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#29 集団指導か個別指導か Part2 集団指導について

 こんにちは、英語講師のふえです。
 前回に引き続き、個別指導と集団指導の比較記事です。シリーズ第2弾の今回は、集団指導について書いていきます。、今回の記事だけでも集団指導のメリット・デメリットはわかるようになっています。が!前回記事からお読みいただけると嬉しいです!笑


①他の人と一緒に学習するということ

 まず個別と集団の明らかな違いは、当然ですが自分以外の学習者も同じ空間にいるということです。これはメリットにもデメリットにもなり得ます。
 先にデメリットからお話しすると、学習環境の良し悪しがコントロールできないということが挙げられます。例えば、教室にずっと無駄話をしている人、貧乏ゆすりをしている人、風邪気味でずっと咳き込んでいる人がいたら、気が気じゃないですよね。このように、ある種のノイズが教室には存在し得ます。
 そうは言ってもメリットもちゃんとあります。それは、仲間がいるということです。「あいつも頑張ってるから俺も…」というように、人がいることがモチベーションにもなりますし、人に見られているという意識が、より勉強に向かわせてくれます
 社会人の読者の方は特に感じられるかもしれませんが、大人になってから集団指導を受けることは社内研修とか、年に数回程度ですよね。人と学べる時間って貴重だったんだなぁ…と思ったりするわけです。少なくとも、私はそんなことを考えて感傷に浸ったりしました笑

②時間、遅れへの意識

 例えば個別指導に5分遅刻しても、到着したタイミングから指導を始めてもらえますよね?というかそうせざるを得ない。一方、集団指導は開始時刻が必ず厳守されます。それにより、時間やスケジュールの管理をより厳密に管理するようになります。
 さらに、欠席した場合はどうでしょう?個別指導ならばどれだけ休んでも前回来た日の続きからです。しかし、集団指導の授業は毎回進んでいきます。良くも悪くも、休めないプレッシャーがあるわけです。

③話の聞き方

 どれくらい授業に耳を傾けるかというところにも差が出ます。例えば、「みなさん聞いてください!」と言われるのと「そこの白いシャツを着ているあなた、聞いてください!」と言われるのでは、当然後者の方が自分ごととして捉えますよね。これは、話のベクトルがどれだけ強く聴き手に向かっているのかという違いになります。
 集団指導では、講師の腕前にもよりますが、どうしても全体に向けた話し方になり、受講者は自分ごととして捉えられなくなりがちです。しかし、こういった状況でも自分ごととして聴こうと思える受講者は強いですね。
 一方個別指導では、マンツーマンで話しているので、そのベクトルの強さが段違いです。もちろん講師は受講者1人だけに対して話しているので、明らかに自分ごとになります。

④レベルの違い

 集団指導では集団のレベルに合わせた授業になります。ある程度同じレベルの人が集まっていればいいのですが、レベルに乖離がある場合は効果のある人が限られてしまうのが集団指導の難しいところです。
 自分のレベルと集団の中間くらいのレベルに差があると、授業についていけないとか、簡単すぎて受ける意味を感じないとか、そういった状況になりがちです。講師側で受ける意味を誰もが感じられる授業を作ればいいのですが、それができる講師はなかなかいないのが現実です。「あのレベルの高い人に追いつきたい!」と考えて頑張れる人にはいい環境かもしれませんね。
 似たようなことを宿題に関する記事でも書いているので、良かったらそちらも読んでみてください。

 今日はシリーズ第2弾として、集団指導の特徴について書きました。個人的には、やはり一緒に頑張る仲間がいるというのは精神的に重要な要素と思っています。学校等の集団でないとできない活動などもありますし、やはり人が同じ場所に集まることには価値があります。
 次回はこれまでの2回分の記事を踏まえて、なぜ私が個別指導で起業したいのか、その理由について書いていきます。

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次回更新は7月30日(火)正午の予定です。

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