市川円

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市川円

ライター・編集|産業カウンセラー|noteではライターチーム「かきあつめ」でお題に沿った文章を定期的に書いています

マガジン

  • 日刊 かきあつめ

    • 993本

    駆け出しのライターたちが、(ほぼ)毎日更新していく共同マガジン。 ※最近は「月水金」更新となっております。 今回のテーマは「#ヘアースタイル」です。

  • 現場で活かせるSEO

    WebライターやWeb編集者として培った、実践的なSEOライティング&SEOマーケティングについてまとめています。

最近の記事

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1歳子育てフリーランス兼業主夫のある1日

テーマに沿って、思い出せる限り今日やったことを書いてみよう。 ――― 6時過ぎ、リビングで起床。息子の夜泣き担当はリビングで寝るのが我が家のルールである。昨晩は夜泣きがひどく、いつもより布団から起き上がるのがしんどかった。 6時半、息子のおむつを替え、着替えさせてから、食事の準備をする。準備といっても、冷凍のごはんをレンチンして、レトルトの幼児食を取り分けて軽く温めるくらいだ。少し前まで手作りで頑張っていたが、ここ最近はもっぱらレトルト頼りである。楽だし栄養もしっかり摂

    • 投資界隈のうさんくさい事件を紹介する

      最近、投資メディアに参画する機会があり、日々、さまざまな投資についてリサーチしている。 調べたり、話を聞いたりする中で常々思うのが、「この業界うさんくさい情報多すぎるだろ」ということである。平たく言ってしまえば、詐欺みたいな商品やサービスが横行しているのだ。私自身は投資に回す金もないので心配ないが、友人・知人が被害にあったらと思うと結構ゾッとする。 そこで今回は、やるならやるでもうちょっとちゃんとした投資に手を出そう、という注意喚起の意味を込めて、個人的に興味深かった投資

      • 惣菜や冷食に頼る罪悪感とメンタルヘルス

        子どもが生まれてから、惣菜や冷凍食品に頼る機会が増えた。利用するたびにふんわりとした後ろめたさのようなものがあって、なんだか言い訳したくなる。しかし冷静に考えて思う。それの何が悪いんだ? とりあえず、出来合いのもののほうが手作りよりお金がかかりやすいのは確かだ。調理を委託しているぶん、料金が上乗せされるのは当たり前である。 でも、いまどき手作りだって節約するには限度がある。安い食材を探し回る手間も馬鹿にならないし、中途半端な量を残して廃棄でも出せば、余計なコストがかかるし

        • バカンスのたびにペットを捨てる人々

          このタイミングにも関わらず、あえて「パリ五輪」でなく「パリ」をテーマにしているあたりが我々のマガジンらしい。ただ、「パリ五輪」にされても困っただろうなと思う。 パリ五輪は、YouTubeでブレイキンの試合を一部見た。印象的だったのは、日本代表であるHiro10(ヒロテン)の、自身の敗退が決まってからのパワームーブだ。私のような門外漢が見ても圧倒される迫力あるダンスだったが、さすがにそれだけで記事にするのは気が引ける。どう考えても、実際の動画を見てもらったほうがいい。 1分

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        1歳子育てフリーランス兼業主夫のある1日

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        記事

          早く息子とまた川へ遊びに行きたい、という話が書きたかった。

          例年なら、こんな暑いなか外へ遊びに出かけるなんて正気の沙汰ではないと、こぞってレジャーへ出かける人々を心の内で蔑んでいた。冷房完備の室内でゲームでもしていたほうが安全だし、有意義だと。しかし、今年は違う。早く川へ遊びに行きたくて仕方がない。 8月の頭、家族で初めて近所の川へ遊びに行った。これが感動的に楽しかった。ところが、到着した時間がすこし遅く、息子の着替えすら持っていかなかったから、思う存分遊べず不完全燃焼だった。早くこのときのリベンジがしたいのだ。 今度こそ全力で遊

          早く息子とまた川へ遊びに行きたい、という話が書きたかった。

          毎日が終活

          「もし今日が最後の日だとしても、いまからやろうとしていたことをするだろうか?」 スティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の卒業式で行なったスピーチにおいて披露した問いかけだ。彼は17歳のときにこの言葉に出会ってから、毎朝鏡に向かってこの問いかけを繰り返したらしい。そして、ノーが続くようなら、つまり最後の日であればやらないはずのことをやる日々が続いているなら、それは生き方を見直すタイミングと捉えていたそうだ。 ジョブズに倣ったわけではないが、私も人生のある頃から同じ問いか

          毎日が終活

          「リベンジ長風呂」をやめたい

          最近、一人で風呂に入る機会が増えたのだが、20分ほどの貴重な自由時間をすこし持て余している。息子が生まれて2年半の間、彼をお風呂に入れるのはもっぱら私の役割だったから、久しぶりの一人風呂でどうしていいかわからないのだ。 ギャンブル漫画の金字塔であるカイジのスピンオフ作品「中間管理録トネガワ」の主人公トネガワは、会長に振り回される日々の中、降って湧いたわずかな空き時間を万全の体制で迎え撃つ。「小休止」をテーマに描かれた特別編では、30分の休憩時間に昼飯、おやつ、午睡を見事にこ

          「リベンジ長風呂」をやめたい

          この辛さを、ロボットにどうにかしてもらえたら。

          先月、飼っていた猫が亡くなった。老衰ではない。原因不明の心停止。9歳だった。人で言えば50歳を過ぎたころ。ほどほどに生きたが、死ぬには早い。体調面の不安は一切なく、その日もよく食べ、よく動いていた。最後にベッド脇で伏す姿を見たときも、珍しい格好で寝ているなとしか思えなかった。すでに心臓が止まっていた。最寄りの動物病院へ車を走らせたが、結局、どうにもならなかった。 しばらく、妻と二人で泣いた。ときに子どもも一緒になって、家の中で事あるごとに思い出しては、身を寄せ合って泣いた。

