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父の日のプレゼントに迷ったら、黄色い花を贈ろう!【ひまわり・バラなど】

日刊かきあつめの今回のテーマは「父の日」。今年はもう終わってしまいましたが、6月第2日曜日は父の日ですね。お父さんに渡すプレゼントに迷ったときは、花を贈るのもいいかもしれません。

花を贈るのは、父の日より母の日のカーネーションのイメージが強いかもしれません。しかし、意外にも父の日向けの花ギフトも結構出回っているんです…!

そしてどうやら、父の日のギフトには黄色い花がおすすめされているようです。今回は、お父さんにプレゼントするのにはどんなお花がおすすめか、なぜ黄色い花なのか、簡単にご紹介したいと思います。

父の日前の花屋をのぞいてみる

父の日2日前の金曜日に、青山フラワーマーケット某店をのぞいてみました。

ちょうど一カ月まえの母の日前後には、カーネーション・アジサイなど母の日向けギフトが前面に押し出され、盛り上がりをみせていたお店ですが…

特に父の日向けっぽい花は置いていないのか?と一瞬思ってしまったほど、母の日と比べてこぢんまりとした品ぞろえでした。

唯一、「PAPAFUL」という、ひまわり中心のミニブーケがありました!父の日当日になれば、もっと大々的にアピールされていたのかもしれません。

母の日は、ブーケなどの切り花に加えて、カーネーションやアジサイの鉢物もたくさんありましたが、父の日はこのブーケのみ。

ガーデニングが趣味のお父さんでもないと、鉢物をあげてもお世話できなくて困ってしまうからなのかな…と想像してみました。

想像通り、母の日と比べると、いまいち盛り上がりに欠けている感じがたしかにしました。

父の日に黄色い花がおすすめされている理由

父の日用花ギフトは、母の日と比べると圧倒的に少ないようですが、なにも父の日専用のものでもなくても、プレゼントできるはず。

母の日は赤・ピンクのカーネーションが定番ですが、父の日には黄色い花がおすすめされているようなんです。青山フラワーマーケットに置いてあったミニブーケも、黄色のひまわりがメインでしたね!

なぜ父の日には黄色い花なのでしょうか?

これには、日本ファーザーズ・デイ委員会が実施している、父の日の「イエローリボンキャンペーン」が関連しています。

イエローリボンキャンペーンの存在すら知らなかったのですが、キャンペーンの一環として行われている「2019年ベストファーザー賞」には、書道家の武田双雲氏や俳優の佐藤二朗氏らが選ばれていました。

武田双雲って結婚してたんだ!しかも子どもいたんだ!と、驚いたのは私だけではないはず…(笑)

話をもとに戻して、日本ファーザーズ・デイ委員会ホームページには、黄色いリボンの由来についてこんな説明がありました。

イギリスでは古来、「黄色」は身を守るための色とされていました。「黄色」がアメリカに渡って「黄色いリボン」となり、「愛する人の無事を願うもの」となりました。黄色にはステキな意味があります。 『うれしさ』『楽しさ』『暖かさ』『幸せ』『富貴』『希望』『向上』などがそうです。
黄色を好む人の性格は 、『世の中の人の役に立ちたいと願う豊かな心』『喜びに溢れる快活な心』『進歩的で未知な物を志向する心』『新しいより良い可能性への道を求める心』などを合わせ持った人が好む色と言われています。「黄色いリボン」は国際的なシンボルです。オリンピックの五輪のマーク(青・黄・黒・緑・赤)のように不変のものです。

そんな黄色いリボンに想いを託して、父の日には黄色いリボンを添えた贈り物をしましょうということです。

それが黄色い花を贈る風習につながったのですね。

父の日ギフトにおすすめな花

なぜ黄色い花なのか、由来がわかったところで、父の日に贈るのにおすすめな花をご紹介します。

ちょうど6月に出回る黄色いお花をピックアップしてみました!

※手もとに写真のないお花を、参考にAmazonの商品リンクでご紹介します。花の画像を紹介する目的なので、種・球根なども含まれています!

ひまわり

ひまわりは6月~9月ごろの夏季に花屋や園芸店で特に多く出回るので、父の日に入手しやすく、とてもおすすめです。

大きな花からミニサイズまでさまざま。花言葉は「憧れ」「あなただけを見つめる」など。「憧れ」は、お父さんに向けた言葉にぴったりではないでしょうか。

日持ちに関しては、ひまわりの切り花を飾ってみたことがないのでわかりませんが、そんなに長くなさそう。ネットの情報では、4~5日くらい、うまくいけば7日間くらい持つそうです。

黄色いバラ

定番のバラ!黄色いバラも鮮やかで素敵ですよね。

黄色いバラの花言葉は「友情」「献身」「可憐」「さわやか」など。バラのみの花束でもいいですし、アレンジメントに数本入れてもきれいだと思います。

黄色いカーネーション

カーネーションというと母の日の赤いお花というイメージが強いですが、黄色いカーネーションも素敵ですよ。カーネーションは、赤や黄色以外にも花色や咲き方のバリエーションがとても豊富で、選ぶのが楽しい花です。

それに、花がかなり長持ちするので、切り花として楽しむのにもぴったりなんです。環境にもよりますが、1週間~2週間くらいはほぼ確実に花を楽しめます。

大抵の花屋には置いてあって、価格も中~低価格帯なので、入手しやすいと思います◎

ただ、黄色いカーネーションの花言葉は、なぜか「軽蔑」…。花言葉を気にされる人は、選ばないほうがいいかもしれません…。

黄色いアルストロメリア

アルストロメリアもおすすめ。黄色以外にも、ピンク・赤・白などさまざまなカラーのあるアルストロメリアは、長持ちするので切り花にはマスト!カーネーションと同じくらい、かなり日持ちしますよ。

黄色のアルストロメリアの花言葉は「持続」。幸せの持続、家庭の持続など、父の日にはぴったりの花言葉かもしれません!

南国風でかわいいですよね。よく花屋に置いてある花ですが、黄色はあまり見ないかも…。

黄色いガーベラ

ガーベラも、ミニブーケやちょっとしたギフトにはぴったりのお花です。赤・ピンクのイメージが強いですが、黄色も◎

鉢花としても育てやすいので、ガーデニング好きのお父さんに黄色いガーベラの鉢をギフトであげて、育ててもらうなんていうのもいいかもしれません!

黄色いガーベラの花言葉は「究極美」「親しみやすい」。

黄色いトルコキキョウ

トルコキキョウは花持ちがよく、花が大きくて華やかなのでギフトにはぴったりです。

とても不思議なお花で、ツボミは緑色~黄緑色なのに、開花とともにだんだん花の色が変化するんです!

本来、黄色い花を咲かせるトルコキキョウだったら黄色に、紫の花だったら紫に変わります。その様子が、魔法みたいで面白いですよ。

黄色いトルコキキョウの花言葉は「毅然とした態度」。

白・紫・ピンクなどが良く出回っていて、黄色はちょっと珍しいかもしれません。


ぜひ、父の日には黄色い花をプレゼントしてみてください!

編集:円(えん)

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