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私の過食症について③古いカウンセリング手法

こんにちは!ヨガ講師でカウンセラーのTomokoです。

バタバタした日々が続き投稿がまた久しぶりになってしまいました。

さて、、今日こそは!!!!
こちらの続きを書きたいと思います。

“私は病院内のカウンセリングに行き、沢山の気づきと発見も頂いたのですが、その内容には正直残念な気持ちになり、助けにならないと感じて絶望しました。詳しい内容はまた別記事で報告しますね。

それで病院もカウンセリングも頼りにならないのなら、自分で治すしかないと腹をくくりました。そして有益な情報を求めてダイエット、過食症、摂食障害、むちゃ食い、爆食い、大食いに関するありとあらゆるSNSを必死で徘徊しました。”


批判的なことや文句を言うと私の大切な世界が分断される気がして、実は今回の記事は書くことをちょっと躊躇していました。でも、そんな批判的な自分も丸ごとOKを出して、思ったことを書いてみようと思います。

そしてカウンセリングの質の改善を繰り返し、真に元気になる役立つカウンセリングが増えればいいなと思います。カウンセリングって、けして安くないですから。

いざ、病院附属の心理療法士さんのカウンセリングルームへ

多少なりとも誰かに話しが出来て吐き出せたこと、新しい視点から意見を聞けたことは良かったですが、

そこのカウンセリングルームでも一番経験豊富な先生を指名したのに満足度は15%くらい。正直がっかりしました。病院付属、心理療法士、という単語に期待しすぎたようです。

私がどうしても納得いかなかったのは大きく言うと下記2点。

①カウンセラーの先生が私の中に悪いところ(原因)があると信じていて、一生懸命探そうとしてくれる

②次回から手始めに私の生育歴について細かに話さなければならない

①は何が悪いの?と思うかもしれません。一生懸命やってくれているのは分かりますし、まぁ、確かに原因はある程度探すのですが、

でもそれはあったとしてもけして悪者ではないのです。



その日のカウンセリングで私がひと通り今の状況について話し終えると、カウンセラーさんは一生懸命原因を考えて、答えを出そうとしているようでした。

そして、こうおっしゃいました。

「あなたの場合、衝動がキーワードだと思います。今後の治療の方向性としては、衝動をコントロールをしていくのが一つ良いのではと」と。

私はその時は普通に聞いていましたが、家に帰ってから衝動コントロールについて調べれば調べるほど違和感を覚え始めました。

待てよ、、よくよく考えてみたら、衝動こそが今までの私の原動力じゃないか。いのちそのものじゃないか、と。ww

もっと言うなら、私はAFP(女性生開花プログラム)という通称「意識のヨガ」を通して衝動と繋がる訓練をしているくらい、衝動を大切にしているのです。

確かに今は過食というこのまま続いたら身体には悪いこととして症状が出ているのかもしれないけれど、衝動は悪者ではありません。

押さえつけたりコントロールなんかせず、きちんとその声を愛を持って聞いて仲直りしなければ、良い部分まで失われ、根本的な解決はしないどころか、いつか我慢の末に反発をくらってしまうことは自然の摂理として、また自分の経験からも分かっていました。

それから②について。

生育歴は、多少なりとも誰にでもトラウマや辛かったことがあります。だからカウンセラーも知りたがるわけですね。生まれてから今日までの自分史ですから、相当なボリュームもあり、それを話すのは膨大なエネルギーを要します。

その割に、結局今起きている過食症に紐付けられそうな事柄が"もし"あれば、”いくつか”、かいつままれる。”かもしれない”。カウンセラーのために。

では、かいつままれなかった事柄は?
無駄に話しをさせられて、終わりです。

そんなために今までの人生の全てをさらけだすということは全くもって割に合わないのです。

因みにカウンセリングの中で自然な流れで、または本人が話したくなったのなら、過去のことを話すなら全く問題無いと思います。

昔カウンセリングの実習の時に生徒同士でペアで練習をしていた時に、お相手の方が私の問題への原因の見当がつかず、あてもなく手当たり次第質問をして来て私の傷の数々がむやみやたらに露になり、結局その方はどこに原因があるか分からず、そのまま傷の数々にはアフターケアがされず放置されて数日間本当に苦しんだことがあります。

生育歴を話すことは、これと同じようなもので、取り扱いには細心の注意が必要です。

私が10年以上前に絵画療法士の学校に行っていた時も生育歴はこと細かに書かされましたが、カウンセリングの際にそれを必須マニュアルとしているところがまだあるのであれば、それはクライアントさんに負担が大きく、割に合わず、既に古いやり方だと私は思うので、今すぐやめて最新のやり方・考え方にアップデートした方がいいと私は本当に思います。

このシリーズ、もう1話続きます。

今日もお読み頂きありがとうございます。

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