ドタバタ海外旅行記〜混沌の国、ベトナム〜
⚠︎
このベトナム旅行記は⛲️の独断と偏見と感じたままをそのままに書いております‼️旅行の記録(プチ事件含む)です。10000文字くらいあるみたいなので、暇な時、寝る前にでもどうぞ。
1日目
入国審査官に無視される
どういうこと?と思った人がいるかもしれないが、日本のパスポートは最強ってことだ。
入国審査官に「観光の目的は?」と聞かれて「さいとしーいんぐ!」と叫ぶ準備は出来ていたのだが、パスポートをチラ見するだけで、滞在日数すら聞かれなかった。いいのか?⛲️が入るというのに……別に犯罪とかしないけど……
ちなみに今回の旅の同行者である先輩は「練習してきたのに……」と残念そうにしていた。私は入国審査のことを直前まで忘れていたぐらいなので良かったが(このポンコツが)、彼女には普通に1質問くらいしてあげてほしかった。
何はともあれ、無事入国できた‼️
到着、そして洗礼に遭う
タンソンニャット空港に到着し、大きなスーツケースを転がして私たちは外に出た。
ベトナム、あっつ。
湿気、すご。
全然普通に暑い。なんなら日本といい勝負だ。
さて、海外に来たらまず何をするか?
そう、それは水の確保である。
ベトナムでは、水道水を飲むと全然普通にお腹を壊す。そのため飲料水を買う必要があるのだ。飲める水が水道から出てくるどころかそれで体とか尻とかを洗っている私たち日本人、かなり恵まれているな……と思いながらショップへ行った。
水を2本買おうとしたところで、店員さんがなぜか水を1本追加して渡してきた。
「え?とりま2本でいいんだけど」となった我々であったが、韓国でありがちな2+1(2本買うと1本おまけがついてくる)的なやつかな?と思いそのまま決済。お値段54,000ドン。ちなみに1ドンにつき0.0061円(2023/09/28時点)であるため、換算すると約329円である。
まあ水1本110円くらいか〜。
水の値札を見たら18,000ドンだった。
は?
54,000÷18,000=3である。
しっかり3本買わされてるし、ベトナムでペットボトル水1本の相場は大体30円くらいらしいので全然損をしている。10本買える。草。空港を出てすぐのショップでこのザマである。恐ろしい。
ちなみに3本目を買わされた謎は未だに解けておらず、
考えることを放棄した私は「幽霊でも見えてたんかな」と思っている。
タクシーも油断ならない
水を売られたあたりで、先が思いやられるな…と思っていたところ、現地のタクシーのおっちゃんっぽい人が近づいてきた。
タンソンニャット空港で乗り換えて国際線を使い、ホーチミンからダナンへ飛ぶ予定だった私達は国際線の場所を探していた。軽いとはいえ、かなり大きめのスーツケースを持っているため「国際線遠かったら面倒だな」くらいの感覚でウロチョロしていたら、「俺が乗せるよ!」みたいな顔して近づいてきたのである。
「ここからどれくらいですか?」
「20minutes!walk!」
なんと、歩いて20分もかかるらしい。
それは困ったなと思ったが右の方を見てみると「国際線はこちら」の看板。てかなんならすごく近くに見える気がしたため一旦断る。
5分で着いた。
いくらなんでも観光客をナメすぎである。ロータリー30周くらいしてから止めるつもりだったのだろうか。
ベトナムについてから30分も経たないうちにこれである。先が思いやられるどころかもう疑心暗鬼に陥った。
謎のゆで野菜
ベトナムといえば一旦フォーかな。まあ多分美味しいよね。みたいな感覚で、ベトナムについてから初めて入ったレストランではフォー、そしてフルーツジュースを注文した。椅子に座った時めちゃくちゃ安心した。高級水、嘘タクシーの洗礼を受けまくっていたからである。
普通に美味い。
美味いのだが、ここでも謎の事件が起きる。
食べ始めて少しした頃、食堂のおばちゃん的な人が皿に乗った大量の生野菜を持ってきて、去っていった。
「???」
これなに?どうやって食べるの?
