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キングダムで学ぶ最強のコミュニケーション力


どうもこんばんは。剛腕です。
今日もなんと本の紹介です。

いや成長ですね。本なんか1年で3冊くらいしか読まなかったのに、今年に入って何冊読んだ事か。

本当に、今までなぜ読んでこなかったのか。そう思うばかりであります。

さて今日は人気漫画キングダムを元に学ぶ最強のコミュニケーション力ということで

著者はトラストコーチングスクール、マザーズコーチングスクールの代表。馬場啓介さんです。

トラストコーチングは私が認定コーチを目指してるところの代表が馬場さんという事になります。

キングダムとは紀元前三世紀、7つの国が激しい争いを繰り広げていた中国を舞台に、主人公・信の活躍を中心に描かれている漫画です。

この作品はコミュニケーションを学んでいる馬場先生にとって最良の教科書とフォーカスしています。

剛腕なりに沢山いいことが書いてある中、抽出してまとめております。

詳しいことが知りたくなったという形は本書を手に取ってみてください。

コミュニケーション力の定義とはどんな事でしょうか?

話が上手な人?
ユーモアがある人?
聞き上手な人?

馬場先生の場合は



なんかまたあの人に会いたいな
それでもあの人を信頼したい!
あの人のためにも頑張りたい!

ではどうしたらというところで馬場先生は3つの姿勢が大切だと述べています。

人を上下、好き嫌い、ですぐ区別しない。
良い悪い、正しい正しくないで物事をすぐジャッジしない。
感情のコントロールが巧みで言動に安定感がある。

しかし実践するのは並大抵のことではありません。

著者では自分を客観的に見る能力の自己認識力が高まるにつれて視点の数が増え、圧倒的なパフォーマンスを発揮できる人になります。さらに視点が増えることでキングダムの登場人物たちが皆備えている究極の視点が得られます。

はいここからまとめたものを書いていこうと思います!


1.応援された者勝ち

富があろうと、なにかで1番になろうと応援の視線は送られてこない。誰かを応援したい気持ちはあり方から自然と生まれる。

・未来志向であること
・常に素直であること
・どんな局面でも自分と仲間を信じると決めていること

例)飛信隊の信、何者だ!?→天下の大将軍になる男だ。

飛信隊の信だ!馮忌を討ち取った信だ!
というのではなく

「天下の大将軍になる男だ」

ときっぱり言いきるところ。が最大のポイントです。

大前提を決めたもの勝ち

つまり、理想の像を見つけたらなりきり、まっしぐらにそこへ向かって進むだけ。

まさに大将軍を目指す信にとっての生きざまそのものですが、

アメリカのホテル王ヒルトンは、ベルボーイからスタートしたそうです。

ヒルトンはベルボーイがどのようにしてホテル王までになれたのですか?という質問に対してこう答えています。

ベルボーイからホテル王になったのではない。
ホテル王がベルボーイから始めたのだ。

目標とする未来像があるとはこういう事なのです。

人間は捉え方でコントロールできる唯一の生き物なのです。


2.それは信念か?決めつけか?

みなさん信念とはどんな意味ですか?

よくきくのは信念とは信じて疑わず守っていくものと多くの人は回答します。

決して間違いではありません。

立場がさまざまな人にきくと
私はこうあるべきだ。
母親はこうあるべきだと思う。
リーダーはこうでなければならない。

著者は多くのこういう方を見てきたそうです。
自分自身の基準で守るべきものを持ち、実践しているようです。

しかしこれが真の意味での信念と言えるかどうか。これまでの出会いの中で自分の決めつけを信念と思い込んでいる方が多く見られたそうです。

ここで信念と決めつけの違いをどう考えますか?

著者はこのように述べています。


信念にはその考えを持つことで、不快に思う人、傷つく人などがいるなどマイナス面も多角的にわかった上でこうだ!と堂々言える覚悟の思いが込められています。
決めつけにはここまでの覚悟や決意が含まれていません。こうである。こうでなくてはならない。意味がない。と決めつける。理由を聞くと。恩師が言っていた。好きな作家の本に書いてあった。という声が目立ちます。

まとめるとこれを貫くのに何があっても受け入れるという覚悟で決めたものが信念、そこまで深く考えずに選んだものが決めつけ。そう覚えてください。

例)信は黒羊の戦いで隊員が戦場での略奪をした。これらの多くの将軍は常識のように許しているが、漂と夢みてきた天下の大将軍はしないということ。自らの信念を貫くことで、自分と共に戦う隊員達も不利益を被る事を信は理解し覚悟の上で、チームを率いているリーダーの姿がある。

3.ジャッジせず話をきく

コミュニケーション力が極めて高い人やコーチとして抜群の能力を持っている人は例外なく、「人への影響力を発揮しようとしない人」
高い人ほど自ら人に影響を与えようとせず、自分のための会話を極力しない。

愛しい人をジャッジしていないか?

