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「理想の環境」は人によって違うので、「環境は今の自分に最適化」をしましょう。

頑張っていること、頑張りたいことで成果を出したいなら、「リラックスできて落ち着ける環境」を知ることが大切だと思っている。

私自身、これまで秘密基地のような狭い空間で過ごしている時間が好きだった。

狭い空間にいると映画とか漫画、小説を読むとかゲームをするなど「インプット」については捗るから、昔から狭い空間を好んで一人で趣味を楽しんでいた。

自分だけの空間は周りを気にする必要がないため集中できるのだ。

しかしアウトプットとなると話は変わってくる。

誰かと話をするときには、会議室のような狭い空間よりもカフェのような広い空間のほうが捗る。自分が話たいことを伝えやすくなることに気づいた。

イラスト作成をしているときも、ブログで文章を書いているときにも図書館のような空間にいるだけで、いつも以上に捗ってしまう。

それからインプットとアウトプットでは空間を意識したほうがいいと気づき、ずっと実践している。

勉強や読書をするときに移動中のモノレールの中、車の中、トイレの中、布団の中、自分の部屋の中などだ。

場所を変えるだけで集中力は増えて、頭にスッと入ってくる。映画やゲームなども同じで、できるだけ狭い空間でやることでより感情が動くようになった。

ブログ更新や資料作成、雑談や運動などのアウトプットはできるだけ広い空間や外で行う。そうすると頭がスッキリして活動的になることがわかった。

公園やカフェ、図書館や海辺などでアウトプットすると自然と集中することができるようになった。

■広い机で仕事をするのか、狭い机で仕事をするのか

作業デスク

影響があるのは空間だけではない。
机の広さも集中力に関係している。
あなたも経験があるのではないだろうか。
モノが多く作業スペースが狭い机だと、インプットや娯楽を楽しむには問題ないが、何かを作り出そうと考えたときに集中ができないなど、学生時代から気づいているはず。

ごちゃごちゃした部屋では集中することが難しい。
整理整頓がされていても狭い作業スペースだと、資料を広げる事ができずにストレスになる。

仕事をするときなどは、どちらにしろ広い机を用意することが大切だと考えている。
私にとっては高いキービードやマウス、モニターを揃えるよりも、広く作業スペースを確保できる机を用意することが最重要だ。

■広い空間だと行動力が何倍にもなる

広い空間

部屋や空間が狭いと行動するのが億劫になる。

狭いキッチンだと料理をするのも、洗い物をするのも面倒に感じる。
狭いお風呂場だと、掃除をするのもお風呂に入るもの先延ばしにしてしまう。
狭い寝室だとベッドで部屋のスペースが狭くなり、掃除をするのが億劫になる。
狭い職場だと隣の人の視線や会話が気になり、集中できずにダラダラとしてしまう。

人は行動するときに0→1にしなくてはなりません。
ただでさえ行動をスタートするときには多くのエネルギーを使うのに、狭い空間だと気持ちにブレーキをかけてしまいます。

自制心があってメンタルトレーニングをしているのなら問題はないと思いますが、環境からの影響は大きいので「自分の意志に頼る」のでなく、環境を変えてみよう。

広くて快適な空間にいるだけで、動き始めのエネルギーは少なくてよくなる。

■広い空間は二酸化炭素がたまりづらい

深呼吸をしている人

空気についても部屋の大きさは重要だ。
狭い部屋だと呼吸をしているだけで二酸化炭素が溜まって集中力が低下する。
広い空間だと、呼吸をしているくらいでは二酸化炭素の濃度は上昇しづらい。

狭い部屋では換気なども短い時間で大丈夫なのだが、頻繁に換気をする必要がある。
私の場合は30分に一回の換気をしているのだが正直めんどうくさい。

広い空間だと1時間に一回でも十分なときもあるし、なんなら1日に2回くらいで済む場合ある。
空気環境は脳の動きに関わってくる。
集中したいときには、できるだけ換気がされている広い空間に移動しよう。
それだけ、集中力が持続されてパフォーマンスが上がる。

深呼吸をしても二酸化炭素を吸ってばかりだと脳はリフレッシュされない。
気にされない場合は多いけど、空気の状態はめちゃくちゃ大切。

■リラックスできる環境を探してみよう

リラックスできる環境

図書館でもいい、カフェでもいい、商業施設のフードコートでもいい。
公園でも、空港のラウンジでも、コワーキングスペースでも。

自分にとって心地のいい環境を整えることで、時間あたりのアウトプットや生産性が向上する。
リラックスできる環境だと集中力が上がりやすい。
光、音、風景、香り、気温、人の存在など、リラックスする手段は多くある。
自分にとっての「落ち着く」を考えてみるだけでも、リラックスはできる環境に近づくことができる。

私の場合は、外の風景が見えるカフェなどはリラックスしてアウトプットすることができる。
閉鎖的な空間だとどうしても体を伸ばすことができずに、緊張してしまう。

自分が落ち着く要因を考えてみて、いろんな場所を探すのいい。
あるいは自分の作業空間をリラックスできる場にしてみることもオススメする。

■創造性が高まる環境とは?

デザインしている様子

大切なポイントは4つだ。

  • 広い作業環境

  • 動きやすい広い空間

  • 二酸化炭素がたまりづらく換気がされている部屋

  • 自分がリラックスできる環境

アウトプットを意識した環境は上記となる。
インプットを強化したい場合は、緊張感がある環境でも問題ない。
ある程度の緊張感も脳を必死にさせる。

ただじっくりと考えて、何かを作り出す、アウトプットをするとなると「落ち着く」ことが大切になる。
落ち着きつつも集中できる環境。

きっとあなたの身近にあるはず。
アウトプットする環境と、インプットする環境。
使い分けることができれば、きっとあなたの時間は今以上に有意義になるはずだ。

■最高の環境は自分で決める

寝室の画像

最後まで読んでくれてありがとう。
この文章は広い部屋に布団を敷いて、寝ながら書いている。
私にとっての最も落ち着く環境は、「布団の中」。
落ち着く姿勢は「うつ伏せ」。

腰を痛める可能性もあるので、おすすめはできない。
この記事で伝えたかったことは「環境については常識に囚われないほうがいい。」ということ。

自分がリラックスできる環境は、これまでの生き方や人生のフェーズによっても変わってくる。
なので定期的に更新する必要がある。

3年前の自分と今の自分では価値観も変わっているはず。
環境は常に「今の自分に最適化」する気持ちで更新することも大切。

今の環境は今の自分に合っているのか?
今の環境は誰かの理想とする環境で、自分にとっての理想なのか?
そんなことを考えてみれば、いろんな発見があり、気付きがあるはず。
常識に囚われないで環境づくりをしてみると人生を楽しくしていこう。

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