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キツく見られないように気を付けているあなたは【凛】の魅力の持ち主かも!?

あなたが短所であると思いこんでいるものが、実はとっても立派な長所であったり、唯一無二の魅力であったりすることをこれまでお話してきました。

ここからは、【凛/艶/清/萌】の4つの魅力別に、それぞれの魅力を持つ人たちが陥りがちな心理構造、ジレンマを紐解きながら、あなたが本来持つ魅力を輝かせるためのヒントをお送りします。

ここからが、号泣する人が続出したメイク本の真骨頂!

トップバッターは、自分の見た目はキツいんじゃないかとひそかに心を痛めている【凛】の魅力です!

凛

【凛】
 凛の魅力の方は、自分のクールビューティーな魅力に気付けないか、あるいはそれをイヤがり、むしろ自分がきつく怖く見られているのではないかと不安に思っている方が多いようです。
 なんせ小学校の頃から凛です。ランドセル背負っても凛。そうすると、クラスでもちょっと異彩を放ちますよね。みんなまだ鼻たれだったりほっぺが赤かったりしているのに、1人だけパリコレみたいな子がいるわけですから、ランドセルもちっとも似合わないわけです。給食当番の白いかっぽう着なんて着たらちょっとしたホラー映画です。そんな感じですから、クラスメイトからも話しかけられる回数がダントツで少ないのです。
 周りの子たちがどんどん仲よくなっているのを見ながら、自分だけが同じように気さくに話しかけてもらえていないことに気付きます。そこで「まぁ凛だし、しゃーない」という気持ちにはならないわけです。当然まだ自覚がないわけですから。
 そんな思春期を過ごし、知らず知らず、きつく見られないよう、怖く見られないよう、という意識を持ち、ありとあらゆる選択をするようになります。メイクやヘアスタイル、ファッションはもちろん、特に彼女たちが持つお化粧ポーチ、ノート、ヘアゴム、こういった脇役さんたちのデザインを見てみてください。やけに可愛いピンクの水玉だったり、ワンちゃんだったりキティちゃんだったりが満載です。怖く見られないようにすることに青春を費やした人だってもしかしたらいることでしょう。電話の声も不必要に明るく猫なで声で「もしもしぃ〜♪」と話す人も多いです。
 そして無事に人から話しかけられたら、「よかった。作戦は上手くいってるわ」と安堵するのです。
 さらには、出しゃばっちゃいけないと思い、比較的おとなしくしています。だって出しゃばると怖がられちゃうから。
 でもね、ちょっと想像してみていただきたいのですが、凛の魅力の天海祐希さんが、きつく怖く見られないようなメイクをして、きつく怖く見られないような髪型をして、きつく怖く見られないような服を着て、おとなしくしていたらいかがですか? あるいは電話で猫なで声だったら? ちょっともったいないですよね?
 天海祐希さんには、近寄りがたいくらいのカッコよさを発揮したメイクをして、近寄りがたいくらいのカッコよさを発揮した髪型をして、近寄りがたいくらいのカッコよさを発揮した服を着て、ビシッと先頭に立っていてほしいですね。
 つまり凛が自覚して実行すべきことは、一見近寄りがたいくらいにカッコよさを発揮して、気高く生きるということです。そしてビシッと先頭に立ってみんなを先導する役割を担うということです。
 凛のキーアクションは「こうしよう」「ああしよう」と提案をきちんと述べることです。
 凛の方の発言は非常に相手に響きます。反対されることもほとんどないでしょう。つまり、あなたは言葉1つ、提案1つで人を導けるのです。この能力をもっと自覚することで、選択が変わってくるのです。萌の発言の通りにくさを経験してみてほしいです。
 そして、だからこそ偏った意見にならないよう配慮しましょう。関わる人々がなるべく全員幸せになるような意見を心がけましょう。みんなが幸せになる提案ならできそうじゃないですか?
 怖々利己的に生きるのではなく、堂々利他的に生きるということです。

「でも、近寄りがたいヴィジュアルになったら誰も話しかけてくれないから、友達できないんじゃないですか?」

 という質問も多いのですが、凛の方は、誰からも話しかけられなくなってやっとスタートラインくらいに思っていてください。誰からも話しかけられなくなったら、「みんな私に魅了されているのね」という自覚を持って、そこから

 お友達になりたい人に、自分から話しかけてください。

 考えてみてください。自分からはとても話しかけられないような人から、逆に話しかけてもらえたら嬉しくないですか? 「話しかけられない=魅力的ではない」という方程式は勘違いなのです。話しかけてこない人のほとんどは、あなたに魅了されているのです。ですからあなたから話しかけてくれたらその人は嬉しいんです。

Point
あなたは存在そのものがアートで、
発言や行動が、誰かの灯台になるのです


※本稿は『毎朝、自分の顔が好きになる』(内田裕士 著)より抜粋したものです

いかがでしたでしょうか? 

実は、この記事を書いている筆者自身、艶が混合している凛タイプなのですが、「キツく見られないように・・・」というのはまさに図星でした!(とくに思春期や学生時代) そして、チェックリストで凛の判定が出たとき、「やっぱ凛か・・・」とため息をついたことも告白します。

とくに日本だと、テレビなどのメディアでもてはやされるのは、わかりやすいアイドル系、女子アナ系であり、凛なんて真逆ですから・・・。こういう心境、わかってくれる女性は多いのではないでしょうか?

さて、ここから、艶、清、萌、とそれぞれの魅力についてご紹介していきますので、たのしみにしていてくださいね!

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(編集部 杉浦)

Photo by Athanasios Papazacharias on Unsplash

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