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何故女医は負担をしないのか?

あんまり晒しあげるのは不本意なのでやっていないのですが、対話を拒否されました(ブロックされた)ので晒しあげます。

まず、言い逃げブロックしやがったので、その回答から。

どうしてそんなハードワークになっているかって、そのハードワークをしてくれているから、安価に高度な医療を国民の大多数が受けれるように、ですよ?
それに対して、席を要求するだけで負担から逃げ回るから、大学からお呼びでない、と言われるのですよ?
現状の、負担もできなく改善案も出せない状態では、女性を医師にすればするほど男性の過労死は悪化します。
その責任が取れるのですか?
取れないならば、気軽に権利向上なんて叫ばなければいい。
負担も犠牲も嫌だし、知恵を出したり責任ある行動するのも嫌だけど、名誉と分前だけが欲しいだなんて態度だから、いつまで経っても女性の地位向上が実現しないのですよ?
有能な女性も頑張っている女性もいるのですから、口だけの貴方のような人は是非黙ってもらって、立派な女性達の足を引っ張らないでもらえないですかね?

という所です。
私はアンチフェミニストなのは公言している通りです。
ただ、他の記事でも書いている通り、嫌いなのは義務も責任も果たさず、負担からも逃げ回る癖に、特権と名誉と分前だけ要求するフェミニスト標榜ゴロが嫌いなのであって、能力があり頑張る女性は応援します。
当然、男性であっても、能力があり頑張る人は応援するので、そもそも権利や義務のバランスという私の理論は、性別なんて考慮するべくもない統一理論と言えるのです。(私は認めていませんが、性的少数者なるものも包含します。)

先方の主張としては、政治家や役員、医師といった「美味しいお仕事」について、女性が半分になるように是正せよ!というものでした。
それに対して私は以下の様にコメントしました。

まず、役員を同数にする案については、本当に役員になり得る総合職採用の人材の男女比は同等なのかという観点が必要です。
その上で更に、役員たるに相応しい能力と意志と実績を兼ね備えている人間が同数いるのかどうかを考える必要があります。
同じ採用区分能力意志実績であれば男女差別をしない、というのがあるべき姿ではないでしょうか?
選挙についても、候補者、又はそれ以前の志望者が本当に男女比が同等になっているのかをまず確認するべきです。
その上で、そもそも民主主義においては性別関係なしに選挙に選ばれる必要があります。
それを捻じ曲げてまで数だけ揃えるというのは民主主義の精神に反します。
女性に必要なのは結果の平等ではなく、女性側の意識改革ではないでしょうか?

至極真っ当なことしか言ってないですよね?
それに対して、以前あった医大の入学不正の事案(女性の点数を下方修正した事案)を持ち出してきました。(細部はリンク元のコメントを参照して下さい。)
もちろん、不正自体は良くないです。
しかしながら、私の意見としては、入学条件として(私立学校に限りますが)性別で入学ハードルを変えるのはその学校の自由だと思っています。
そりゃあ、女子大は認められているんですから、当然認めないとおかしな訳なのです。(本来は男子大学も認められるべきなのですが…)
なので、この理屈でいくと、国公立は男女平等を確保するべきだし、私学はその学校の考え方で不均衡を作り出しても構わないのです。
ただ、それをクローズドな場でやるのはアンフェアなので、しっかりと基準を公開して募集をすることが必要です。
なので、医学部不正事案の問題点は単純に、基準を公開せずに一部の女生徒に不利な戦いをさせたことであって、公開していれば「それに文句があるなら他所を受けて下さいな、その高いハードルを乗り越えられる能力と意志のある女性であれば受け入れますよ」と言えば良かっただけの話なのです。
結局、昨今のリベラル的圧力にチキってせこいことをした結果、アンフェアな状況を生み出したのが悪いのですね。

そもそも、その医大がどうして女性を受け入れたくなかったかを考える必要もあるでしょう。
その答えは、女性医師の多くが、厳しい(高リスク高負担な)診療科を避けて楽な診療科に集中する上に、当直業務や救急対応などの激務をせずに、挙げ句の果てにはさっさと仕事を辞めてしまうから、というものでした。
もちろん、積極的に責任を果たしている女性医師もいます。
例えば、高リスク高負担である産婦人科や小児科の選択割合はやや多いのです。
しかし、外科や内科等の選択者がごそっと抜けており、他は耳鼻科や眼科、皮膚科等の低リスク低負担診療科に集中しており、男性に負担を押し付けているのです。
ということで、大学としてはその状況を是正するには女性医師は少ない方がいい、と考えるのは自然なことでしょう。
なんなら、先達たる女性医師達がやったことの結果を受けてそうなったのだから、恨むべきは大学でも男性でもなく、キチンと責任を果たそうとしなかった先達たる大勢の女性医師達だということになります。(立派な女性医師は当然除きますが。)
さて、それを指摘した時の言い訳がこのようなものです。
「身体的女性には負荷が重いんだー!」
アホかと…
台湾の前総統も仰っています。
「男性に出来て女性に出来ない仕事など無い。」
私はその通りだと思います。
残念ながら、我が国には母体保護の為に一部の有害労働は法律によって規制されています。(医療従事者には放射線関連業務くらいだったと思いますが…)
私はその規制を取り除くべきだと思います。
結果として女性がその仕事を選ばないのは問題がございません。
職業選択の自由は男性と同様に認めるべきですから。
しかし、保護的な差別は全て撤廃するべきです。
一方で、そういった保護的差別に対して反対するフェミニストは皆無です。
何故なら、保護的差別のある職業って、キラキラしていない肉体労働が多いですからね。
そんなものは男性に押し付けて、キラキラした職業を寄越せ!と言っているだけなのです。

