「クレヨンしんちゃん」私が思うベスト5エピソード
日刊かきあつめの今回のテーマは、#私を構成する5つの漫画。
私は子供の頃から本が好きで、漫画はあまり読んだことがありません。そんな私が、唯一といっていいほど熟読した漫画が「クレヨンしんちゃん」です。なんてったってしんちゃんがかわいいし、下ネタが面白いから！(笑)
コミックはほぼ全巻持っていて、大人になった今でもたびたび読み返しています。
お気に入りのエピソードは何回も何回も読んでいるので、私のユーモアセンスを構成する漫画といっても過言はないですマジで。
クレヨンしんちゃんといえば、「主人公しんのすけと野原家の日常をコミカルに描いた漫画」というイメージが強いですよね。ですが、コミックを全巻読み込んでみると、童話のパロディや異世界でしんちゃんが活躍する（劇場版に近い感じ）お話も結構あって、私はそれがすごく好きなんです！
古今東西、どんな世界でどんな状況に置かれてもマイペースに生き抜くしんちゃんの姿に、幼少期からめちゃくちゃ影響を受けてきました。
そこで、私が好きな「フィクション色が強いクレヨンしんちゃん漫画」をランキング形式で5話ご紹介したいと思います。
5位：第21巻収録「しんちゃんの花さかじじい」
かの有名な「花さかじじい」をモチーフにした作品です。元の話は、皆さん大体ご存じかと思います。
クレヨンしんちゃん版では、普段の話では幼稚園の同窓であるネネちゃんとしんのすけが老夫婦になって登場。その2人に飼われることになり恩義を感じた犬のシロが「ここ掘れワンワン！」をしますが、欲が無さすぎる2人にはその意味が上手く伝わらず、シロは苛立ちます。
その様子を盗み見た隣人の意地悪氏に財宝を横取りされそうになってしまいますが…。
ストーリーやギャグが面白いのももちろんですが、お話の最後にシロが悟った「あること」が深イイんです！
4位：第6巻収録「クレヨンしんちゃんアクション仮面VSハイグレ魔王」
しんのすけが敬愛する架空のヒーロー「アクション仮面」と、全ての人をハイレグにするというとんでもない野望を持った「ハイグレ魔王」との闘いを描いた作品です。※しんちゃんがハイレグをハイグレと言い間違えるので、ハイグレ魔王です。
ハイレグという言葉に時代を感じますが、それもそのはず、この第6巻が発巻されたのは1993年。ちなみに私はまだ生まれておりません(笑)ハイレグとブラジリアンビキニの何が違うのかイマイチわからない！
突飛な設定とストーリーの面白さに加え、詳しくは作品を読んでもらいたいのですが、SF的な要素もあって強く印象に残っている作品です。
初期の作品なので絵も古めです！そのあたりも、今見るといろいろ面白いですよ。
3位：第13巻収録「しんちゃんとシン・デレイラ」
クレヨンしんちゃんには、シンデレラのパロディもあるんです！
不幸な身の上のシン・デレイラが、しんのすけと共に意地悪な家族のもとでハウスメイドとして働きます。
原作と同じく、シン・デレイラが王子の舞踏会に行き、2人が恋に落ちて王子がシン・デレイラを探します。
原作ではガラスの靴のサイズでシンデレラが判明しますが、クレヨンしんちゃん版は、なんと足の臭さでシン・デレイラが判明(笑)
このようにギャグ要素も多いですが、逆境にめげずいい意味で図々しく生きるしんのすけとシン・デレイラの姿に学ぶことの多い作品です。
2位：第20巻収録「流れ板しんのすけ」
漫画「流れ板七人」に着想を得たと思われる、料理人のお話です。
「流れ板七人」のことは正直存じ上げないのですが、ウィキペディアによると全国をさすらう料理人を描いた漫画のよう。
「流れ板しんのすけ」も、しんちゃんがさすらいの料理人として登場します。
決して料理の腕がいいとはいえないしんのすけが、ひょんなことからプロの料理人相手とバトルすることになってしまいます。明らかにしんのすけ不利と思われた戦いでしたが…！
バトルでしんのすけが作った料理、ぜひ食べてみたい…。
1位：第22巻収録「バンパイアvsしんのすけ」
第22巻には怪奇幻想シリーズが何話か収録されています。どの作品も傑作だと私は思っているのですが、特に面白かったのが「バンパイアvsしんのすけ」です！
クレヨンしんちゃんのコアなファンにも、初心者にも読んでいただきたいと思うくらい素晴らしい作品だと私は思っています(笑)なぜなら、野原家＆しんちゃんのマイペースとおバカさが全面に出ている作品だからです。
偶然バンパイアの館に宿泊することになった野原一家。普通の人間なら当然バンパイアの餌食になってしまうはずですが、野原一家は持ち前の図々しさでバンパイアを圧倒します…！
「周りに気を使わない＝正義」を証明してくれるかのような、変な勇気の出るお話ですw
なにかと気の使うことの多い現代社会…。
異世界だろうと昔話の世界だろうと、どこでもマイペースに躍進するしんちゃんの姿に、元気と勇気をもらってみてはいかがでしょうか？
編集：アカヨシロウ
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