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副交感神経を優位にして「怒り」を抑える方法

こんにちは。
フォレスト出版・編集部の美馬です。

先日、いつもイライラしている自分は自律神経が乱れているのでは? といった内容の投稿をしました。

自律神経の乱れを整えるためには「怒り」の感情と上手に付き合っていかなくてはなりません。その方法の1つに、意識して口角を上げるだけで副交感神経が上がり自律神経のバランスが整うというものがありました。面白くなくても、楽しくなくても、イライラしていても、何もなくても、意識をして口角をちょっと上げて笑顔をつくれば、それだけで副交感神経が優位になり、自律神経の乱れがおさまると言うのです。
『なぜ、「これ」は健康にいいのか? 副交感神経が人生の質を決める』(小林弘幸/サンマーク出版)より。

さて、その後1週間が経過しましたが、口角を上げるというのは一見簡単そうに思えて実は超難しい!! そもそもいつも口がへの字に曲がっている私にとっては至難の業なのです。幸いにもこのままではいけないという自覚はあるので、たまーに無理やりほっぺたを両手で押し上げていますが、効果があるのかどうかはわかりません。

どうしたものかと考えていると、以前自分が編集を担当した書籍に、自律神経バランスを整えるヨガのシークエンスがあったことを思い出しました。体を動かすだけなら、表情筋が疲れきっている自分にも続けられそうです。

野村賢吾・著『幸せホルモンあふれるセロトニンヨガ』

①両足を前に突き出して持ち上げる
 体育座りから足を揃えて持ち上げる。両腕は前へならえの状態に、両膝は直角になるところでキープして、3回深呼吸をする。
②長座から段階的に背中を倒す
 長座の姿勢になり、背中を軽く丸める。呼吸を数回取りながら段階的に背中を床に倒していく。
③背中を床につけたままブリッジ
 仰向けの状態から両膝を曲げて、足の裏、手のひらで床を強く押すようなイメージで腰を持ち上げる。ヨガブロックを使う場合は、両手を軽く組む。
④膝を抱えて身体を丸める
 腰を下ろして、背中や腰が丸くなるように膝を抱えた状態で固定し、3回深呼吸をする。
⑤仰向けでリラックスする
 仰向けになって脱力。呼吸が整うまで深呼吸をしてリラックスする。

ここ数日、寝る前にこのシークエンスを試していますが、たしかに心を落ち着かせて眠ることができているように思います。明日も早起きするの嫌だなーとか、満員電車に乗るの嫌だなーとか、そんなくだらないことを考える時間が少なくなったのも良かったのかもしれません。なにより、ヨガをやってそのままベッドに入るので、スマホを触るスキがない! これ、安眠のためにはとても重要ですよね。気休め程度にしかならないかもしれませんが、試してみる価値アリです。

安眠の話のついでに、本書で紹介されている寝入りを良くする方法もご紹介します。それは、アイピローというアイテムを使うというもの。蒸気が出る温かいアイマスクなどの商品も多く見かけるようになりましたが、ヨガインストラクターの著者がおすすめしているのは、小豆が入っているアイピローです。

小豆入りのアイピロー

小豆が入っていることで適度な重みを感じられるこのアイピローは、瞼の上から眼球を優しく圧迫してくれます。このとき、アシュネル反射(眼球心臓反射)と呼ばれる自律神経反射が起こります。これにより副交感神経が優位になるので心拍数が下がり、自分の内側の静けさを感じることができるのです。

また、小豆の入ったアイピローはレンジで軽く温めることができるので、温浴効果で眼輪筋をほぐす効果があります。小豆の匂いもほのかに香り、アロマ効果も期待できるという一石二鳥、いや三鳥の効果を発揮してくれます。お試しあれ!

とにもかくにも、自分に合った方法で副交感神経を優位にして「怒り」を抑えねばなりませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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