そもそも、過酷労働の論点において、社会的性別と肉体的性別の理論を都合よく混同する傾向がフェミニストにはあります。
社会的性別により差別されるのは不適切かもしれません。
全く同じ能力、意志であり、負担も同様にしているにも関わらず、合理的な理由なく女性であるという理由だけで医師になる権利を奪うのはアンフェアです。
逆に、性別による差別をしてはならないのであるから、女性だからといって何か配慮される必要もなく(むしろしてはならない)、男性と同じ基準で負担や責務の遂行を求められます。
それを求めると、社会的性別の話を忘れてこう言います。
「身体的女性はか弱いのだから配慮されるべきだー!」
アホかと。
だったら、その仕事は女性には向いてないんだからやらなきゃいい、としか言えません。
身体的理由でできないのであれば、身体的女性はその仕事を選ばなければいい。
むしろ、女性にはさせない、という制度になっても致し方ないでしょう。
そしたら、「身体的性別に配慮しないのは差別だ!」だと…
呆れてものも言えません。
社会的性別の問題なら男性と同様に扱うべきだし、身体的性別の問題ならば向いてないことはやらせない、という当然の議論なのです。
結局、権利や権限や報酬名誉は欲しいけど、義務も責任も負担も負いたくないのです。
フェミニストは、女性が男性と対等の負担者として社会を支えるべきだ、などとは思っていません。
あれらが考えているのは、「男性を奴隷とする貴族になりたい!」という醜悪なものなのです。
ノブレス・オブリージュの精神なんてあったもんじゃありません。
むしろ、有害な男性性の権化と言っても構わないのではないでしょうか?
いえ、語弊がありますね。
有害な男性性と有害な女性性を掻き集めて高度に両立した醜悪なハイブリッドだと言うべきでしょう。

挙げ句の果てには、専業主婦は高負荷労働である、三食昼寝+カフェ付きであっても、だそうです。
職務専念義務とか無いんでしょうかね?
そもそも、育児が大変なのは同意するとして、家事なんてものは一人暮らしの人間でもやるものです。
それを全部労働時間換算するならば、自分で家事をしている労働者は家事時間分も労働時間に算入する必要があります。
実働していない拘束時間も労働時間換算するとのことなので、通勤時間も労働時間になるようです。
その状態だと、一般労働者の方がよっぽど過酷な労働していることにならないですかね?
逆に、それらを労働時間としないならば、実働時間で考えるべきであるとともに、自分の分の家事については労働時間換算するべきではなくなります。
家族2人分なら実働時間の1/2、3人分なら1/3を除くべきです。(もっとも、乳幼児は何割か増しでも良いとは思いますが…)
しかも、これは家事を全て負担したケースなので、家族で分担した場合は更に減ります。
なので、どうやっても24時間労働とかはなり得ないのです。
挙句、これを激務という癖に、医者等の一般的な激務と言われる労働、また男性が多く過労死している家庭外労働の価値を軽視するのです。
確かに、働き方改革で過労死自体を減らそう!というのは、ひとつのあるべき姿です。
しかし、その変化を負担するのは女性も率先してやるのか?と問うと、それは男性の仕事だと…
そもそも、そんな男性に過負荷をかけていた理由は、我が国の低コスト高利便性を担保するためのものです。
働き方がまったりしている他の国で、日本と同じサービスを受けるには、下手したら10倍とかそれ位以上の負担を要求されます。
基本的に他国はビックリするほどサービスが悪いか、ビックリするほど高額でしかまともなサービスが受けられません。(ビックリするほど高額なのにも関わらず、ビックリするほどサービスが悪いことも少なくありません。)
それでも良いならば結構ですが、いの一番に文句を言うのは目に見えています。
挙げ句の果てには、老人医療を辞めて安楽死させろ、とか言う始末です。
それに対して倫理的心理的なハードルがどれだけ高いかも理解せずに安直な考えしか出来ていないのがよく分かります。
以前に自殺率の男女差の話をしましたが、過労死に至っては倍では済まない差があります。
女性にも男性と同じ様に過労死しろ、とは言いませんが、男性の負っている負担を女性が分担するのでなければ、男性の過労死は余計に増えるでしょう。
美味しい立場だけを男女平等にすれば、結果として美味しくない立場は男性が負担することになります。
その結果、男性の負担は増加して、当然過労死も増えます。
そんな社会になって良いはずがありません。

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