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52歳の田舎のおばさん留学記

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2017年頃に留学奨学制度を使って留学した経験を、生活面を中心に振り返っています。
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2022年10月の記事一覧

「え? ダンナさんのごはん?」(52歳の田舎のおばさん留学記4)

「え? ダンナさんのごはん?」(52歳の田舎のおばさん留学記4)

(写真は、最近夫が作ったご飯)

52歳で単身留学することは、迷いはあった。ありまくった。それについては別日に書くが、外から結構言われことがあって、それが、
「ダンナさん、行っていいって? 大丈夫なの? ごはんとか・・・」
だった。
「え? ごはん?」
私はこの質問をされると、にこやかに答えてはいたが、
”私の夫を馬鹿にしないでくれる?”
という感情が、心の底で湧いていた。

世の中の「ご飯を作れ

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30年前の成績で審査される(52歳の田舎のおばさん留学記3)

30年前の成績で審査される(52歳の田舎のおばさん留学記3)

(写真は、大学の成績証明書。出身大学の名前が透かしで入っているので、ぼやかせましたー! すみません〜。)
前回の記事を書いたことで、初めて自分を客観視し、「こりゃ、だいぶ痛い!」と思って、オロオロした。でも、まぁ、仕方ない。書けるだけ書いてみよう。

noteを書き出したので、少しは正確に書かなくてはいけないかな、と、自分の「思い出箱」を引っ張り出した。
おお!留学奨学金の審査に必要な、大学の「卒

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50代で得られる留学奨学金(52歳の田舎のおばさん留学記2)

50代で得られる留学奨学金(52歳の田舎のおばさん留学記2)

私が、50代でも受け取れる”奨学金”に気がついた経緯を書いてみます。
(写真は、「説明会」のために東京に「おのぼり」した時に撮った写真。東京駅のトイレとかも撮ってた。完全なるおのぼりさん)

このシリーズでは、「52歳で、田舎に住んでて、主に子育てと介護で”表社会”からは隔絶されていたおばさんが、突然アメリカ留学すると何が起こるか?(ちなみに途中脱落帰国)」ということを、英語学習面ではなく(それも

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TOEFLは、他県に受けにいくから、経費2ば〜い(52歳田舎のおばさん留学記)

TOEFLは、他県に受けにいくから、経費2ば〜い(52歳田舎のおばさん留学記)

この頃、「自分は羽化するのかな?」と思うほど、体調がおかしかった。操体士に左足の甲をゴリゴリされながら「なんでここ、固まってるんだろうね?」と言われ、思い出した。
ああ、そこは、アメリカミシガン州の某田舎町で、自転車でこけかけた時に痛めたところだ。あの時、ヒビが入っていたのかもしれないが、当時の状況から、もう「医者にかかる」とか色んな意味で無理だったので(細かいことはきっと後日詳述)、ほったらかし

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