友達と戸惑っていると、おばちゃんが再びやってきて
「ナン!ナン‼️」
と叫び、野菜が連れていかれた。
「???」
意味がわからない。
もうこの時点で面白すぎる。野菜は意味分かんないし、出てきたと思ったら回収されるし。しかも絶対ナンとは言ってないのにベトナム語で「こんにちは」すら言えなかった私にはカレーのナンと叫んでるようにしか聞こえない。ちなみに帰国した今でも「こんにちは」は言えない。
しばらくすると、また同じおばちゃんが来て、さっきの野菜がでてきた。
茹でられた状態で。
⛲️(あっ、これ、茹でた状態が正解なのか。)
先輩(一旦、食べてみよっか。)
━━━━━━━味は、しなかった。
未だに、なんの野菜なのかも分からない。
ただ食感を楽しむ用なのかな?と色々考察してみるものの答えはおばちゃんにしか分からない。
茹でた意味も分からない。茹でが正解だったとして生で出すのもおかしいだろ
フォーは普通に美味しかったです。ごちそうさまでした。
秩序の存在しないホーチミンの道路
バイクが、多すぎる。
平気で追い抜かしていくわ、スペースがあればあるだけバイクが入ってくるわ、歩道じゃないの?みたいなところをバイクが走っていってるわで、本当にめちゃくちゃである。バイクの普及率高すぎる。チャリは片手で数えるくらいしか見かけなかった。
ちなみに現地ではGrabというアプリを使ってタクシーorバイクのおじちゃんを呼べるのだが、バイクに乗ったら事故るか私が落っこちるかしそうだったので普通に車を使った。
Grabを何度か利用して気づいたのだが、ベトナムのおじさんはクラクションを息するように押す。
もはや挨拶なんじゃないかってくらい押す。
しかも、1度パーッ!と鳴らすのではなく、パパパパパパパ‼️パパ‼️ペンペン‼️ポッポポポポッポー‼️くらい大量に刻んでくる。3日間しか滞在していないが、日本に帰ったら静かな道路に驚いてしまうかもしれない。
あと、ベトナムの横断歩道は横断歩道ではない。道に白い線が引いてあるだけである。こちらが歩いていようが関係なしにバイクが通ろうとしてくるので、こちらも立ち止まったら終わりである。
正直滞在中、事故現場に遭遇しなかったのは奇跡なんじゃないかと思っている。等速で歩いていけばぶつからないが、普通に目と鼻の先にバイクが通過していくので心臓に悪かった。
カオスな道路を横目にタクシーでたどり着いたサイゴン中央郵便局は、唯一の平穏だった。
ダナンへ出発
ホーチミンでカオスを味わいながら観光したあと、ダナンへと向かった。クソどうでもいいが、ダナン国際空港のトイレの鍵があまりにも心もとなさすぎて笑ったので貼っておく。
ダナンのホテル、神
ホテルにチェックインしてすぐ、部屋に向かう際スーツケースをホテルマンの方が運んでくれたのだが、友達が日本語でお礼を言うとエレベーターの中で話しかけられた。
「ありがとうございます!」
「!
