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それぞれの年齢で今考えるべきことは?

現在の世の中の流れの中で、
さまざまな年齢、出身地(国)、
そしてさまざまな生活様式を持った人たちとの出会いを重ねていくと、
はっきりとすることがあります。

それが、
今の年齢、今の状態、そしてこれからの自分はどう生きるべきか?
ということ。

何だか哲学みたいですが、やっぱり人の悩みの根源は、
「自分とは何か?」につながっていっていると思うので、
何かある都度、ここにどうしても立ち返ってくるように思うのです。

今日は長い年月、そんなことばかりを考えている私が見ている
世の中に今必要なことを伝えてくれる本を紹介したいと思います。

あなたはどう生きたいのか?

自分がどう生きたいのか?という設問に答えられないという人が
結構多い時代になってしまったように思います。
時代がそうさせたのか、本人がそうなってしまったのか、
それはその人の人生史に何が描かれてきたかによって大きく異なります。

翻弄されてしまうようなことばかりがあったかもしれませんし、
自分自身で選択していく過程を間違えたのかもしれませんし、
そもそも、何も考えてこなかったからなのかもしれません。

そのほかにも、
あなたはどう生きたいのか?と問われた答えが出せない理由は、
人により、たくさんの理由があるのでしょう。

どう生きたいのか?の答えは、映像や画像などの「イメージ」
先行されて左右されることが多いので、
実は、「ものを知ろうとする視点」があるかどうかに大きく関わってくと思います。

この「ものを知ろうとする視点」が、育つかどうかによって、
どんな自分の生き方にしたいのかというイメージが湧いてくるようになるからです。

先日、私の友人の女性経営者と温泉旅行に行った際も、
そんな話がどれだけ人生に幅や奥行きを持たせて要るのかということが
話題に登りました。

一流と真似ものは似ているけれど大違い

友人へのプレゼント選びについての話だったのですが、
二人の女性経営者は同じですが、
物事に対する視点が大きく違うことが露呈したというのです。

同じ贈り物をするならば「上質」で「本物」を送りたい私の知人と、
「○○風」の可愛いものをこれがいいのでは?といってくる方と・・・
話は平行線で、一向に贈り物は決まりません。
お二人の違いは、物事の側面や種類を知っているかどうか。ではないか?
私はその話を聞いていてそう思いました。

本物思考の友人経営者は、
自分の生活空間や生活に使用するものにこだわり(つまり質を求める)方。
例えば、プレゼントに香りの物(フレグランスやルームスプレーなど)を
贈ろうと決めたとします。
その場合、みるからに素敵な物、きちんとした製法の物を贈ろうとされるのですが、
その上で、尚、
相手の人の嗜好に見合い、相手の生活空間を壊さないもの。
つまり「製法にこだわりがある(質)」だとか「もらって嬉しくなる銘柄」などに気を使う人です。言い換えると、
似ているけれど、それは○○ではない
という違いがわかる人でもあるかもしれません。

お相手はそのような思考ではなかったようなので、
プレゼント選びが難航し、彼女はその人が選んでくるものに首を傾げ続け、
遂には、
「センスのいい私が決める!贈る相手の嗜好をすごく理解しているから!」
と半ば押し切る必要性が出てしまったというのです。

あなたは誰といたいのか?

世の中にはいろんなタイプの方、いろんな人生観の方、いろんな生き様の方が
おられます。
私自身も人との距離感がわからない時があり、
トラブルになったり、良かれと思ったことが裏目に出たり、
日々難しいなと思うことばかりです。
何年経っても、人間付き合いだけは課題だらけ。
それは世の中には元々、色々な人がいるからなのです。
そして、
その人がどのような人なのか、
それは、ある程度お付き合いをしていかないと分らないことなのです。

だからどちらが正解でどちらが間違いであるかというお話ではありません。
そして、一流のブランドを推奨し、それしかダメだということでもありません。

日本にも国産レザー、国産デニムなどをはじめたくさんの素晴らしい商品を扱うブランドや企業、店舗が多数存在しています。
ただ、誰もが知る状態に認知されていないだけです。

しかし、そのような国産ブランドには独特の「特定ファン」がついています。
人数や企業規模で考えれば世界的な一流ブランドには勝らないでしょう。

でもその独特の「特定ファン」にとっては、かけがえのない逸品が手に入る
そんなブランドとも言えるのです。

でも、似ている何か、こだわりもなく量産された同じような形のものには、
その独特の「特定ファン」はつきません。
そのような方達は、〇〇風の何かで良いわけですし、○○風のものが安価で入手できることに重きを置いているのかもしれませんし、
単純に本物を知らないということなのかもしれません。

あなたのどのように生きたいのか?を決める際に、
このような質と価格、製造者の想いなどに気がつけるようになっていると、
自ずと、自分の生活のイメージがどのような物なのかが分かりやすくなると
私は考えています。

なぜなら、どんな贈り物を友人にしたいですか?
どんな贈り物を友人からされたいですか?

そういうことを思い巡らせていくと、
どんな人と一緒にいたいのかが、自ずと見えてくるのではなかと思います。

今、何を考えておけばいいのか?

そこで、今日は年齢別に出ている素晴らしい参考書をご紹介します。
経営者としても、一人の人間としても、
今を生きていくのに必要なことが予言のように書かれているかもしれませんよ?
という本です。

藤原和博著
『35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画』
『55歳の教科書 坂上坂を生き抜くために』

の2冊です。
実は、その間の45歳の教科書というのも出ているのですが、
この2冊のベストセラーの後、書かれたようなのですが、
この2冊を読んで40代を生きていただく方が、
より鮮明に40代で考えておくべきことが理解できるなと思い、
今回はこの2冊を紹介させていただくことにしました。
※興味のある方は、45歳の教科書もぜひ手に取っていただきたいと思います。
読み比べることでさまざまなことに気が付かれると思います。

先ほどの女性経営者の例えのように、
「これがいい!」と明確にわかる人生というのは、
少なくて幸せを感じられる人生を作る上でとても重要なことだなと感じます。
そういったあなたの基準づくりを今しっかりと考えて実践する時ではないか、
私は日々の学びの中からそう感じざるを得なくなりました。

体験をすることが1番では?

どう生きたいのか?が決められるためには、
自らが体験してみること。
積極的に参加してみること。
五感でモノの違いを知ること。
だと思います。

目で見て、手で触れて、音を聞き、味わい、匂うなどの実体験。
百聞は一見しかずという言葉の通りだと思います。

それが1番だと思います。

今日ご紹介する本が、
その一端になってくれるヒントとなりますように^^


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