【読書メモ#14】本質を見抜く「考え方」 中西輝政(著)
こんばんは。
久々のnote更新となります。
今回は最近読んだ“本質を見抜く「考え方」”という本に関して
下記で心に残ったことを取り上げたいと思います。
■読もうと思ったきっかけ
きっかけは
1. 以前読んだ、山口周さんの著書の中で
この本がお薦めの一冊として挙げられていたこと
2. 普段仕事で課題解決に取り組む際、
本質的な問題はどこにあるのかを探るのに
この本がヒントを与えてくれそうだと感じたこと
3. KindleUnlimitedの対象になっていたこと
の3点です。
■【メモ①】自分の言葉を持たないということは、自分の考えを持たないということ
筆者はこの著書の中で
「言葉の貧弱さ = 自分の言葉を持たない」
即ち「自分の考えを持たないということ」と説いています。
自分の考えを具体化し他者へ伝えるには、
やはりそれ相応の語彙力が必要で、
そのためにも読書は不可欠だなと改めて感じました。
■【メモ②】迷うことは良いこと
迷うことは、優柔不断と捉えられ、
悪いこととして受け取られがちかと思います。
しかし筆者は、迷うことは考えが広がり深まるということであり、
最終的にはもっとも効率のよいことと説いています。
私自身も三十路手前ということもあり、
最近自分の今後のキャリアに関して迷うことが多いのですが、
迷いから逃げずに深く考えて最も良い選択をしたいと思います。
■【メモ③】数字や論理のトリックに惑われない
筆者によると、
説得力のあり過ぎる数字や論理は疑った方が良いとのことです。
理由は、先に結論ありきで進んでいる議論であるという可能性が高いからです。
自分の肌身感覚、皮膚感覚を信じて、
小さな疑問を見逃さないことが大切と本書では説いています。
■まとめ
ちょうど1年前、新型コロナウイルスが流行り始めた際
人々がメディアに扇動されて、
街中からトイレットペーパーが無くなったという珍事は
記憶に新しいと思います。
当時もニュースを見ながら感じたのですが、
日々ニュースやSNSから溢れる情報を
自分でなにも考えずにただ受け取るのではなく、
自分の頭で考えて咀嚼し、情報を汲み取ることが大事だなと
本書を読んで改めて感じました。
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