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書きたい気持ちはろうそくの火のようで

書きたいことがぽんっと思い浮かんでも。

だれかに伝えたくなることに出会っても。

何もしなかったら、文章や記事にはなりません。
文章にしないまま日々をすごしていたら、そのうち書かなくてもいいかと思ってしまう。

書きたいって気持ちは、ろうそくの火に似ているのかもしれません。
風がふけば消えてしまうし、放っておいても大きくなりません。


書きたい気持ちをろうそくの火にたとえるとしたら、
書かなくてもいいかと思ったとき火は消えるんだと思います。

書きたかったはずのことも、しばらくすると「書くのめんどうだな」なんて思ったりしませんか。
なんと言えばいいんでしょう。下書きの文章を見て、これはもういいかなって感覚になるんです。

そうやってろうそくの火が消えたとき、立ちのぼる煙にすこし後悔します。
しまったなあって。
書けば、文章にすれば、だれかに届くものがあったかもしれないのにって。


ちょっと話はそれますが、
どんな文章も、受けとりかたは読む人次第だと思っています。
自分にとっては未完成の文章でも、読んだ人に浮かぶ感情があるかもしれません。

何がおこっても不思議じゃないし、
そもそも、読んだ人の感情はわたしがどうこうできるものでもありません。

だからただ、届いたものが相手にとっていいものでありますようにと願っています。


そんなことを思いつつも、記事にできない文章ばかりがたまっています。
文章を書いてはいるけれど、投稿にまでたどりつけないのです。

無理に投稿することはないと、わかっているつもりです。
でも、投稿しないでいると、文章を完成させることが難しくなっていました。

そうやって、もたもたとしているうちに書きたい気持ちが冷めてしまう。
別に書かなくてもいいかなと、ろうそくの火が消えてしまいます。

もう一度、そのろうそくに火をつけることはできると思います。
でも、なかなかその気にはなりません。

・ ・ ・

「書きたい気持ちってろうそくの火みたい」

書きたいことと一緒にそうつぶやいたら、
「火をわけてください」とあたたかいコメントをいただきました。

びっくりしました。そんなふうに言ってくれる人がいるんだと。そうして、それがなによりうれしかったです。


いま、どうしても書きたいことがひとつあります。
正確にはふたつなんだけど、もうひとつは20代の宿題みたいなもの。ゆっくり取りくめばいいかなと思ってます。

だからいま書きたいのはひとつ。
「文章書いててよかったと心底思ったこと」です。

最近は、すきまの時間にそのことを考えて、書きたい気持ちを注意深くみまもっています。


この火が消えることなく、文章にすることができたら。
そのときはぜひお立ちよりください。

もし、火のおすそわけができたなら、
そしてほんの少しだけ、まわりをあたたかくできたなら。

そうなれたら、うれしいです。


・ ・ ・


追記(2021/12/25)

ようやく、「文章書いててよかったと心底思ったこと」が書けました。
よかった、書けて。


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