見出し画像

【ホテル/観光業界】社会人が語学留学にいきたい!と思ったら考えるべきこと

皆様おつかれさまでございます、ぬんです。
今でこそ、仕事で英語を全面に使う立場にある私ですが、正直申し上げて大学受験の時は英語が足を引っ張る、英語の偏差値が低すぎて志望校を悩む、英語のイディオムをほぼ覚えないままセンターに挑むなど、本当に英語を学ぶことを拒否していました。
ただ、英語を勉強するのは嫌いな癖に、コミュニケーションを取るのには憧れるという、典型的なダメな感じ(笑)

そんな私が社会人になってから本気で英語を学びなおしたい!と思ったきっかけは仕事の中にあったり、そのほかにもあったり…。
そんな、語学留学への道のりだったり、語学留学でどんなことを学んだか、そしてそこから発展していった留学LIFEについても少しずつ記載していきたいなと思っています。

そして、その一個目のトピックとして、「社会人が語学留学にいきたい!と思ったら考えるべきこと」と記載させて頂きました。

それではつらつら、始めていきましょ。

語学留学について悩んだ時に考えること

学生さんからも、社会人の後輩などからも「語学留学はいくべきか?」という質問を受けます。ワーホリなども多かったですね。

私がいつもお答えしてたのは、なんてことはない、めっちゃ簡単なこと。
行くべきか、の答えとして「なんのため、に語学を学ぶのか」を明確にすることをしよう!です。

「なんのために語学を学ぶのか?」を考える

正直…んー、当たり前なのですが、行くだけってなんの意味もないんですよね。貴重なお金と時間を使うものだからこそ、これは明確にしていくことが大切だと痛感した次第です。特に、学生留学ではなく社会人留学の場合は、自身のキャリアをいったんストップしていくのですからやはり実を結ぶものであってほしいなと思います。

あと、語学留学はいつ行くべきか?とかも質問にありますね。

私がお答えするのは、学生の時でも社会人の時でもその「なんのため」をまずしっかり設定出来てれば、正直その人のタイミングでよいと思っています。

例① 学生時代の語学留学の場合

例えば、学生時代に「経験」や「体験」を得たい、というのを目標とする方も居るんじゃないかなと。新しい世界を知る、新しい文化を知る。学生さんならば、そしてそれを体験・経験として自分にどんな変化を見るのか?を是非考えていただくと良いと思います。

志望動機でも多いのですが、やはり「ただ楽しかった!」という経験と「これがあったからこんな影響があった」というものでは全く違う。それをどう定めるかはご自身次第だとも思うのです。
(あとは、発音だったり、ネイティブ的な考え方や話し方などをやはり手っ取り早く!と考えるのであれば、それは若ければ若いほどスポンジのように吸収する…というのも実体験ではありますが(笑)、そこは今回は横においておきますー笑)

例② 社会人の語学留学の場合

私が思う社会人留学はもう一歩進んだものであると尚ベターかなと。
経験・体験を得る、だけではもう不十分で、「なんのために語学留学するのか」よりもより具体的に、「なにに使うために語学留学するのか」の色味が濃いのかなと。

実際問題、体験した方はわかると思いますが数週間、数か月の留学では中々変化は見られないと思います。
(勿論、ご本人の頑張りにもよりますが…!)
一過性のものとして耳やボキャブラリーの「慣れ」は確実にありますし、「自信がつく」ということも可能かと思います。しかし、それが「語学」として力になってくるのはまた少し違うポイントになるのかな、と。

そして、その数か月ないしは数年間を今後の人生のどのような位置づけとして使うのか?は是非考えて頂きたい。

例えば私の場合は、

英語出来ないから出来るようになりたい
➡留学いくならもう今しかない気がする。
(⤴大学時代サークルにあけくれていくタイミング逃した人)
➡でもこの歳(当時28歳…)で語学だけやって帰ってきたって何にプラスになるんだ?ていうか1年やそこらで他の英語ネイティブレベルの人と戦えるんだろうか?ていうかどのレベルになりたいの!?
➡行くなら意味のある留学が良いな。。。今後の人生に使える学びの留学ってなんだろう…?…ホテル関連の海外の学校とかで学んだら英語もできるし今後のキャリアにプラスになったりするんじゃ…!?!?
じゃあもういっそ学位とれるようなところ入ろう。語学留学プラス学位とろう。

というような(笑)
安易な気持ちではないのですが、上記のような勿体ない精神が発動し、海外でより長く意味をもって学べるものを探した結果、後にご紹介するまさかの大学院受験に繋がる形です。