愛している人がいるならその人のコーチになれ。

ポイントは目線を一つに。

よく母親は子供に対し、あの友達はよくない、宿題やったの?ジャッジや管理ばかりしてしまう。

心配だからつい口を出してしまう。

「心」を「配」りすぎると「忙しい」人になってしまう。

心が亡くなった状態で子供と接しているわけです。

これでは傍らに寄り添って、一つの景色を観ているのではなく、子供を自分の中に強引に取り入れてしまっているに過ぎません。

大事な人には横に位置し同じ方向を見ながら進んでいる姿、正面から向き合うのではなく横に並ぶことによって人間関係が深まる。

4.大将軍に威圧感はない

本当に強い人は威圧感がありません。

威圧感は自分の弱さを隠すためのジャッジ思考から生まれます。

信念はあれど、自己認識力が高く、ヘタな思い込みや決めつけが少ない人物。

5.器の大きな人は自分を小さく見ている

あの大将軍を倒した李牧のお話です。

李牧が呂不韋に迫られるシーンがあります。

李牧は器の大きな人は自分を小さく見ている代表で、小心者だからあれこれ、小賢しい策を必死に練り上げ卑怯でも何でもいい、こちらが傷つかぬなら手段をえらばぬ。と答えているのです。

逆に自分のことばかり考えている人は、自分が大きく見えて態度が大きくなるのです。

謙虚さとは、より大きく世界を観て、より小さく自分が見えるようになることだと著者は述べてます。

そしてそれが自己認識力ということです。

李牧はみている景色が広ければ広いほど、そこに立っている自分の姿は小さくなっていくのです。

6.敬意の視点

相手が大切にしているものに敬意を払う。

広大な視野が瞬時の判断を生み出す。

視点の数が多く、広い景色が見えているからこそ、日頃から短期的な損得を考えず、勝利の利益を考えているからこそ咄嗟の判断に差が出る。

自分に自信があれば無駄な力が抜けて、顔の表情も和らぎ、人に不快感を与えません。

そう自然体といえばキングダムでいったら

蒙恬。

そして剛腕が好きというかこれ使おうと思った言葉があります。

これは輪虎を討とうと、信、蒙恬、王賁、3人で攻略法を話し合った時、

信が主張したことに対し、蒙恬は

「半分合ってて、半分間違っている」

というなんとも相手のプライドを傷つけない絶妙な言い回し。


ビジネスの場でも友人たちの会話でも、それは間違ってるとジャッジされたら、その途端耳を閉ざしてしまいそうになります。責められたような気になり自分を守ろうとしてしまいます。

先日私はこれを経験しました。なんでそう言い方なの?俺が正しい!!みたいな、久々あってこれかよ。昔から変わってないしなんだかジャッジされるのも嫌だなと。ましてや価値観が人と違うのは当たり前で人を尊重する様になったとか言ってたけどいやいやいやと思いすごく嫌な気持ちになりそうな反面、いやこれスコトーマで盲点だったからいいか!と思ってました、

あっ今蒙恬の話してるし、みたいな。また滑った久々登場スベリ剛腕。

はい切り替えます。

その先程言った蒙恬の言い回し。

半分合ってて半分間違ってる。

半分合っていると表現されたら否定された印象は受けません。自分のことを理解し認めてくれていると感じ。半分間違ってるほうにも耳を傾け会話が進んでいくことでしょう。

クッションをしっかり挟んで相手の意見に敬意を払い。

その上で伝えたい論点へ話を進める。

そしてもう少し、さらに会話に盛り込むこの蒙恬の技術は素晴らしいです。

ビジネスマンでの例

部下の作成した資料がひどい内容だったとしてもいきなり否定せず、まずはいい点を探し

箇条書きにしてくれたので読みやすい

などと褒めること

その後、ここをもっと掘り下げると、さらに要点が伝わりやすくなるかななどとヒントを示しましょう。

なるべく、「もしかしたら」「かもしれない」を使い言い切らない言い方をする事も大切です。

7.想定外の視点

想定外の視点、キングダムファンでしたら1発で分かるんじゃないでしょうか。

元野盗団を束ねていた桓騎将軍。

残虐非道な戦いに目を奪われがちですが、想定外の視点の持ち主です。

どれもすごい戦い方をしますがご紹介するのは函谷関の戦いでのこと。

敵軍だけでなく自軍さえも騙す奇策を講じました。

城壁の上で守備に当たっていた桓騎だったが、
劣勢を悟ると、敵が城壁を登るために使用している兵器の井闌車を逆に利用して、敵軍の真ん中へおりたち、目の前の敵を蹴散らし、敵軍の甲冑と旗を奪って、敵になりすませたのです。

長年戦場に身を置く武将たちさえ考えつかないような戦術を桓騎はいとも簡単に生み出し結果を出していくのです。

何事もとらわれが少なく自由だからでしょう。

最も効率的で勝てる策を練っているだけ。

視点の数が多くコミュニケーション力が高いからこそできるものでもあります。


はいここまでが簡単なまとめさせていただきました。

他にも王騎将軍や蒙豪将軍や騰将軍についてたくさん書いてあります。


剛腕流まとめをしたいと思います。

・未来のゴールで生きること
・視点の数を増やす自己認識力の高さ


この2つかなと思います。

未来に生きると、捉え方が変わります。

目の前の状況に対して損得の感情や、その日その時のベストを尽くします。

やろうと思ってやってるのではなく無意識でやっているのです。

なぜか?信の場合、大将軍になるから。

これが自分にも当てはめていくと、未来のゴールで生きていくことになると思います。

もう一つ、視点の数を増やすこと。一つの見方でしか見れないのと二つ、いや三つと視点の数が違うと世界がかなり変わると思います。

相手の立場に立って物事を考えたり、上司や部下、他にも色々な人の見方によって様々な捉え方や考え方があると思います。

そしてこれは自己認識力の高さからも出てくると思います。

自分のことを1番自分が理解する。

私はずっとアスリートだったのでこのことが1番大切かなと思います。

自分はどういう選手でどのくらいの力量なのか、相手に対してどうしたらいいのかなど事細かく考えれる選手が、上のレベルでも成功している選手が多いと思います。

そうすることによって自己認識力が上がり、視点の数も多いので最適解ができるとそう思いました。

はい。今日のまとめはこんな感じです。

本書にはもっとたくさんのことが多く書いてあります。

ぜひ手にとってみて読んでください!!


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