオーダーのキャンドル、ノベルティ政策なども承りますのでご相談ください。

非日常の世界

非日常の世界というのは、一般的に言うと異世界ファンタジーの世界というところでしょうか。
魔法や妖精などが活躍する世界で「何歳になっても中二病でいいじゃないか」というのが裏のコンセプトです。
登場するキャラクターは、人見知りな店主、調子のいい便利屋、探索ばかりしているドワーフ、植物が好きな北の魔女など。
どのキャラも、わたしの中にある要素をバラバラにして、それぞれをぎゅっと濃縮したもので、出てくるキャラたちの性格がわたしという人間だと思ってもらえればわかりやすいのかなと思います。

以前はインスタグラムなどにあげている写真を見て「男の人が作っているんだと思った」とよく言われていましたが、最近はそう言われる事も少なくなりました。

そもそも、この非日常の世界では性別などは関係なく「自分の好きなように生きる」事ができて「現実の世界から逃げてくる場所」なのです。
ろうそく屋の店主がそうだったように。


物語の在り方

元々文を書く事が好きだったので、ろうそく一つ一つに物語を書いてメッセージ性のある商品にしたいと思いました。

こう思うようになったのは、ネットショップでキャンドルを販売する際に書く、商品説明がうまく書けなかったからです。
自分の作品をPRするというのがどうも苦手で、なんか恥ずかしい。
一つ一つ手作りで、どんな思いで作ったのか、どんな時に灯してほしいのか、どんな人に届いてほしいのか…

わたしにとってキャンドルは、あかりを灯してみんなで談笑するというよりは一人で静かにダークな世界に浸るという感じ。

陰と陽で分けるなら間違いなく「陰」の要素が強いのです。わたしの場合。

だから、同じ気持ちの人に見てもらいたいし、買ってもらいたい。
でも、この気持ちはどう商品説明に書けばいいんだろう?

伝えたいことはあるのですが、なんかしっくりこないし、普通過ぎてつまらない。
いっその事、一つの小説みたいにしたらいいんじゃないかと思って、昔から書いていた物語に無理やりキャンドルという要素をねじ込みました。

幸い、この物語は未完結で、まだこれからどんな感じにも手直しができる状態。異世界ファンタジーの物語というのを柱にして、その世界観を書き綴るコースと、ろうそく屋の日々を書き綴るコースという感じに分けて書いていこうというところに落ち着きました。


商品説明に物語を書く事で、作品の良さが伝わっているのかは正直分かりません。長い文を読む人はそういないと思うし、自己満足のような気もします。だけど、これがわたしのやりたかった事なんだなと思って、「不思議なろうそくと物語のお店」というサブタイトルのようなものを最近つけるようになりました。

ろうそくの物語は、少し寂しいし辛いことが背景にある話が多いです。

辛い時って、自分って本当に可哀そうで、なんで自分だけこんな思いしなくちゃいけないんだろうっていう悲しさに浸りたくなったりしないですか?
わたしはけっこうあります。
悲劇の中の人だと浸っていた自分の負のループタイムは、一人でいたいけど誰かにも知ってもらいたい。
それを助けるろうそくを作りたい。

今年はこれで行きます。

その他の中の人について

自己紹介なのでろうそく以外の事も少し書きます。

今好きな事

最近のブームは都市伝説や怖い話です。
物語を書くために神話などをYouTubeで探していたら、いろんな面白い方々がいてハマりました。
怖い話は苦手なのになぜか怪談を聞きながらキャンドルを作っています。
夕方くらいになって日が落ちてくると、だんだん怖さが増すので夕方くらいからは音楽に切り替えますが笑

それから好きな事というか、今年は香りを勉強したいと思っています。
たぶん忙しくて言うだけになってしまいそうですが、去年謎のアレルギーで具合が悪くなったのは香りのせいだと思っているのでいろいろ知りたいんですよね。

音楽

一番初めに好きになったアーティストはゆずです。
高校時代はバンドブームだったので、Hi-STANDARDやGOING STEADYが大好きでした。
大人になってからはサムライチャンプルーというアニメを見て、その音楽のカッコよさに衝撃を受けました。
Nujabesという人を知って、ヒップホップってやんちゃなお兄さんというイメージしかなかったわたしの概念は大きく覆されたのです。
Lo-Fi Hip Hopというのでしょうか?わたしの周りに同じジャンルが好きだという人はいなくて、マニアックなアニメと音楽にハマります。

あとは、名前のふえこというのは篠笛という和楽器を吹いていたことがあったので、そんなあだ名をつけられました。

SNS

非日常のろうそく屋さんとしてInstagramTwitter、BASEでのネットショップYouTubeチャンネルがあります。
そちらでは、あくまでも非日常の世界からの発信という事で個人的な事はあまり書かないようにしていたのですが、よく見られているのがInstagramなので最近は少し個人的な内容の文も載せるようにしてみました。

ろうそく屋のtwitterは営業担当のキャラクターである便利屋のサトウが主につぶやきますが、中の人はわたしですのでご容赦ください。

このnoteに紐づいているtwitterはろうそく屋のアカウントにもリンクできるようになっていますが、眠いとか、これほしいとかの個人的な事を主につぶやいています。

このnoteは物語を書いたり日記を書いたり、キャンドルの詳しいことを発信するのに使っていますが、コメントにあまり気付かなかったり反応が遅いので何かあったらSNSのDMからお気軽にご連絡ください。


あとがき

今年は無理をせずに、作りたいものを優先して作る。を目指したいと思っていたのですが、自分の性格上頂いた依頼をなかなか断れず、恒例となっている行事は絶対にやりたいし委託販売先にも新しい提案をしていきたい…などと考えていると、もうすでにキャパオーバーの領域に片足を突っ込んでいます。

リアルな話をすると、今は活動資金不足のためこれまでろうそく屋メインにしていた仕事を生活費を稼ぐ仕事メインにシフトしたというところ。
この波はけっこう頻繁に訪れてきて、わたしが仕事をコロコロ変える原因の一つとなっています。

何でキャンドル作家になったのかなどは、この辺りを読んでいただければ幸いです。


▼ちょっと重いけど読んでほしい話はこちら

ということで、最新版の自己紹介でした。

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