小室氏の試験結果報道まとめ
まとめ表
網羅的なものではありませんが、目についたものをまとめてみました。
縮小表示されてしまって見にくいと思いますので、分割版も掲載します。
これを踏まえて、2点ほど所感を書きます。
所感① そもそも受験したのかどうか
小室氏の受験を事実として書いている媒体が多いですが、中日スポーツ、スポニチ、NEWSポストセブンは伝聞調で書いており、含みを残しています。
可能性１：
これらの媒体には裏を取る能力が欠けているために伝聞調となっている。その他の媒体は裏を取ったうえで断定した書き方をしている。
可能性２：
これらの媒体は正直（あるいは慎重）な判断をしたが、他の媒体は「赤信号みんなで渡れば怖くない」的に見切り発車による断定を行っている。
所感② フジテレビと時事通信の記載の飛躍
目についた限りでは、この２媒体のみが「小室圭さんに合否結果が通知された」と書いています。
時事通信については「見出しで書いて本文で書かない」という反則をしている点も引っ掛かりますが、それは一旦置いておきましょう。
書きぶりからして、どちらも小室氏本人や関係者に取材したわけではないようです。
実は今回、間違いがない事実だと言えるのは、以下の事項だけです。
ニューヨーク州の試験実施団体が『採点が終了し受験者に合否を通知した』と発表した。
確かに、「小室氏は受験者の一人である」が正しいとすると、上記事実と合わせて考えることで、「小室氏に合否が通知された」ことが推定されそうです。
しかし、待ってください。
ニューヨーク州の試験実施団体が『採点が終了し受験者に合否を通知した』と発表した。
は事実ですが、
すべての受験者に合否が通知された。
は事実ではなく、推測です。
実施団体側の事務ミスや通信事故により、通知されない受験者がいる可能性は十分にあります。
よって、下記の二つの「事実」を根拠として、「小室圭さんに合否結果が通知された」を事実として報道することは、不適切です。論理が飛躍しています。
小室氏はニューヨーク州司法試験の受験者である。
ニューヨーク州の試験実施団体が『採点が終了し受験者に合否を通知した』と発表した。
しかも上述した通り、「小室氏はニューヨーク州司法試験の受験者である」が事実かどうかすら不明とする立場もあるのですからね。
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