できればうっかり逝きたい
ひとり暮らしのわたしがもし自室で死んだら発見が遅れるだろう。
誰がわたしの遺体を発見するのだろう。
仕事をしていれば何の連絡もなしに姿を見せなくなったわたしを訝しんだ上司が直接訪ねてくるだろうか。
しかしわたしが死んでるとなればインターホンを押しても当然返答がなくすごすごと帰る他ない。
まずは緊急連絡先として提出している先に連絡するかもしれないな。
その時わたしの緊急連絡先は一体誰になっているのだろう。
今は父親の名前を提出してある。
幸にして両親は健在である。40代ともな