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【フォレスト出版チャンネル #68】ゲスト|#68【ゲスト】ワーママはるが教える「自分時間」を増やす3つのポイント

このnoteは2021年2月17日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

「自分時間」を増やす3つのポイント

渡部:フォレスト出版チャンネルパーソナリティ渡部洋平です。本日も昨日に引き続きVoicyのトップパーソナリティ・ワーママはるさんをゲストにお迎えしています。編集部の森上さんとともにお伝えしていきたいと思います。はるさん、森上さん、今日もよろしくお願いします。

はる・森上:よろしくお願いします。

渡部:昨日はVoicyのパーソナリティとしてのはるさんの側面について語っていただいたんですけれども、今日は直近で出版された本から「自分時間を増やす3つのポイント」というテーマでお話いただきたいと思います。

はる:はい。よろしくお願いいたします。

渡部:昨日は「人気パーソナリティの人気の秘密を徹底解剖」というテーマで、重要なお話していただいています。まだ聞いていない人は是非昨日の放送をチェックしてみてください。それでは、「自分時間を増やす3つのポイント」を今日はお話していただきたいと思います。早速ですけれども、新刊『やめる時間術――24時間を自由に使えないすべての人へ』について簡単にご紹介ください。

はる:はい。ありがとうございます。今回発売させていただきました『やめる時間術――24時間を自由に使えないすべての人へ』なんですが、対象が24時間、時間を自由に使えない方向けに書いている本になります。これは、ワーキングマザーだけではなく、介護だったりとか、共働きで最近はワーパパさんもすごく家庭に進出されていますので、こういった方々も対象にしています。内容は、現状の自分の時間のお財布にいったい時間はどれくらい入っているのかを見える化するコツ、技術についてお話ししていて。その後、自分に不要なものを引いていく話を書いて。その後、自分に必要な時間を足していきましょうというようなシンプルな構造の本になっています。これを(2021年)1月18日に発売しております。

ポイント①「見える化力」:時間を可視化して現状把握

森上:URLも貼っておきますので、amazonで本を確認していただきたいんですけど。質問なんですが、「見える化」力って、本の中では書き出したりとかやっていますよね? 具体的にどういう感じなんですかね?

はる:具体的に言うと、時間ってお金と同じぐらい私は大事だと思っていて、むしろお金より大事だったりするときもあると思うんです。見えないんですよね、形が。時間を可視化するっていうのがすごく難しいので、私は見える化するために何をやったかというと、スマホのストップウォッチでも、普通のストップウォッチでもいいので、いったい自分は何に何時間使ってるのかっていうのを書き出してみるっていう作業をしています。これがまず見える化の原点というか、現状のお財布にいくら入っているのか。いくらを何に使っているのかっていうのを、見えるようにしていく作業。そのほか、いろいろなコツをお話しています。

森上:うん、うん。なるほどね。その中で何となく消えちゃっている時間とか、蒸発している時間とかって、結構あったりするもんなんですかね? 洗い出してみると。

はる:そうですね。私が一番最初にやったときには使途不明時間とか蒸発時間という言い方をしていますが、使途不明金のようにですね、なんだかわからないけども、気づいたら一時間溶けてなくなったっていうような言い方をされたりしますが、「あら! もうこんな時間」っていうのがよくあったので。ストップウォッチで測ってみたら、例えば、スマホをのんびり見ているとかですね。「忙しい! 忙しい!」と言いながらも、違うことをやっていたりとか、ネットを見ていたら全然関係ない芸能人の情報を調べていたりとか。そういうふうに時間が消えていたりするので、まずは「お財布の中にいくら入っていて、それが何に使われているのか」を知るのと一緒で、見える化。この消えてく時間を、使途不明金を捕まえに行くのが大事だと思っています。

森上:はるさんもそういったことが昔あったわけですね? ボーっとしちゃう時間とか、スマホを見ちゃうみたいな。

はる:はい。今でも注意していないと気づいたら時間が溶けてなくなっていて、蒸発していることがあるぐらい。やっぱり見えないので、人間ってついつい興味があるものとか、なんとなく良さそうなものを触ってしまったり。しかも今、情報社会なので、いろいろなところで注意を引き付けられてしまうので、過去の私は、特に時間に対する概念が低かったので多くありましたし、今でもまだ時々あります。

森上:渡部くん、どうですか? そのあたり、自分でも自覚あります?

