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旅をすること・感受性のインストール

1.初めに

私は大学に行くまで生まれ育った長野が好きではありませんでした。

山に囲まれて、窮屈で、不便で、都会で暮らすことに憧れていました。
田舎者と言われても仕方がありません。

大学の4年間は県外で過ごし、そのまま都会で就職するんだろうと思っていたらしっかりと長野に戻り真の田舎者に認定され現在に至ります。

そしていかに自分が恵まれた環境で生活していたのかに気づきました。
お陰で今は長野が大好きです。

その後カナダで生活した際は、日本から飛び出て異文化、異なった環境で生活し同様に日本はとても良い国だなと気付かされましたし、当然その逆もたくさんありました。

外に出ることはそれまで当たり前だったこと、足元にあるのに意識していなかったことに気づく良い機会となります。

それは「旅」をした時にも強く感じます。

ちょうど今月海外へ撮影に行くためそんなトピックをお話したいと思います。

また、旅をすることは写真を生業にしている自分にとって何故大切なのかの考えをまとめてみました。


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