          この辛さを、ロボットにどうにかしてもらえたら。

          サンシャイン池崎のおすすめ動画を紹介する。

          サンシャイン池崎が好きだ。彼の代表作と言えばやはり「自己紹介」ネタである。 空前絶後引っ張って引っ張って、最終的に自分の名前を叫ぶ。それだけのネタなのに、何回も見てしまうし、何回も見れてしまう。それもそのはずで、実はこのネタは養成所講師も務める座付き作家とコンビで作ったもの。ネタの作り込みは折り紙付きというわけだ。これ一本で一気にお茶の間に浸透した実績は伊達ではない。 記憶喪失勢いだけの芸風という印象が強いかもしれないが、実はこういうお笑いIQ高めのネタもやっている。

          サンシャイン池崎のおすすめ動画を紹介する。

          ローラーブレードで走り回った思い出は、すこし苦い。

          子どものころ、ローラーブレードを買ってもらった。小学5年生か、6年生のときだったと思う。前輪と後輪が2つずつあるローラースケートではなく、アイススケートの刃みたいに縦一列にタイヤが並んでいるやつだ。テレビCMを見たのか、近所の子が履くのを見たのか、きっかけは覚えていない。全体がツヤのある黒いプラスチックで覆われていて、留め具だけ紫のデザイン。私が気に入ってそれを選んだのか、親が選んだのか、はたまたそれしか店頭に置いていなかったのか、その辺りのことはやっぱり思い出せない。思い出

          ローラーブレードで走り回った思い出は、すこし苦い。

          「地方移住」ってどこから?

          地方移住。以前、YouTubeで関連の動画を見た覚えがある。あれはいつごろだったか。履歴を遡ってみたけれど、見つからない。乏しい記憶を頼りに検索してみると、見覚えのある動画を1つだけ見つけた。これだこれだ。 この動画は2021年5月に公開されたもの。少なくともこのころは地方移住に興味をもってあれこれ見ていたようである。 安い家賃。広い家。緑豊かで静かな環境。 都会では得難いものばかりで、魅かれる気持ちは変わらずある。でも今は、ここまで山奥に移り住みたいとは思わない。

          「地方移住」ってどこから?

          若者には「好きにやってごらん」とだけ言いたい

          若者へ伝えたいことは、「好きにやってごらん」である。それ以外に言いたいことも、言うべきと思うことも、ない。この言葉しか言えないが、しかしこの言葉だけは強く言いたい。 数年前から、本業の傍らメールカウンセリングを提供している。勉強しているころから薄々思ってはいたが、仕事でカウンセリングをするようになり、この言葉が必要な人が多いことを実感した。 好きにやってダメなら諦めもつくけれど、誰かに言われたとおりにやってダメだったときは、どうしても呪ってしまう。呪えば一時的に胸はすく。

          若者には「好きにやってごらん」とだけ言いたい

          胸糞が悪くなりたいときにおすすめの漫画

          『グリマス』を読んだ。 「最近読んだ漫画」というテーマで文章を書くにあたって、真っ先に思い浮かんだのがこの作品だった。でも、書けなかった。いや、書きたくなかった。この作品について書くこと自体、なんだかはばかられた。この作品を取り上げることによって、誰かの気分を害すると思ったのだ。 だから、他の作品について書けないかと1か月ほど思案してみた。しかしどうにもうまくいかない。別の作品をテーマとして3つの文章を書いたが、どれも書き切るほど集中できなかった。 結局、最近読んだ漫画

          胸糞が悪くなりたいときにおすすめの漫画

          対面だと見積もりが甘くなるのをやめたい

          先日、普段あまりやらないマーケティング関連の仕事を受注した。その作業にかかる工数の見積もりが甘く、ヒーヒー言っている。フリーランスになってから幾度となく訪れるこの瞬間を、やめられるものならやめたい。 これを書く今もその仕事は終わっていない。なかば現実逃避でこちらを先に書いている。皮肉なことに、こういうときは筆が走る走る。このテーマで書くネタを得られたことは幸いだが、やっぱりやめたい瞬間には変わりない。 ちなみに、見積もりが甘かったことで先方に迷惑をかけるわけではない(だか

          対面だと見積もりが甘くなるのをやめたい

          急な運動にご用心

          普段、運動らしい運動を一切しない。暖かい季節には保育園の送迎や買い物で歩いていたが、寒くなってからは車移動が当たり前になってしまって、いよいよ運動不足が深刻化している。 とはいえ、全く身体を動かしていないわけではない。毎週末、2歳になった息子を連れて近所の公園に行く。公園までの道は車通りが少ないのでそれなりに自由に歩かせるが、ついていく大人は油断できない。車や自転車を避けるため、とっさに抱っこすることもしばしば。しかし、それが運動になっているかというとそうでもない。身体より

          急な運動にご用心

          なにもかも「子」が中心の一年だった

          息子は、この12月で2歳になる。子どもを育てるまでは、1歳と2歳の違いすらよく分からなかった。けれど、いまならよく分かる。何が違うというか、何もかも違う。1歳までは「赤ちゃん」の趣きが強かったが、2歳に近づくにつれ、彼は確かに「人」になってきている。 まずは食べ物。1年前は、まだ流動性のある離乳食を卒業したばかりで、やわいものでないと食べられなかった。最近では、ちょっと焼きすぎて硬くなったトーストの耳なども、がんばって食べる。逆に、べちゃっとした食べ物はあまり好まない。味覚

          なにもかも「子」が中心の一年だった