オーストラリアで副業?趣味?副業と趣味の範囲との違いを考える。
「オンラインでの売買収入がありましたが、税金はかかりますか?」
確定申告をするなかでよく受ける質問です。オンラインで物品やサービスを売る場合、それが事業になるのか、趣味の範疇に留まるのかをきちんと見定める必要があります。
趣味:余暇時間にレクリエーションや楽しみのために行うアクティビティー
事業:利益を目的にとして、いくらかの投資や固定客を持ち、物品やサービスをコンスタントに販売している。
国税局(ATO)は上記のように定めています。また、事業に該当するものとして、オンラインビジネスを設定・持続保持している事や定期的に物品やサービスを販売し、利益を得ている。またはその意思がある事などが挙げられます。
趣味と事業(副業)の範囲を具体例で
では、具体的に見てみましょう。
事業に該当しない場合
Aさんは引越しの為、不用品をFacebookで売りました。あるものは買った値段よりも高く売ることが出来き、総額で$2075を受けとりました。
事業に該当する場合
Bさんは事務員としてフルタイムで働いています。最近、家族からアンティークを譲り受けました。Ebayに$2000をかけてお店をセットアップして総額$42000を販売しました。Bさんは譲り受けたものの他にも、ガレージセールやOpShopなどでアンティークを購入しお店で総額$37400、205点を販売しました。
Bさんは、ご自身の余暇時間に趣味としてされた為、事業に該当しないと考えれていらっしゃいました。しかしながら、オンラインショップをもっていること、また、ガレージセールなどからアンティークを購入して継続的に販売し利益を得ている場合は事業に該当されます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?