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”フラクタ”の書籍に込めた思いーブランドが大好きな私たちから、ブランドに関わるすべてのひとへ

2020年9月18日(金)、”フラクタ” からひとつの本を出します。
なまえは「D2C After 2020 日本ブランドの未来」

いま頻繁に耳にするD2Cというブランドビジネスを改めて紐とき、みなさんそれぞれのブランドを、ビジネスを、よりよくするために、この先も生き残るために、考えるきっかけがつくれたらとこの本をつくりました。

著者は”フラクタ” です。代表の河野でも、ブランディングディレクターでも、クリエイティブディレクター名義でもありません。私たち”フラクタ” の考えを、この本を通して伝えたいという思いから、”フラクタ” 著。

実際に、執筆には5名のフラクタメンバーが携わっています。全5章からなるこの本は、およそ1章ごとに執筆者が変わります。

1章:ブランドストラテジック局 局長 狩野 雄
2章:ビジネスデザイン室 室長 村中 花梨
3章:プランナー 眞喜志(まきし)康人/ディレクター 南茂 理恵
4章:ディレクター 土井 千明
5章:代表取締役 河野 貴伸

こんな構成です。もしかしたら、章ごとに少し言い回しや語り口に変化があると感じるかもしれません。でもそれは、異なる執筆者が書いていることによるものです。さまざまな職種のメンバーがチームとしてワークするフラクタの特徴をこの本からも感じてほしいと思い、あえて個性を残しています。

ブランディングエージェンシーのフラクタは創業からずっと、ブランドを支援しつづけてきました。「ブランディング」という難しい言葉を使っていますが、私たちが続けてきたことは、ブランドがすばらしい商品やサービスを世の中に届けるために、ブランドにとってベストな方法を一緒に考える、アイディアやノウハウをお伝えするということです。最も大切にしているのは「ブランドが何者であるか」はブランド自身が決めることである、という点です。そのためフラクタではよく”自走”という言葉を使います。あくまで支援、そのさきはブランド自身で進んでいくために、と考えているからです。

ではなぜ、ブランドを支援しているのか?

それは、ブランドとの出会いで自分の人生が豊かになることを知っているからです。代表の河野や創業メンバーはもちろん、フラクタの一人ひとりに、ブランドに対する熱意があります。その熱意は、ブランド自身が気づいていない魅力を引き出してあげたり、ブランドがもっていない技術を教えたりと、それぞれかたちをかえてブランドのサポート力になります。その根本にはブランドが好きという純粋な気持ちがあります。

いま、ブランドにとって苦しい状況が続いています。ブランドと出会う機会が、すばらしい商品やサービスが、失われるかもしれない。これは私たちにとっても、つらく苦しいことです。

だからこそ、この本をこのタイミングで出版しました。
このような状況で少しでもブランドの未来を指し示せるような、未来に向かって歩むきっかけになることを願って。

この本は、読めばD2Cビジネスを始められるようなノウハウ本ではありません。ですが、ブランドのみなさんがこの2020年から先の未来に向けて自らの力で歩んでいく中で、生き残るためのヒントになりえるであろう情報やノウハウはできるかぎりたくさん入れてあります。でも最後まで考えぬくのは、そして答えを出すのは、みなさんです。もちろん、私たちも考え続けていますし、一緒に答えを探します。その支援はしつづけます。
その辺りはこのnoteや、stand.fm の「DtoC After 2020 」にて、より皆さんのお役に立てる配信を続けていきます。

変わる世界のなかでは、最適な方法を考えつづけなければなりません。ブランドとしてどうするべきか、どうあるべきか、その「思考」するきっかけとして、また私たちフラクタとみなさんのコミュニケーションの一つとして、この本を手にとっていただけることを楽しみにしています。

フラクタ


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2017年に出版しているECサイト×ブランディングでもよかったらみてみてください!ブランディングのために必要な要素や基礎が詰まっています!

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