その時は私もそこまで考えていたわけではありませんが、まずは、「なんのため」をしっかり考えることがおススメです。

「どのレベルまで」を考える

次に、大事なのがどのレベルまで。
例えば、語学留学であればTOEFL〇〇点まで、大学受験して受かる、大学院受験をする、ビジネスレベルまで持って行く…。
具体的であればあるほど良いと思っています。
また、ワーホリや語学留学であればあるほど、〇〇点という線引きは自分に厳しくすることをオススメします。

一番ありがちなのは、コミュニケーションをとれるようになった、だったり海外の文化で学ぶことが出来た、という主観的な結論で終わってしまうこと。これも勿論、ご本人の経験値としてはかけがえのないものですし、大切ではありますが、折角なのだから「そこから得たものを形にする」ことは、人生においてとっても大切です。
数値として残せるもの、資格などは取ってどうする、という方もいらっしゃいますしそれに賛同することもありますが、それをどう活かせるかもご自身の力量だと思います。

就活で語学留学をした、と書けば、ある程度英語は喋れる/英語面接があるかもしれない位の覚悟で居ても良いかもしれません(笑)
(因みに弊社では必ずそういう流れになります(笑)英語力で合否に関係はありませんが、やはり頑張った子はそれなりに食らいついてきます)

折角なので、費やした時間やお金を無駄にしないように、スコアや目に見えるもので努力を証明する、というのは多数のライバルがいる中ではとても効果的です。
また、例えばそのスコアが闘うまでではなかったとしても、「少なくともこの期間にてここまで持って行くという目標を立てて、それを突破した」という目標を立てる力やそれをやりきる力などで昇華することも可能です。
是非、自分に厳しく、それを設定することで「なんのため」を忘れずに続けられるように自分を管理することを考えてみてください。

「いつまでに」を考える

最後にいつまでに。この3つがあるとベストなのかなと思っています。
多分、ワーホリにしろ語学留学にしろ、それぞれ期間が区切られている人が大多数だと思っています。大学受験からそのまま大学院に…っていうパターンや、私みたいに語学学校行ってみてそのまま大学院まで…というパターンもそこそこイレギュラーなのかな。

例えば目標を設定しても、「いつまでに」がないとやはりグダグダになってしまいます。私も無駄に出来る資金は無かったので、語学留学時も「この期間で無理だったら日本に帰って再度大学院受験する」という形でいったん目標値と期間を設けて学びを続けておりました。

語学留学で2年も3年もって人はまず、居ないと思います。
でもなぜこれを言うかというと、語学学校に来ていて歴然とした違いを出している人たちを沢山見てきたからです(笑)

ある人はストイックに一所懸命喋れないながらも友人を作ってインターナショナルな学生たちと一緒に行動をすることで英語力をあげていって。
ある人は生活を楽しみつつも、授業はおざなりになり、日本人と一緒にグループを組んで動くことでアメリカで生活すること、がメインになる。

そんな二組を見ていると、やはり帰国時に歴然とした差が表れます。
たった半年でこんな変わる!?ってくらい変わるんですよねぇ。

勿論、あれです。楽しむな!!とか、日本人とつるむな!!って言ってるわけではなく(笑)
私も遊ぶときはめっちゃ遊んでましたし、比較的日本人の子達とも多く一緒に過ごしていました。フロリダ時代に出来た友人で一番最初に仲良くなって、その後親友レベルでよく遊んでいた子は日本人でした。

ただ、彼女とは英語学校時代からプライベート迄、ある程度自身たちの英語力が問題がなくなる2年目まで、ほぼ完全に英語のみで通したことで、お互いの英語力向上はすごく助けられたなぁと思っています。

英語学校時代にも先生たちに「変な日本人二人」って言われてたし(笑)
母国語を話さない同じ国同士の人とか見たことないって(笑)
でもその位、二人共真剣だったんですよねぇ。

私は少なくとも半年間(英語学校で過ごせる時間)で修士号受験をしたい、というところは固まっていたので、それを達成するべく逆算してどう勉強していくのかを考えることができたので目標を立てやすかったのも事実です。

まとめ

そんなわけで。
「なんのための留学か」を考える
「どのレベルまで」を考える
「いつまでに」を考えるこの3つをまず考えて、動いてきましょう。
語学留学、という言葉は格好いいですが、この上記3つを据えないと他者に共有出来ない「経験値」で終わってしまいます。
逆に言えば、それさえ説明出来れば、その後の人生においても自信をもって伝えることが出来る。
是非、よろしくば参考にしてみてくださいね♪



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?