原点回帰したくなる40代。
原点回帰
物事の出発点に帰ること。 基本に戻ること。
上に姉がいる第2子として生まれ、両親で商売を始めた数年後に生まれた。
両親は忙しく、商売人なのでまともな休日は盆と正月くらい。
そのせいもあってか、結構放置プレーで育ったように思う。
そんな放置プレー育成少年だったこともあり、なんか自由に生きてきたな~って感じもする。
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●サッカーしたい → 小3でサッカーを始める
●勉強したくない → あんま勉強しない
(根が真面目なので、ちょっとはする所がカワイイポイント)
●デザインの仕事に就きたい → 専門学校へ入れてもらう
●デザイン職なんてやってられるか!古着屋で働きたい! → 古着屋で働く
●デザイン職に戻りたい!→ デザイン職にカムバック
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まぁこの自由感のせいで、20代は大変な思いもしたんだけど、それも今の地力に繋がってると思う。
正式に大人になった20歳。20歳なんてまだ大人じゃない。大人にもなりきれない、でも子供にも戻れない、なんとも中途半端なお年頃。荒波に揉まれながら少しずつ大人になっていく。
そんな自由人だった私も、30歳目前で『流石に大人らしく振舞わないといけないんじゃないか』なんて考えだすようになった。
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●プリント入りTシャツ → 無地Tシャツを着るように
●スニーカー → 革靴やローファーを履くように
●腕時計無し → 多少はまともな腕時計を付けよう
●古着オンリー → 新品ドメスティック・海外ブランドなんかも買うように
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浅い。激浅である。
しかし、大人として変わろうという意思は汲んであげて欲しい。
そんな感じでやってきた30代。
その30代も半ばに結婚し、子供も授かった。
そしてコロナ禍の中、40代に突入。
大人になろうとした入り口は非常に浅かったが、そんな30代に自分の生活は一変した。仕事でもプライベートでも大きな責任を背負う様になった。
40歳を迎える頃には、表面を大人みたいに取り繕うことの馬鹿らしさ。そんなもんの為に自分の好きな物をやめる阿保らしさを感じるようになった。
自分の子供の為にも、好きを全力でやっている親の姿を見せたい。
10~20代で自分が好きになったものを、また身に着けたい、またやりたいという思いがどんどん強くなった。
39歳あたりで、表面だけを大人みたいに取り繕うことを辞めた。
しかし、TPO(特に冠婚葬祭)はしっかりわきまえる。ここは大人としてちゃんとした人でいたい。
この話を10数年通っている美容室の同い年のオーナーさんに話すと、『めちゃくちゃ分かる!最近服も昔のノリに戻ってきて、スケボーもまた始めたいと思ってる!』と超共感を得て、40歳っていうポイントはそんな感じなのかな?なんて思った。(今は夜中に昔の感を取り戻すべく、スケボーの練習に励んでいるらしいです)
30歳手前で、大人にならないとと表面を取り繕い
40歳手前で、その馬鹿らしさに気付き表面を取り繕う事を辞めた
50歳目前になった頃、自分がどういう考えになっているのか、今から楽しみだ。
終わり
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