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好きな人がたくさんいる僕の、「夫婦円満のヒケツのようなもの」

今日は、僕と奥さんの結婚記念日です。5年目になるらしい。
ふだんは結婚記念日なんて意識したこと全然ないのだけど(全く忘れている年もある)、今年はたまたま思い出したのでステーキ食べてお祝いしてきました。

世間では、夫婦の仲がいいのは最初のうちだけだ~みたいな話をよく聞くけれど、我が家では新婚の次の日と今日とで、何ら変わらずラブラブ。
今日だって、朝、目が覚めて隣に奥さんが寝ていることに気づいて「お互いに好きで夫婦になっているなんて奇跡みたいだなぁ」なんて思ったり(自分で書いてて恥ずかしい……)。

一方で、僕は世間一般的な「理想の旦那さん像」からは程遠い。
そもそも僕は奥さんを養ってないし(財布は別で生活費は折半、自分が買いたいものは自分で買う)、婚約指輪どころか結婚指輪も結婚式も新婚旅行も全部やってないし、相談せずに仕事を変えたり辞めたりもするし、記念日はたいていスルーするし、夜には奥さん以外の女の子といちゃいちゃメールを送りまくってるし、なんなら休日に奥さんを家に置いて恋人とラブホテルデートしに行ったりする(笑)。

それなのに、他の人から「二人は理想の夫婦です」とか「煉さん夫婦を見ていると穏やかな気持ちになる」とか言ってもらえることも多いので、ここでひとつ、僕なりに「なんで僕らは仲がいいままなのか」を言語化してみよう。

ちなみに先に断っておくと、僕らのこの在り方は「こどもがいない夫婦だからこそできること」なんだと思う。
僕はこどもを育てたことがなくて、今後もおそらくこどもはつくらないだろうと思うので(たぶん)、こどもがいる人のことはなんとなく想像する以上のことはできず、本当の意味では理解できていないだろう。
だから僕らの生き方を誰もが参考にできる、なんてことは決してなくて、あくまでも「僕らはこうしていて、とても満足している」ということを話そうと思うので、そのつもりで読んでほしい。

【目次】
1.「運命共同体」じゃない
2.「永遠の愛」は誓わない
3.考えや好みは同じじゃなくていい
4.ネガティブなことも隠さない


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