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私にそんな権利はないが。

どんどん自分が嫌な自分になっている。
嫌だ嫌だ嫌だ。
こんな自分嫌だ。

こんなことを考えていると涙も自然と出てくる。

あぁ…今心がしんどいんだなぁ。


あの時、何もかも捨てて逃げてしまった私には、
この先きっとそれ相応のことが返ってくるのだろう、と覚悟はしている。

そんな私は常に心がツライのだ。しんどいのだ。

これは天罰なのだけれど─────



ひとりの時間は自分にとっていろんな意味で大切

ひとりの時間を私はとても大切にしている。
心が回復しているような気分になる。
何も考えないでいい、好きなことをする。
ゴロゴロしたり、見逃したドラマを見たり、物思いにふけてみたり…

誰にも気を使わなくていい、誰の顔色も気にしなくていい。

【私だけの時間】なのだ。


私には愛する人がいる。
この先もずっと一緒にいるだろう。
しかしそれとこれとは別な話なわけで。
愛しているから常に一緒…というわけではない。

ひとりでいる時間を作ることで、私は自分というものを取り戻しているような気さえする。
自分のパワーゲージを満タンにしているのだ。
日常生活を頑張って生きるために。


しかしひとりの時間を過ごしていると、
最初に言った、何もかも捨てたあの時のことも思い出す。

私は最低だ。

あの頃の自分は、己の気持ちだけを押し通し、全てを捨ててまで今の生活を選んだのだ。

どれだけつらくても、助けてもらえなくても、逃げるべきではなかった。

自分だけ辛いと思い、守るべきものを守れなかった。

耐えて耐えて乗り越えるべきだった。

最善策を考えるべきだった。

後悔してもどうにもならないのだけれど。

思い出しながら、なんとも言えない感情になり涙を流す。

「ごめんなさい。」

きっとこれは一生続くんだ。

私のしたことの代償なのだから。



誰にも言っていない、大切にしている2つのことがある。

◇私の時間をつくること。

◇彼らの幸せをただ心の中で祈ること。

幸せを祈るだなんて、そんな権利はないのだけれど。

大切な思い出、気持ち、思い、

私だけの時間の中で生きている。



#自分にとって大切なこと


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