見出し画像

生徒と一緒につくる“学びの環境”

この記事を書いている2021年7月末…フリースクールのオープンを約1か月後に控え、実はとてもドキドキしています。わくわくする気持ちもあるのですが、緊張や不安など…色々な気持ちが交錯しているというのが正直な気持ちです。

そんな時に、自分はどんな場所をつくりたいのか?その場所をどのようにつくっていきたいのか?など常に自分に問い続けながら準備を進めています。

7月中旬に入り、フリースクールの利用/相談希望のご連絡をいただきはじめました。利用相談を数件実施した中でのいただくお話の中には、「準備の段階から子どもと一緒にさせて欲しい」「子どもが安心できる環境を子どもと一緒につくれる仕組みをして欲しい」…まさしく、私自身がやりたかった形を利用希望の保護者の方々からお伝えいただき心から感謝しているのです。

私自身がソーシャルワーク実践で大切にしていた概念の一つとして以下のことがあります。

クライエント/利用者は “問題解決の専門家” である

一見すると、何を言っているんだ!?問題解決をしてもらうためにソーシャルワーカーの支援を受けに行っているのではないか?などと思う人も少なくないと思います。しかし、ソーシャルワーカーの目指すべきGoalはというと、クライエント自身の「社会生活機能の回復及び向上」であることを考えると、“ソーシャルワーカーが問題解決の専門家”ではなく、ソーシャルワーカーはあくまで“問題解決をするクライエントをサポートする役割”なのです。

今回、フリースクールでの学びの環境を自らつくる/一緒につくるという作業から“学び”“気づき”が開始しています。自分にとってその環境がどの様な理由から必要なのか、一緒に考え、話し合い、そして一緒に環境をつくっていく!もちろん、専門家/支援者としても、社会福祉学、教育者としての視点を持って一緒に考えてつくっていく。科学的にも説明がきちんとできる環境を整備する。

大人が良い!と思った環境が子どもにはマッチしていないということはよくある話ですし、我が家においても「勉強は、自分の机と椅子でするものだ」=「自分の机と椅子を用意したら勉強する」は全くのミスマッチでした。(笑)子どもの一人は「バランスボール&机」、もう一人は「床に寝ころびながら」…^^; この勉強の仕方が良い悪いではなく、子どもにとって学びやすい環境を探しているんじゃないかと思っているのです…。

生徒と一緒につくる“学びの環境”はこれからスタートです♪ 失敗しても良い!それが経験となって次にはもう一歩?もう半歩?でも進める自分に出会うことで少しずつ自分と向き合い、そして成長していく。そんな姿を環境づくりからもサポートしたいと思っています!

最後までお読みいただきありがとうございました!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?