マガジンのカバー画像

なつみの本紹介

26
本紹介をまとめてあります!
運営しているクリエイター

#夏の読書感想文

<なつみの本紹> #8 ごきげんな散歩道/森沢明夫

<なつみの本紹> #8 ごきげんな散歩道/森沢明夫

内容  春陽堂書店オウンドメディアでの人気連載「森沢明夫のごきげんな散歩道」全40回の書籍化!書き下ろしあり。ひとりで近所を歩き回りながらふと頭に浮かんだこと、解放されたもやもや、小さくもたのしい発見が綴られたエッセイ。各話写真付き。

感想 森沢明夫さんのエッセイはあおぞらビールとゆうやけビールを読んだことがありますが、どちらも吹き出してしまうくらい面白くて、でもそれだけじゃなくて、生きる上で大

もっとみる
<なつみの本紹介> #7 カフーを待ちわびて/原田マハ

<なつみの本紹介> #7 カフーを待ちわびて/原田マハ

あらすじ もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください。きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青のもとに、神様が本当に花嫁を連れてきたのだ。沖縄の小さな島でくりひろげられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。

感想 夏になると無性に海に行きたくなりませんか?それと同じで、夏になると無性に南の島を舞台にした小説を読みたくなります。そこで今

もっとみる
<なつみの本紹介>#3 夏美のホタル/森沢明夫

<なつみの本紹介>#3 夏美のホタル/森沢明夫

あらすじ 写真家を夢見る美大生の相羽慎吾は、保育園の先生である彼女の河合夏美と、小さな商店に入る。そこである親子に出会い、この4人を中心に、大きな花火の如く、ひと夏に花が咲く。読んだら田舎に行きたくなる、心温まる作品です。

感想 今回は感想というよりも、僕とこの本の出会い、森沢明夫先生との出会いについて、書かせていただきます。
 僕がこの本と出会ったのは、中学3年の春、今から5年前です。たしかコ

もっとみる