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幼稚園時代からの習い事〜ピアノ編〜

いつも記事を読んで頂き、ありがとうございます。
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まだまだ拙い文章で、お恥ずかしい限りですが、読んで頂きとても嬉しいです☺︎✨

最近はお天気に恵まれ、日中は春らしい気候ですね🌸
朝晩との寒暖差はありますが、春がきたという感じで私はワクワクしています🍀!
(今日は曇りですが….😢)
皆さんはいかがでしょうか?春はお好きですか?

今日は前回に引き続き、幼稚園時代の話、今回は3歳から習い始めた”ピアノ”について書いていきたいと思いますので、ご覧ください^^

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私は母の勧めで3歳からピアノを習い始めた。

母によると、母が幼少期時代にオルガンを習っていたらしく、それもあり、母も自分の娘には音楽やもしくはピアノを習わせたいと思っていたとのことでした。

私は、母に聞いたことがある。
「なんで音楽やピアノを習わせたいと思ったの。お母さんがオルガンが好きだったからなの?」と。


母は私にこう答えた。
「NANA、音楽を習っておくとね、これから大きくなって、学校に行って音楽を習う時がくるからその時に苦労しないの。他の子に差をつけられるのよ。そして、ピアノはね….音楽の王様なの。習っておいて損はないでしょ。NANAにはお嬢様のようになって欲しいのよ。」


それに対して私は、”ピアノをやれば母は喜ぶんだ”ということを感じ、ピアノを習うことで、何となく母が喜ぶ顔を見たくて、そのことを幼い頃から感じていたんだと思います。

その当時の私。
母からの勧めでなんとなく始めたピアノであったが、習いたての当初は片手しか弾けないところから始まり、次に両手、そして左右バラバラの音を奏でるような弾き方ができるようになるのが楽しかったのを覚えている。
正直、3歳の頃はあまり記憶がないが、5歳の記憶ははっきりと今も覚えている。


また、当時のピアノの先生がとても優しく、「NANAちゃん、頑張ってきたね!すごいじゃない」と言われるのが嬉しくて頑張っていた。

更にピアノが上手に弾けるようになると、母も「NANA、ピアノ上手くなったね。お母さんも昔習っておけばよかった。これからますます上手くなっていろんな曲が聴けるのが楽しみだわ。」ととても笑顔であった。


それもあり、ますますピアノに対して熱が入り、”お母さんに喜んで欲しいし、もっと頑張らないと”と思うようになった。

お母さんをがっかりさせたくない

そんな思いもあった。

この頃から”私は自分が好きだからピアノを頑張る”よりは”お母さんに喜んで欲しいからピアノを頑張る”と母の笑顔のためにピアノを頑張ってきたように思う。


ピアノを習い始めてから2年が経ち、5歳のことだった。

幼稚園でのピアノの発表会が近づくと、私は緊張と不安で胸がいっぱいになった。毒親からの厳しい言葉が、私の心に重くのしかかっていた。

毎日のように「上手く弾けない」「他の子に比べて全然弾けてない」という声が頭の中で繰り返され、自信を失っていった。


母やピアノの先生からの期待、母が準備して張り切っている衣装、迫り来る発表会の日。
私は幼いながらにプレッシャーと戦っていた。

そして迎えた発表会の当日。
舞台に立つとき、私は手が震え、足がすくんだ。
周りの子どもたちは楽しそうに演奏しているのに、私は恐怖と孤独感に包まれていた。演奏中も母親の視線が私を責め立て、音楽を楽しむことができなかった。

”上手く弾けないと母に後で何と言われるんだろう”
”後で怒られるかもしれない”

そう思いながら、ピアノを演奏していたため、演奏前も手汗が半端ではなかった。

そして私の出番。
会場の観客にお辞儀をし、演奏が始まった。

ドキドキしながら弾くピアノ。
”鍵盤を外さないようにしないと”
”ここは柔らかく弾かないと”
”音は大きめに弾かないと”

など終始、頭の中はいっぱいいっぱいだった。
そしてなんとか間違えることなく演奏は終了した。

演奏が終わると、拍手が起こったが、私は虚しさを感じた。
母の言葉に支配され、自分の演奏に自信が持てなかった。
楽しい思い出として残るはずのピアノの発表会が、
楽しいというよりは恐怖と罪悪感で支配された日になってしまった。

そんなことを長い月日が経ってからも覚えている。


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