渡部:ありますね。なんでこんなに時間がないんだろうって、そんなにめちゃくちゃ忙しいはずじゃなくても、気づくと時間なくなったりしていますよね。

森上:僕も結構多いかも。

はる:今回、この見える化についてお話したときに、「いや、でも忙しいから、そんなに蒸発してないと思っている」っておっしゃってた方も、スマホのスクリーンタイムを見たら、ものすごいSNS見ていたとかですね(笑)。

渡部:スクリーンタイム、ありますね(笑)。それで「あ! こんなに見ていたんだ!」って思いますね。

はる:スクリーンタイムは嘘つかないので、機械なので。見たら、「こんなに時間を使っていたんだな、違うところに」って気づいたっておっしゃる方もいて、気づいてもらっただけでも、見える化ってスタートしていると思いますので、すごく良かったなと個人的には思っています。

渡部:気づくっていうのは、本当にスタートですよね。先ほどお金と同じようにっておっしゃっていましたけど、お金がこんなにどんどん気づかないうちに減っていったら焦ると思うんですけど、時間だと意外に気づかないっていうのはありますよね。

はる:そうですね。時間だと、やっぱり見える化していないので、普段の使い方にあんまり疑問を持たなかったり、あと毎日24時間一応お財布に入ってくれるので、使い方を改めると言うか、使い方の現状を把握していかないと、毎日補充はされるので、減っていっている感覚にならなかったりするんですよね。

渡部:なるほど。とても大切なものなんですけど、当たり前の感じがしちゃいますよね。

ポイント②「引き算力」:意外と引き算したほうがいい!?「やったらいいこと」

森上:2つ目のところに移ってもいいですか? 今回の本のタイトルが『やめる時間術』というタイトルなので余計気になるんですけど、「時間の引き算」っていうことなんですけど、これって具体的にどういうことなんですかね?

はる:「時間の引き算」というのは、自分にとってやりたくないことを引くっていうのは皆さん当たり前だと思うんですね。やりたくないことに時間を使うのは、人生もったいないので。でも、多くの方って、「やったらいいこと」とか、「人から望まれてやっていること」とかも、すごく多く自分の時間を使っていたりするので。この辺の、やったらいいことを含めて、本当に自分がやる必要があるのかとか、やりたいのか、それら含めてうまく引き算して、要は足し算の時間を増やしていきましょうという趣旨のことを引き算項目ではいろいろと書いています。

森上:なるほどー。「やりたくないこと」はすぐわかるけども、「やったらいいこと」っていう微妙なニュアンスのものって、意外とあるかもしれないですよね。

はる:そうなんですよね。例えば、英語の勉強とか資格の勉強とか、あと優良な、勉強になるセミナーとか、見たほうがいい記事とか、自分には役に立ちそうなものって世の中にはものすごくあふれているんですよ。でも、「これは本当に今やったらいいことなのか」ってことを問うていかないと、時間ってどんどん財布から出ていくので。この辺の引き算も触れております。

森上:いや、すごい。これは結構ドキッとする方はいらっしゃると思うんですけど、渡部くん、どうですか?

渡部:そうですね。今ちょっと自分の実例だとパッと浮かばなかったんですけど、先ほど、お金にたとえてくださったじゃないですか。お金で考えたら、「とりあえず使うかもしれないから、買っておこう」みたいなものをバンバン買っちゃっているみたいな感じなんだろうなと思いましたね。ニュースを見たりとかは意外とあるのかな? まあ必要なんでしょうけど、必ずしもやる必要あるのか、みたいな。

はる:そうですね。ストックをすごく増やしてしまう人とかは、その傾向がありますよね。いろいろ買っておいたほうが不安を解消できる、勉強しておいたほうが不安を解消できる、この情報を知っておいたほうが不安を解消できるのかもしれないけど、それは果たして、「やりたいことに使える時間を減らしてまでやる必要があるのか」という話になりますね。

森上:確かに。その意識があるだけで、一回そこに気づくというか、見直す機会にはなりそうですよね。この引き算というか、その概念を持っておくと。

はる:そうですね。

森上:本の中で引き算のテクニックが具体的に、「5つの質問を使う」とか、「やりたくないことリストを作る」とか、実に具体的。概念的に説明しないはるさんならではの具体的にちゃんとしっかり書かれているので、ぜひ本の中でチェックしていただきたいなと思いますけどね。

はる:はい。お願いいたします。

渡部:引き算するの、難しいですよね。

森上:絶対難しいよ。

はる:そうなんですよ。難しいからこそ、具体的に書いたほうがいいといろいろ言われて、確かになと思って、具体的に書きました。

ポイント③「足し算力」:自分の価値観がはっきりわかる

森上:すばらしいです。では、続けて3つ目、「時間の足し算」なのですが、『やめる時間術』の中でこの足し算という概念を持ってきたところに興味があるんですけれども。

はる:そうですね。私たちの人生というか、私たちの一生って、毎日使った時間で積み上がっているんですよね。じゃあ、毎日使う時間をどうするかっていうこともやっぱり書かないと、人間っていうのは一生を終えたときに「ああ、いい人生だったな、幸せだったな」って思えないんじゃないかというので、足し算のコツについてもいろいろと書かせてもらいました。

