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オーストラリアで起業:個人事業主か会社設立かそれが悩みところ

起業&独立を考えたときに、ビジネス・ストラクチャーはどうしたらいいのか?
オーストラリアには色々なビジネス形態がありますが、メジャーどころの個人事業主VS会社のメリット&デメリットを検証

個人事業主

お手軽だけど、リスクあり!

メリット

  • 設立費用がかからない:税理士さんにお願いしても比較的低価格。自分で設立するなら、(自分の経験でいうと)1時間くらいでなんと設立費用ゼロ!

  • 必要書類がシンプル:会社と違いコンプライアンスに必要な書類が飛躍的に少ない!

  • 確定申告が簡単:個人の確定申告と一緒にできるので別途費用をかけて確定申告する必要がない!

  • 自己コントロール100%:個人=あなたの事業なので、法律の範囲内であれば、自由にビジネスを進められる!

デメリット

  • 無限責任:会社として個人=あなたの責任でのビジネスになりますので、最悪のケースではあなた個人が事業の借金を背負う可能性も!

  • 節税対策に限界がある:会社と違い、個人扱いになるので節税プランニングの幅が狭いと感じてます。

  • 期間限定?!:個人の事業となりますので、事業主が死亡した場合などは事業が継続できなくなります。

  • ファイナンスに限界あり?:会社と違い個人に紐づくため銀行の融資などは個人査定となってしまい融資に限界あり?

会社

個人事業主と違って、会社を設立すると、会社は別の自然法人!設立にお金がかかったり、永続企業として一定期間毎にレポートの必要性あり。

メリット

  • 有限責任:会社はあなたとは別物!ケースにもよりますが、事業責任は事業の範囲内。

  • 節税対策:個人事業主とちがい様々な税務ルールがあります。年によっては中小企業優遇措置があったりも!一番のメリットは会社は個人事業主と違い税率が一定(個人の最高税率(マージナルレート)が45%に対して、会社は28%)

  • 永続企業:個人事業主と違い事業主がいなくなっても事業を継続することができる!

  • ファイナンス!ファイナンス!ファイナンス!:しっかりとした事業計画や資産があれば銀行融資も可能:)

デメリット

  • 費用がかかる:個人事業主と違い、設立費用や永続的にコンプライアンス費用が発生。ビジネスがうまく回っていていなくても発生する費用😢

  • 必要書類が煩雑:個人事業主と違いコンプライアンスに必要な書類が飛躍的に増える!事業を進めながらコンプライアンス対応の時間がかかる覚悟を!

  • コントロールの範囲が限定的:オーナーシップを株式等で複数名でシェアする場合、個人事業主と比べるとビジネス自由度は限定的になる可能性も

で、どっちがいいの????

個人的な意見ですが…

個人事業主タイプのビジネス

フリーランスのように技術をもとに仕事の案件ごとに報酬が発生、リスクも個別に管理しやすく、起業時に大きな資金がふような場合は個人事業主から始めるのがいいのでは?

会社設立タイプのビジネス

ビジネス・アセット(固定資産や起業時に大きな手元資金が必要)をコントロールしてビジネスを行い利益をだすビジネスモデルの場合は有限責任の会社設立向きかもしれません。

個人事業主としてビジネスを開始して、順調に進んでから会社設立してももちろんオッケー👌

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