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ジャスミンの花だけを使った贅沢な「ジャスミン花茶」

ジャスミン「茶」とジャスミン「花茶」


皆さんは、ジャスミンの花だけを使ったお茶を飲んだことがあるでしょうか?

「花」だけのお茶です。
え?ジャスミン茶と何が違うの?って感じですよね。

実はジャスミン茶は、茶葉にジャスミン香りを移したもの。茶葉の苦味とジャスミンの香りが相まって、スッキリ、さっぱりして美味しい、一度は飲んだことがあるあのジャスミン茶です。

一方、「ジャスミン花茶」は、その名の通りジャスミンの花だけを贅沢に使ったお茶。
茶葉を使用していないためノンカフェインとういう点も特徴。お茶特有の苦味が無く、ほんのりとした甘さと、芳醇な香りだけを楽しむことができるお茶です。

まさに「飲むアロマ」と言えるでしょう。

最近中国では、美意識の高い女性たちの間で「ジャスミン花茶」への関心が高まってきています。

fuacha(ファーチャ)はいち早くこのジャスミン花茶に注目し、ブランディング商品化しました。

ジャスミンの花だけを贅沢に使用したお茶

そもそも「ジャスミン」という言葉はペルシャ語の「ヤースミーン」=「神様からの贈り物」という言葉から来ており、ペルシャ湾・アラビア半島付近が原産ではないかと言われています。

中国ではジャスミン茶のことを茉莉花(モーリーファーチャ)と呼び、華北省の方では「香片(シャンピェン)」と呼ばれているそう。それが沖縄に「さんぴん茶」と伝わったと言われています。さんぴん茶とはジャスミン茶のことだったんですね。

以前記事で紹介した「なつめ」と同様に、ジャスミンもシルクロードを渡って中国に運ばれ、それが日本にまで伝来したのかと考えると、シルクロードって本当にすごいですよね!

因みにジャスミンの精油(エッセンシャルオイル)は超高級。
なぜならジャスミンの花700kgから取れる精油は、なんとわずか1kg程度!

手に入りやすいものは他のオイルで希釈されていたりするので、純粋なジャスミンの香水やオイルは貴重で高級なのです。

そう考えると、100%天然の香りを楽しめて、体にも良いジャスミン花茶が、中国で注目を浴び始めているのも納得です。

広西省チワン族自治区横県産のジャスミン花茶

fuachaのジャスミン花茶は中国広西省チワン族自治区にある横県(おうけん)という地域のものを使用しています。広西省チワン族自治区はベトナムの国境に隣接する自治区。

赤い部分が広西省チワン族自治区
wikipediaより

私たちが想像する中国人の顔立ちをしている漢民族は全体の約60%で、後の40%はチワン族を含む少数民族で成り立っています。

チワン族の女性
wikipediaより

横県は「ジャスミンの郷」と呼ばれ、ジャスミンの原産地として国から「国家地理標識保護産地」と認定されています。その生産量はなんと、中国国内シェア80%、世界シェア60%を占めており、中国国内最大の生産&加工地です。

台湾や宮古島あたりと同じ緯度に位置しており、典型的な亜熱帯モンスーン気候。夏が長く平均気温が高い、降雨量が多く日光も十分、肥沃な土壌という、ジャスミンに最も適した環境で育てられています。

ジャスミンの開花の最盛期は8月。香りが最も強くなるというのが、真夏の炎天下。横県ジャスミン農家の方々は、炎天下の中、小さな小さなジャスミンの花を一つ一つ丁寧に摘み取ります。

ジャスミンを収穫する女性たち


半開きの花を摘み、天日干している間に満開を迎えます。その後、120℃で3回高温乾燥をさせ、香りを閉じ込めます。
緑の茎の部分は独特のえぐみが出るため、丁寧に手作業で取り除き、花の部分だけを残します。
香料、添加物、色素を一切使用せず、天然のジャスミンの香り100%を閉じ込めた、こだわりのジャスミン花茶の完成です。

fuachaのジャスミン花茶は、過酷な環境の中、生産者の方々が手間ひまかけて生産しています。

緑の茎部分を手作業で丁寧に取り除くと
えぐみが無くなる。


私のおすすめの飲み方はジャスミンローズティー!
マグカップに、fuachaのばらの花冠茶を1つ、fuachaのジャスミン花茶を小さじ1入れて、熱湯を注ぎ5分蒸らします。
ジャスミン単体でも十分美味しいですが、そこにローズが入ると更に香りが高くなり、リラックス効果倍増です。夜寝る前に飲むと気持ちがほわっと和らぎ、極上のリラックスタイムを味わえるのでおすすめです〜!


ジャスミンの香りの効果

このジャスミン花茶、「これ、本当にお花だけなの?!」とびっくりするくらい香りが高いんです。味はほんのりと甘く優しい、お湯は淡い黄色に色づきます。

「花の女王」と呼ばれるほど華やかで甘い香りが特徴のジャスミン。
リラックス効果が高く、イライラ、軽い鬱、不眠多夢などを改善し精神を安定させる作用があります。中医学的にジャスミンは「温性」の食材。生理不順、食欲不振、胃もたれにも有効とされています。

女性は、月経周期、産後うつ、更年期障害などで心身ともに何かと不安定になりやすいので、積極的に取り入れたいですね。

因みに、以前の記事でクレオパトラはバラを愛用していたと紹介しましたが、実はジャスミンも愛用していたそう。
本当にクレオパトラって美意識が高いんです。ジャスミンには催淫作用があり、古代では媚薬として使われていたそう。クレオパトラもジャスミンの香りを纏い、カエサルやアントニウスを惹きつけ落とすことで、自分の国を守っていたのかもしれませんね。


↓こちらは5月頃販売スタートの予定です。

以上、fuacha(ファーチャ)プロモーションマネジャーのかおるでした!


参考baidu百科「横州茉莉花」
わかさ生活HP わかさの秘密「ジャスミン」

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