☆▽○〜(日本語っぽい発音)?」
「?」
「やぱん?(多分Japanの意)」
「Yes!」
「oh!おはようございます〜こんにちは〜、こんばんは〜、evening?☺️ありがとうございます〜」
かわいい。
先輩が「ありがとうございます」と言ったのを聞いて、日本人だ!となったらしい。
めちゃくちゃ日本のこと好きやん、ありがとな。
ホテルマンの方々はその後も「どこにいくの?」「そこに行くならこっちの道だよ」「タクシーもっと安いやつを呼べるよ」と色々親切にしてくれた。お部屋も綺麗で、サービスも充実しているのに1泊1人3000円は金銭感覚がバグった。めちゃくちゃ幸せになって欲しい。
ダナンでの夜
夜ご飯はYouTubeで見た美味しそうなイタリアンのお店に行くことに。大きな焼きたてピザとラザニア、オレンジジュースを楽しんだが2人で大体3600円ほどだった。サイゼじゃん。
ちなみに、オレンジジュースのストローがなんか食べれそうだったのでかじってみたら、マジでそういう素材だった。SDGs的なあれだと思う。
でも突然「このストロー食べれますよ!」とか言われた先輩は、だいぶ怖かったと思う。ストロー食うな。
ホテルまでの帰り道は、コンビニっぽいところでビールを買ってみたり、カフェでティラミスを食べたりした。
致死量のティラミス。ベトナムで食べなくてもいいかもしれないが、300円しなかった。しゅごい。でもしばらくティラミスは、要らない。
ちなみにビールは美味しかったら酒カスフレンズに買っていこうと思っていたのだが、私が飲んだTIGERビールはシンガポールのビールだった。あとシンプルに買いそびれた。何してんだ。すみません。
2日目
ホテル大満喫
2日目朝、楽しみすぎて目覚ましが鳴る1分前に目覚め、優雅に朝食を取った。ちなみに私はベトナムだからとかではなく、シンプルに生野菜が食べられないので、美味しそうな炭水化物たちを片っ端から食べた。
朝ごはんの後は屋上のプールを見てキャッキャはしゃいだ。
普通に綺麗だったが、予定があったので入らず写真だけ撮影した。
そしてスパの割引券がついていたので、足のマッサージ施術を受けることにした。
ピアノと水の音が流れる中優雅なマッサージタイムである。めちゃくちゃ気持ちよくて寝そうになった。30分の施術とは思えないくらい癒された。
蒸しタオルを足に載せられた時「hot⁉️」とめちゃくちゃ聞かれた。実際かなりhotで声が出たので、「ァ〜‼️little‼️」と叫び返したら「ソーリーw」と言われて蒸しタオルはそのままだった。聞いただけだったらしい
オイルマッサージのあとにツボ押しのようなこともしてくれたのだが、右足だけが激痛だったのでちょっと怖かった。内臓、悪くないといいな。
お土産を求めてお散歩
ダナンは観光地なので、市場や有名なお土産スポットがいくつかある。せっかくの海外旅行、ベトナム土産を色んな人に買って帰りたかったため、友達には私のわがままに付き合ってもらい、ホイアンへ向かうまでの時間を使ってダナンをお散歩した。
ちなみにオイルマッサージのあとそのままサンダルを履いた先輩は、オイルでぬるぬる厚底サンダル+ダナンのガッタガタの道によって、お散歩時に1人で勝手に謎のハンデを背負っていた。転ばなくてよかったですね
お店をいくつか見てみて気づいたことなのだが、有名なチェーン店や観光客向けのお店以外の店員さんは、大体靴を脱いで床に座っていた。文化だろうか。
店の種類とかはもはや関係ない。家電量販店の店員さんがテレビの前で座ってスマホをいじっているのを見た時は、「私もこうやって働きてえな」とちょっと思った。
廃墟とかも全然ある。
夜に見た時は結構怖かったが、昼に見ると日本の街中ではなかなか見られない光景すぎてちょっと感動した。
マーケットで買い物できず
ダナンではコン市場とハン市場というところに行ったのだが、結論から言うとまともに見られていない。
まず、コン市場では狭い一本道を平気でバイクが走っていた。(写真右側参照)クラクションも鳴らしていた。私も対抗して叫べばよかったかもしれない。
写真からは想像出来ないかもしれないが、ピンク色の謎の水たまりや、排気ガスが充満した空気など諸々に耐えられなくなり、入口の写真を撮って速攻撤退した。あとシンプルに、轢かれかけた。
次にハン市場。
(もはや写真もない)
ハン市場は所狭しと品物が並べられており、果物から雑貨、お菓子や衣料品までありとあらゆるものが揃えられている。
入る前に少し独特な匂いが気になったのだが、その場所を通り過ぎれば大丈夫だろうと思って広いマーケットの中に入った。
以下はマーケット内での私の様子である。
「わー!色んなものが置いてあるなぁ」
(……?)
