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コンサル転職における転職エージェントとの関わり(全体プロセス)


自己紹介

こんにちは。私は40代後半の経営コンサルタントで、15年以上の経験を持っています。私は業務改善の専門家として、多くの企業に価値を提供できる自信を持っています。しかし、新たな挑戦を求めて転職活動をしました。そこで学んだ経験をお伝えします。

今回は転職エージェントとの関わり方についてです。

転職活動において、転職エージェントとの活用の仕方は非常に重要だと考えています。しかし、実際に効果的に活用できている人は少ないのではないでしょうか。 私自身、転職活動を始める前に転職エージェントの活用の仕方について調べました。しかし、インターネットで得られる情報だけでは不十分だったというのが正直な感想です。

転職活動を終えた今、もっと良い方法があったと感じています。その内容をお伝えしていきたいと思います。

まずは転職エージェントと関わる場面と、それらを効果的に活用する方法について説明します。

転職エージェントと関わる場面

転職活動において、転職エージェントと関わる場面は以下の通りです。

職務経歴書と履歴書の提出

転職エージェントとの初めての面談の前に、職務経歴書と履歴書を提出します。転職エージェントはこれを読んで、応募者の情報を事前に把握します。

初回面談

お互いを理解し、転職活動の方向性を確認するために行われます。転職エージェントからの自社についての説明があり、こちらからもこれまでのキャリアの説明、転職理由、転職の目標などをお伝えします。その後、転職活動の方向性をすり合わせます。

職務経歴書の更新

初回面談で、職務経歴書の改善点についてアドバイスがあります。それに基づいて修正し、改めて転職エージェントに提出します。

案件の紹介

転職エージェントは、応募者の転職の方向性に合わせて求人を紹介してくれます。

案件の応募

求人の紹介を受けたら、応募者は応募するかどうかを判断します。応募する求人を転職エージェントに伝えると、転職エージェントは応募先企業に推薦文を添えて応募してくれます

書類審査の結果の連絡

応募者は求人への応募意思を示したら、結果が出るのを待ちます。企業によってスピードは違いますが、数日から1ヶ月程度で結果が出ます(だいたい1週間から2週間で結果が出ることが多かったですが、長いと1ヶ月近くかかったり、中には結果の返事がない企業もありました)。

結果が出ると、メールにて書類選考結果を転職エージェントが伝えてくれます。見送りになった場合は見送り理由が添えてあることが多いですが、転職エージェントによっては、あるいは応募企業によっては見送り理由がない場合もあります。

書類審査に通過すると、次のステップ(面接)に進むことになります。

面接の準備

面接に向けまず日程調整を行います。候補日時を転職エージェントに提示すると、その日程に合わせて応募先企業と面接日時を調整してくれます。そして、確定した面接日時を伝えてくれます。面接はほとんどwebでした(対面面接は最終面接のみ、しかも数社だけでした)。

日程が確定すると、転職エージェントによっては面接対策をしてくれます(特に面接対策をしないエージェントも多かったです)。面接対策もメールのみ、電話(またはweb会議)での対策など転職エージェントによって様々でした。

面接結果のフィードバック

面接が終わると、面接結果をエージェントに連絡します。これも転職エージェントによって様々で、全く面接結果を聞いてこない、エージェントにメールでこちらから報告する、電話で報告する、電話がかかってくる、様々でした。

また、転職エージェントによっては面接後に積極的に企業側とコンタクトを取ってくれ、面接のフォローアップをしてくれる場合もあります。例えば、面接で聞かれなかったけど、アピールしたい点を伝える、面接で言葉足らずでうまく説明できなかったところの意図をフォローアップしてくれる、等です。ただ、ここまでやる転職エージェントはほとんどなかったというのが実態でした。

内定まで書類審査→面接を繰り返します。

内定後の条件交渉

内定が出ると、次が条件交渉になります(主に年収交渉)。転職エージェントと希望額をすり合わせ、その希望額に届くように転職エージェントが内定先企業と交渉してくれます。交渉を経て、オファー条件が決まります。

オファー面談の準備

オファー条件が決まると、次のステップがオファー面談になります。オファー面談は企業側が内定者に入社してもらうためのオファー条件含めた企業PRの場です。この日程調整も転職エージェント経由で行います。

転職先決定に向けた相談

複数の企業から内定が出た場合、転職先を選択する必要が出てきます。その選択にあたっての材料(特に魅力的な点)を転職エージェントから収集します。転職エージェント側から見ると、自分が紹介した企業を応募者が選択してくれないと彼らの収入にならないこともあって内定先の魅力ポイント、他の内定先と比較した良いところなどを(積極的に)伝えてくれます。

意思決定

応募者はオファー面談を踏まえて、転職先を最終決定します。応募者は決めた転職先を紹介してくれた転職エージェントに転職意思を伝え、その他の内定先を紹介してくれた転職エージェントに断りの連絡をします。転職エージェントから転職先(内定はもらったけど辞退した企業)へ連絡してくれます。

転職先決定後のフォローアップ

転職先決定後も契約書締結、入社準備等があります。転職先企業と直接やりとりするケースもありますが、転職エージェント経由で行うこともあります。

以上が、転職活動における転職エージェントとの接点です。

効果的に転職活動を行うために、それぞれのプロセスの上手なやり方があることを転職活動を通じて学びました。どこにもそんな情報がなかったので、やってみるまで分からなかったことです。しかし、上手にやる、やらないで結果が全く違ってきます。せっかく確立したやり方なので、これから転職活動を行う方に向けてお伝えしていこうと思います。

ここからはそれぞれの場面でのより詳細な転職エージェントとの関わり方と活かし方についてお伝えします。(次回に続きます)

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