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何がしたいのか分からなくてもいいのだ

一昨日、高校の進路説明会がありバスに乗って学校まで行ってきた。
バスの中で、今日はnoteにこれをテーマに書こうかなあーって思っていたことを、なんとびっくり!夕貴さんが記事にしてくれていて♡♡
私が書くよりもずぅ〜っとわかりやすく丁寧に、しかも優しい言葉で表現してくれていて読者にはより分かりやすくじわ〜っと伝わり腑に落ちる。良かった〜!

こういうことって、昔からよくあることで。

テレビ見てて「ちょうど今日この話してたんだよ!」とか、カレー作ってたら娘が「朝からカレー食べたかったんだよ」とか。

なんか違う?まあ、よし。

美容室に勤めていた頃よくあったのが「そろそろ○○さん来る頃かな。」と思ってると来たり、「○○さんから電話が来るような気がする」と思うとホントに来たり。

これは念力だそうだ。相手の念力を受け取ったということだって。私の記憶が確かなら。


進路説明会での話を終えて帰宅後。

「あ〜!もうどこも受かる気がしない!勉強嫌だァ〜( ߹ㅁ߹)」としゃべり続ける娘。

楽をしたくて「学校推薦にしよっかなぁ〜♪」なんて気楽に考えていたつい数ヶ月前。
そんな甘いことではなかったことを知る。

私が大学受験を経験していないから、今ひとつシステムを理解していなかったので説明会に行ってよかった。

学校推薦は、そこに入りたいという熱意を伝えるための小論文と面接の練習がものすごく大変らしく、共通テストの勉強との両立は難しいとのこと。
過去3年間の合格率が非常に低く、先生はオススメしない。

「これといってやりたいことも夢もないからさあ!」という悩みがあるらしいが、そんなものは当たり前で。

18歳で、それほどの体験もなくどうしてもやりたいことなんてある人の方が少ない。

50歳をすぎても「自分がやりたいことがなんだか分からない」という声が多いんだから。

私だって「将来の夢は美容師です」とは言っていたものの、カッコイイとか絶対になりたい!とか、そんな情熱があった訳では無い。

父親の死をキッカケに国家資格があって、女ひとりでも生きていける。県外に行っても出来ること、という職業。公務員以外。

「女が優位」な職業は当時は美容師と夜のお仕事くらいなもの。
料理が好きだったから、調理師も選択肢にはあったけど調べたら完全な男社会。

消去法で『美容師』に決定した。

姉は小学校の教師を定年まで務めあげた。
私は姉が小学生の頃から先生になりたかったんだと、母から聞かされていたのでそう思ってきた。ところが。

5年程前に話した時に「なりたくてなったわけじゃないから」と言った。びっくり。
突っ込まなかったけど、奨学金の為だと思う。
当時は学校の先生になると奨学金を返さなくても良かった。多分これだ。

天職と適職

自分がやりたいことを仕事に出来ている人が皆思い通りに順調に楽しく働けてるかといえば、現実的にはそうとは限らない。

ずっと描いてきた将来の夢を実現して、それが仕事になり現実の生活として進んでいくと「思ってたんとちゃう」状態になって辞める人も沢山いる。身体を壊してしまう人もいたり。

自分自身を例としてみると、決して美容師という仕事に向いている訳では無い。

手が小さい(指が激短。詰めたん?ってほど)、腕が短い。器用では無い。手が遅い。

同年代の美容師仲間はほとんどが自分のお店を持っていて、ずっと美容師という仕事しかしていない。共通して、手が大きい。早い。器用。

手が小さいと、カットも、パーマも、セットも掴める毛束が少ない。その分手が遅くなる。

クリエイティブな感覚もごくフツーで、逆に奇抜な『私、美容学校行ってまーす!』的なファッションには興味がなかったという点でも、天職だとは言い難い。

専業主婦を経て、単発の派遣の仕事を色々やりながら縁あってまた美容師の仕事を再開した。

「なりたくてなったわけじゃない仕事でも続けていくうちに好きになることもある。逆に、やりたかったことでもやっぱり違ったって事もある。だから、そんなに深く考えなくていいから、とりあえず偏差値で決めれ!」

と、埒が明かない娘に母親らしく言ってみた。

「見て。○○先生の似顔絵書いた。授業中。めっちゃ似てる。」とiPadを見せてきた。
「これも。『おたま弱視』(架空の動物)面白くね?」

これで入れる大学ないかなぁ‍www

仕事に、生き方に迷ったり悩んだりしている人が多いけど、無理に【選択】しなくても、自然に「あ、これかも!」って思う時が来ます。焦らず、自然に。ゆっくりと♪

         ♡【自問自答】を忘れずに♡


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