「お皿とか、刺繍小物、ドライフルーツもある!どうしようかな」
(なんか……臭いな……)
「……種類多すぎて悩んじゃうなー」
(……臭い……)
「……」
(死ぬ!!!!!!!!!!)
ちなみに原因はドリアンだ。
奴はあまりにも臭すぎる。
現地の湿気とぬるい気温も合わさって、鼻をダイレクトアタックしてくるのである。ちなみに先輩は私があまりにも喋らないのでドリアンの匂いが平気なのかと思ったらしい。喋るのも辛かったと言ったら大ウケしてくれた。
でも冗談抜きで臭かった。
市場に限らず、ベトナムではたまにドリアンの微かな匂いがするので、その度に「グ……」となった。
おそらく人生で初めてドリアンの匂いを認識したのだが、あれは最早攻撃ではなかろうか。遠くにあっても分かるほど臭い果実を持つ個体が、動物に発見されやすく、食べられることにより種子を残し生き残って、あのような進化を遂げたのだとしたら、少なくとも私相手には進化に失敗していると言える。
未だに少しトラウマである。
あの臭さを言語化できない。
調べたら、硫黄化合物を生成しているのだそうだ。でも温泉のそれとはまた違う。果物独特の甘い香りが混ざって、地獄を生み出している。
マーケット見たかった。
でも、臭かった……
チョコレートかわいい、店員さんもかわいい
悲しい話はもう終わりにしよう。
私は初めて知ったのだが、ベトナムではカカオが栽培されているのだそうだ。それを使った高級チョコレートが人気らしく、それは土産に丁度よさそうだ!ということで2軒のチョコショップに行った。
1軒目はここ。
中身は共通なのだが、パッケージの色が豊富である。めちゃくちゃかわいい。
試食もしてみたが、やたら甘すぎることもなく上品な味がする、気がした。私はなんでも美味しく食べてしまうので、多分目隠しされて日本のチョコと混ぜられても分からない。じゃあ食レポすなボケ
ここではジャニーズや韓国アイドルが好きなお友達に向けて、推しカラーと同じ色のパケのチョコを買った。喜んでくれるといいな〜。
2軒目はここ。
このお店では、お姉さんが1人でチョコを売っていた。
最初お店に入るためにドアを開けようとすると、慌ててお姉さんが開けてくれた。後からGoogle翻訳を使って教えてくれたのだが、ペンキが塗りたてで手についてしまうから開けてくれたらしい。やさしいねえ。
ここでも試食をして、いくつか美味しかったお菓子をお土産に購入した。自分用に。
なぜなら、9月はいくら食べてもいいと私の中で決めており、チートデーどころかチートマンスだからである。
繰り返すが自分用である。
大きいチョコを2枚も買った。
小さいケーキ的なのも買った。
なんならすすめられたやつはほぼ買った。
追記:めっちゃ美味しかった
2日目も神ホテル
午後は移動して、ホイアンへと向かった。
車で数十分かかる距離でもタクシー代は2000円程度である。バグである。タクシーの運転手さんたちは絶対に幸せになって欲しい。
ついたホテルは、自然との調和が美しいホテルだった。しかも、映えスポットがたくさんある。
なんかいい感じのフォトスポットがあった。
生物学科のくせに植物が結構苦手な私も、この写真の綺麗さにはニッコリである。先輩に感謝。
なんだか美味しいお酒が飲めそうなバーとかもあった。流石に昼からは開いておらず、酒カスの私はしょんぼりである。
映えスポットにしたかったけど多分できなかったんだろうな、という感じの階段とかもあった。(上の写真)
上に行けば行くほど揺れるのはなんでだろうと思ったら、マインクラフトみたいな階段の作りだった。
