fridaymoon

言葉に残したいこと。

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最近の記事

君の世界へ

最近、「くるとこまできたな」という実感がある。ここまでくれば、私はきっと何をされても、この人のことを嫌いになれないんだろうと思う。 私には忘れられないアイドルがいる。心の底から、大好きなグループがあった。それが突然形を変えた。しばらくして、グループのメンバーの一人がグループから去ることになって、「ずっと一緒にいれますように」という彼らのささやかな願いはついぞ叶わなかった。それから、「永遠」はないのだとそんな当たり前のことを思うようになった。 それから、何年かして、何のめぐ

    • あなたのEXOはどこから?【結果編②】

      はじめましての方も、毎度おなじみの方もこんにちは。 金曜日(@cotton_rbit)と申します。 今回は2023年4月19日~20日にかけてTwitter上で募集した「あなたのEXOはどこから?」と題した、EXOにハマった時期やきっかけに着目したアンケートの集計結果についてまとめた【結果編②】となります。 結果編①をまだお読みでない方がいらっしゃれば、そちらも併せてどうぞ。 相変わらず文量が、2万5,000字あるので、適宜、下の目次をお使いください アンケート概要(

      • あなたのEXOはどこから?【結果編①】

        はじめましての方も、よく知っている方も、どうも、金曜日です。 今回は2023年4月19日~20日にかけてTwitter上で募集した「あなたのEXOはどこから?」と題した、EXOにハマった時期やきっかけに着目したアンケートの集計結果についてまとめていこうと思います。 ちょうど、EXOとして5年ぶりのファンミーティングが開催された直後というタイミングも相まって、たくさんの熱量あるコメントが寄せられていることも、嬉しい悲鳴でした。 また、ふと思い立ったアンケートに1700人以上

        • この時代をSEVENTEENと呼びたい。

          SEVENTEENのコンサート、Be the Sunに行った。 その感想を今回は少し書き出してみたいと思う。 SEVENTEENは私が一番最初に好きになったKーPOPグループだ。 それから、私がKーPOPに抱いていた無知ゆえの偏見を叩き割ってくれたグループでもある。 私がK‐POPに抱いていたイメージはこうだ。 『K‐POPにおける「コンサート」は一種の「芸術品」である。』 もう少し嚙み砕くと、コンサートは完成された芸術のようなパフォーマンスを見に行くもので、そこ

        君の世界へ

          愛に形があるなら、それは君の形をしている。

          10月1日の月の形をよく覚えている。 妙な解放感と寂寞感を募らせながら、東京体育館を出てすぐに見上げたあの日の月は満月でも新月でもなく、不思議な気高さを持ってただそこにあった。 私は月を見上げるのが好きだ。月は変わらない優しい光をまとってただそこにある。月は毎日少しずつ欠けたり、満ちたりして姿を変えていく。けれど、また時が経てば、同じ場所に現れる。変わっていくものの中にも変わらないものがある、ものを言わぬ安心感に縋りたくて、月を見上げる。 月がただそこにある。その事実が

          愛に形があるなら、それは君の形をしている。

          SMT感想とか

          突然だけど、推しは人生を豊かにすると思う。 自分の価値は自分の中にしか持てない。他者から見てどれほどお金を持っていようと、周囲の人に恵まれていようと自分自身が幸せだと感じていなければ、その人は幸せになれない。 けれど、時折、自分の中に持っているものを自分がどう感じているかという物差しは、自分のことをうまく測ることができないことがある。自分の価値を自分自身が認めてあげられないことがある。なぜなら、他者と比較して自分を見ることが圧倒的に多いからだ。相対的な価値は自分を客観視さ

          SMT感想とか

          君はあたりまえじゃない

          SEVENTEENは私の中で光のようなグループだ。 光といっても真っ暗闇にさすような一筋の光というよりは、やっと辿り着いた我が家に灯る玄関灯のような暖かな安心感のある光。その光がやっと日本にも帰ってきた。今日はその話を少ししたいと思う。 オープニングの舞い落ちる花びらを見ながら、理由もなく不安で眠れなかった夜たちを思い出した。辛かった受験勉強。勉強をしながら、ラジオで初公開されたこの曲を聴いて、その日は勉強が全く手につかなかったこと。たくさん聞く中で「いつかこの目で見れる日

          君はあたりまえじゃない

          春を待つ

          どうやら、もうすぐ「彼」が帰ってくるらしい。100日前から張り切ってカウントダウンをしておいてなんだけど、まるで実感がない。振り返れば、短かったようにも感じられる21ヶ月も、実在するのか不安になるほどには長かったらしい。 今から書いてみるのは今の私の心の中にある気持ちで、ひどく感情的で読みにくいものだと思う。整理しきれていない本棚を誰かに見せるような気恥しさと誰かが見つけて読んで欲しいという小さな期待に身を任せ、この時の私が感じていることを少し書いてみることにしたい。 彼

          春を待つ