森上:そうですね。確かに引き算ばっかりしていたら、ゆとりというものがなくなっちゃって、窮屈な人生になっちゃう可能性もありますもんね。

はる:そうなんですよね。足し算も人によっては、この足し算はいらない。人によっては、この足し算が必要っていう項目がいろいろあったりします。例えば、スターバックスでお茶を飲む時間とかも、人によってはやらなくていいのになんとなく毎日惰性で行っていて使っている時間だったら、引き算したらいいけども。1カ月に1回、楽しみの時間でひと息つける人にとったらあったほうがいい時間なんですよね。これは、その人の価値観を裏付けてくれる、人生を決めてくれる時間だと思うので、こういった時間、足し算をどうするかということも触れています。

森上:自分の価値観がわかるわけですね。足し算という概念を用いることによって。

はる:そうなんです。実はこれ自分の価値観をはっきり見せることができる技術の1つになると思っていますので、そのあたりを具体性を持って書いています。

森上:引き算と同じく、足し算の具体的なテクニックもいろいろ書かれているんで、ぜひ本の中でチェックしていただきたいなと思うんですけど、渡部さんは足し算について何かあります? 足し算しています?

渡部:割と時間を無駄にしてしまうタイプなんで、もしかしたら足し算しているのかもしれません。

森上:自動的に(笑)? 本能的に足し算してる(笑)?

はる:じゃあ、あと引き算だけですね。

渡部:一番の見える化ですね。知らない間に、なぜこんなに時間がなんだというのは、おそらくリスナーの皆さんもあるんじゃないかと思うので、まずは、僕はファーストステップからいきたいですね。

森上:これ、やっぱり3つのステップ。この順番が1番いいかもしれないですよね。はるさん、どうなんですかね? やっぱりこれ一番ハードルが低いと言うか、そういうものからやっていったほうがいいという感じですよね?

はる:一番はやっぱりお財布にいくら入っているのかっていうのを把握しないといけないので、見える化からやっていただいて、そこから使途不明金は出さないといけないので、引き算していただければいいと思います。で、その上で使う先を決めるというのは皆さん楽しい作業だと思いますので、最後にご褒美をとっていただいて、見える化していくと、スムーズに時間のうまい使い方が自分なりに構築できるんじゃないかなと思っています。

森上:いや。すばらしいですね。こちらURL貼っておくので、ぜひチェックしてみてください。そんな感じですか、渡部さん。

渡部:そうですね。森上さん、今回他社さんの本ですけど、宣伝がやっぱり多いですね。

はる:そうなんです……。

森上:いやいや! だってこのラジオって、コンセプトは自社のこととか関係なく、出版業界を盛り上げていこうというコンセプトだったですよね?

渡部:そうなんですよね。

はる:フォレスト出版さんのVoicy、おもしろいですよ! 私、コンテンツクリエイターの方は絶対聞いたほうがいいと思うんです。

渡部:ありがとうございます。

森上:うわ! うれしい。ありがとうございます。特に月曜日のマーケティングの連載はすごくタメになることも多いかもしれないですね。

はる:あと、出版社の中の人の本音が聞ける番組って、他のラジオ番組とかだとやってないですよね。なので、その辺もすごく参考になるなと思います。

森上:ありがとうございます。すごくうれしいです。続けていくモチベーションになりそうですよね、はるさんから言われると。本当にありがたいなと思います。

渡部:僕らはまだ(放送を始めて)3カ月ですけれど、これからどんどん1年、2年と続けていきたいと思います。励みになりますね、森上さん。

森上:なります。本当。はるさんのお墨付きをいただいたのは、一番の勲章ですね。ありがとうございます。

はる:ありがとうございます。

渡部:それでは、今日の放送では、「自分時間を増やす3つのポイント」をテーマに見える化力、引き算力、足し算力、という3つのポイントでお話しいただきました。ぜひ、はるさんの新刊『やめる時間術――24時間を自由に使えないすべての人へ』、こちらも手にとって読んでいただければと思います。はるさん、本日はありがとうございました。最後にリスナーの皆さんにメッセージいただければと思います。

はる:はい。24時間自由に使えない方で使途不明金が多いなというように、時間の使い方に悩まれている方がいらっしゃいましたら、この本が役に立てばいいなと思っています。そして、他社さんの本にもかかわらず、このような寛大な気持ちで呼んでくださるフォレスト出版社さんはすごいなあと思っていますので、引き続き私もコンテンツを出す身として視聴したいなと思っています。リスナーの皆さんもありがとうございました。

森上:ありがとうございます。実ははるさんの御本をうちから(出版する)、今準備中でして。まだ細かいところまでは発表できないんですけれども。はるさんの御本がうちからも出る予定ですので、リスナーの皆さんも楽しみにしていただけたらなと思います。

はる:原稿、頑張ります。

森上:ありがとうございます。原稿、お待ちしております。

渡部:今日のゲストはワーママはるさんに来ていただきました。ありがとうございました。

はる・森上:ありがとうございました。

(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)



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