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『リトルキャプテン』 16 〜ちっぽけな僕の壮大なストーリー〜

 「リック、ありがとう」バトンが二人のもとへやって来た。「ジョーイ君来てくれてありがとう」バトンはどこまでも紳士だった。「こちらこそありがとうございます!」ジョーイはバトンにお礼を言いながら、自分に注がれている周りの人たちの視線を気にしていた。パーティーの参加者は、ジョーイ、リック、バトンを含めた計八人だった。バトンがジョーイに友人達を一人ずつ紹介してゆこうとした矢先、髪の毛の長いスタイル抜群の女性がジョーイの目の前まで小走りでやって来た。「可愛い!この子の目とってもキュートだわ!」ジョーイは顔が真っ赤になった。「私はジーナ、よろしくね」「よ、、よろしくお願いします」恥ずかしさのあまり、ジョーイはジーナと目を合わせることができなかった。その後はバトンがジョーイに一人ずつ友人達を紹介していった。「こちらがお菓子メーカー、スマイリーフの社長ビルさん。そして右側にいるのがカリスマ塾長のデニー。ビルさんの左側にいる二人ががマーク兄弟」パーティーの参加者全員を紹介されたジョーイは、何か違和感を感じた。「なんかほとんどの人が、どこかで見たことあるような気がする・・」ジョーイの直感は当たっていた。パーティーの参加者は全員、現在世間でも活躍し注目されている人達だった。





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