違法建築と呼ぶことにした。
部屋もかわいい。バルコニーがあり、見渡すと川や畑、可愛らしい建物などが見える。ニワトリとかもいる。犬もいる。自然豊か。
ちなみに、先程載せたプールでは写真撮影をしまくった。てか先輩の写真スキルが高い。高すぎる。めちゃくちゃ綺麗に撮ってもらった。しかしその中でも、これが1番インターネットだな。と思った写真を貼っておく。
ちなみに⛲️はこのポーズを取った記憶がない。
ホイアンナイトマーケット
ホイアンで有名なのは、なんといってもこのナイトマーケットである。
名物でもあるランタンがあちこちに飾られ、夜であることを忘れてしまうほどに道は明るい。
ナイトマーケットにある衣料品店のすごいところは、ほとんどのお店がオーダーメイドで作ってくれるところである。足の横幅が大きいのに、縦幅が小さめで靴が探しにくい私はオーダーメイドのサンダルが欲しかったのだが、出来るのは翌日だと言われてしまった。翌日にはホイアンを出なければならなかったため諦めようとしたところ「既製品でよければ試してみれば?合うかもしれないよ」と言われ、「いや、流石に合わないでしょ……」と思いつつ一応履いた。
シンデレラフィットだった。
なんでだよ。日本にはあんなに私に合うサンダルがないのに。
もしかしたらあの店員さんはベトナムのフェアリーゴッドマザーだったのかもしれない。王子様どこ。一旦片足だけ落として帰ろうか。
冗談はさておき、オールレザーかつ6ヶ月の保証付きとの事だったので悩んで購入。芥子色の素敵なサンダルである。もう夏は終わるが、季節関係なくサンダルを好き放題履こうと思う。
ナイトマーケットは、カオスである。
子供たちが龍の大きな被り物を動かし、太鼓を叩いて鐘を鳴らして、店内を回るといったような、ベトナム版獅子舞的なイベントがあちこちで行われていたり、
割り箸とゴムを使ってリアルな鳥の動きを再現したおもちゃや、光る謎のスパイダーマンのおもちゃ、そして立体カードなどの実演販売などが行われていたりした。
実演販売というか、目を合わせたら「売られる」という感じである。
「日本語で押し切ったらかわせるんじゃね?」という作戦を立てたところ、先輩は「分からないよ〜」「要らないよ〜」「大丈夫だよ〜」(全部日本語)と言って全ての客引きを跳ね除けてくれた。頼もしすぎる。
写真を撮ってもらいつつ、ナイトマーケットを楽しむ。すごく素敵なスポットを見つけては先輩が撮影してくれたので、とても嬉しかった。
その後、養蚕からやっているという絹織物の工場で母に100%シルクのストールを購入。日本語を話せる店員さんがいた。ちなみにちゃんと日本語が通じたのは3日間でこの人だけである。
母はエメラルドグリーンが好きなので、似た色のストールを購入。
生活習慣が乱れまくっていたり、定期と学生証を容赦なく落としたり、大したスケジュールも告げずに突如ベトナムに飛んだりするようなハチャメチャ子供であるため、親孝行というより懺悔の気持ちを込めて買った。LINEしたらめちゃくちゃ喜んでいた。
晩ごはんは友達が調べてくれたベトナム料理屋へ。ここでは豚肉とエビのなんか美味しいやつとか、生春巻きとか、ベトナムを感じるものを沢山食べた。
マンゴーラッシーも飲んだ。これも2人で3500円程度だったと思う。サイゼじゃん。
一通り買い物に付き合ってもらったあと、船乗りたくね?灯篭流し、したくね?という流れになり、相場を調べた上で、客引きおじにあえて捕まってみた。
「How much?」
「1People、30K」
300,000ドンは日本円にして1830円である。
……高くね?
