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公開が2年延期されて、ようやく観ることができた。

原作は司馬遼太郎の「峠」。文庫で上中下の3巻。

観終わった直後の感想。「エピソードゼロ作りたい!」。

映画は河井継之助が家老になった後のことを描いており、なぜ河井があのような考えに及んだのか、なぜ藩主が河井を引き立てたのかあたりに触れられていないから感情移入とかできないわけで。

京都だ江戸だ、それから忘れちゃいけない備中高梁だ、原作にあるあれもこれも盛り込みたくなる。

まったく予備知識ない人にはどんな風に映ったんだろう。何を描いているかすらよくわかんないかも知れない。

どうせなら舞台を小千谷談判だけに絞ったら良かったんじゃないかな。おすがもガトリング砲もいらない。「日本のいちばん長い日」みたいに、談判前後の24時間だけにするとか。どうだろう。

そもそも河井のでっかい器を2時間に収めようってのが無理な話なのかな。うーん。

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。