見出し画像

無理なく返済できる住宅予算の考え方

プレミアムフライデーって覚えていますか?

なつかしいですよね?


プレミアムフライデーは、数年前に

経済界の団体が個人消費を喚起するために、

毎月末の金曜日に午後3時をめどに仕事を終えるように

企業に呼びかけたものです。


午後3時に仕事を終えて、買い物や食事などに

お金を使ってもらうことで経済を活性化するのが狙いでした。

政府の長時間労働をなんとかしようとする

働き方改革に結びつける意味もあったようですが、

実際に、プレミアムフライデーを実施した上場企業は

全体の2.5%と全くだったようですね。


まあ、企業からすると、忙しい月末の午後3時に

従業員に帰られるとたまったもんじゃないですからね。


しかも、午後3時に仕事が終わったからといって

みんながみんな思い通りにお金を使ってくれるわけではないですし。


そもそも個人的には、

子どもの教育費や老後のお金など将来への不安があると

お金を使おうとは思わないんじゃないかと思います。


まずは、そのあたりの不安を解消できるように

するのが先なんじゃないかと思ってしまいますね・・・。


このように、プレミアムフライデーでは

あまりお金を使わないような人でも、

なぜか家の購入になると、

将来のお金を意識せずに

「えいやっ!」って感じで買っちゃったりします。



ちなみに、私のもとに自分の住宅購入予算を知りたいと

ご相談を受けに来られる方には、

収入や支出、資産状況はもちろんですし、

こういったことを聞いていきます。


子どもの進学先は私立の高校、私立大学の可能性はある?

車はだいたい何年ごとに、どの車種を購入する?

車は1台必要?それとも2台?

60歳から65歳までの期間、今の年収より下がる可能性はある?

そもそもその期間に勤務先が働かせてくれない可能性は?


こういった将来どうなっているかわからないことに関しては、

できるだけ支出が増えるケースを想定してもらいます。


コツは「収入は少なく、支出は多く」想定することです。


そうすれば、ある程度予想外の出来事が

起こってもお金の面では大丈夫です。


今までのあなたの人生に起きたことだけで考えてみても

予想していなかったことばかりのはずです。


今後も予想外の出来事が起きることも

少しでも意識しておくことは大事ではないでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?