「10K‼️」
戸惑っていると、客引きおじはト○ロで傘を無理やり貸してくるカンタみたいな感じで、川に流す灯篭を差し出してきた。いやまだ金とるんかいと思いつつ、先輩が断ろうとすると
「いくらが希望だ?」
と聞いてきた。相場を伝えると
😟みたいな顔をして手を振って去っていった。草。でも流石にボートに乗って灯篭を流すだけで、1人3000円弱は高い。
ちなみにその後乗ったボートでは、200,000ドン(約1220円)で2人船に乗れたし、灯篭も流せた。
ぼったくりじゃねえか。絶対許すな。
とりあえず、強気で交渉するか、相場をしっかり調べた上で自分で探すのが安全だとわかった。次回に活かしたい。
3日目
3日目のご飯たち
3日目朝、かわいいお部屋での目覚めは最高である。この日はすぐに空港に向かい、一日中飛行機に乗る予定だったので、まずホテルの朝ごはんをゆっくり楽しんだ。バイキングでパンやベーコンに加え、フォーを食べた。
ちなみに、フォーは何度食べても美味しいのでタンソンニャット空港でもフォーを食べた。だってフォーは神だから。しばらくフォーしか食べたくないくらい好きになった。フォー、好きだ。
3日目はもう、飛行機に乗る以外のイベントがほぼなかったため、フォーのことしか頭になかった。インスタントフォーが欲しいとずっと言っていた。
あと、ホテルを出る前にまたでかい植物を見つけたので、また写真を撮った。
ダナン国際空港ではベトナムでメジャーらしいコーヒー屋でフラペチーノ的なものも飲んだが、氷が溶けてお腹を壊すのが怖かったため、おそるおそる飲んだ。
結局私が3日間の滞在で覚えたベトナム語は「Khong da=コン ダー(氷無し)」だけである。しかも通じなかった
多国籍トイレ
最早、ベトナム旅行記でもなんでもないのだが、タンソンニャット空港についてすぐトイレに入ると、かなり混沌としていた。
空きを待っているのは分かるのだが、ドアの真ん前に立つマダムたちのプレッシャーがすごい。近すぎやしないか。そんなに圧をかけられたら出るものも出ないだろ、というくらい近かった。
あと立ち入り行為も横行していた。先輩の前をおばさんが微笑みながら横入りしてきたらしく、「笑顔って、そういう使い方もできるんだと思った」と彼女は語っていた。感心するところが違うよ。
しまいには私の隣に、おじいさんがいた(!?!?)
なんでだろう、とか考える隙も与えてくれなかった。だってどう見てもおじいさんだ。多分どう理由づけても納得は出来ないと思う。
結局そこでのトイレは諦めた。
日本って、すげえや。
ドタバタお土産購入
フライトが変更になったり、遅れたりで結局お土産を買う時間があまり取れず、駆け足で空港内のお土産屋を巡ったのだが、普通に日本以上に値段が釣り上げられていて悔しくなった。カ○ディとかで買うよりも高いかもしれない。許せない。水に関しては1本300-400円して、意味が分からなかった。日本ですら、いろはすが3本買える。
「この〜‼️足元見やがって〜‼️」と叫んでみたが、現地のお金は極力使いきりたかったので大人しく支払った。ドンはほんの少し余ったが、記念に取っておくことにした。
みんなはできるだけ、空港の外で買おうね。
まとめ
混沌と戸惑いの2泊3日だった。
でもとってもとっても楽しかった!
元はと言えば大阪旅行に行くつもりだったこの旅行。先輩の提案で気づいたらベトナムにいたのもだいぶヤバいが、この提案をすんなり受け入れた私も私だと思う。
帰国するための飛行機の中でこの記事を書いているのだが、もう既に、ベトナムまた行きたいよ〜!状態になっている。
色んなものが安いし、移動も楽だし、
なによりみんな自由で、賑やかで伸び伸びとしている。情報量が多く、風邪の時に見る夢のような国であった。悪口じゃないです
次に行く時はインスタントフォーと酒を爆買いしようと思う。
あと、お土産を買う時に色んなひとの顔が浮かんで、お土産を買いたい人がこんなにいるのは幸せだなと思った。普通に色々買いそびれましたけど(てへ)。
わたしが何かを渡そうとしていたら、是非とももらってやってください。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました‼️
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