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ひとりで行く ヨーロッパの旅 | チェコ&オーストリア編 Part11

前回の記事はこちら📝

初めてのクルーズ

ウィーン滞在3日目!

今日はウィーンを離れてヴァッハウ渓谷でクルーズに参加しちゃうよ。

ホテルの朝食を急いでお腹に詰め込んで、近くのバス停へ向かった。


◉メルクに向かう

クルーズに参加するにはまずメルクに行ってから船乗り場でクルーズの乗らないといけないらしい。
そこから川を下ってデュルンシュタインで降りるっていうコース。

ホテルのバス乗り場から乗り継いで、列車でメルクまで行く。

列車の乗り換えとか始めはどうなることかと思ったけど、だんだん慣れてきて迷わなくなってきた。
我ながら適応能力に関心する。
まあ、Googleのおかげなんだけどね。

メルクまで向かう列車の中にて

無事メルクの駅に到着した。
メルクまで1時間くらいだったかな。(適当)

天気は快晴だけどちょっと風が強い。
でも雨降らなくてよかった。

クルーズは13時50分頃で、まだ早いけど乗り場確認とチケット確保のため、とりあえず乗り場へ行ってみよう。

街中

まだ朝10時くらい。
メルクはそんなに大きい街じゃないらしく、可愛い田舎ってかんじだ。

街を抜けるとクルーズ乗り場があるみたい。

しばらく歩いて街の外まできた。

このオレンジの大きい建物はメルク修道院
ガイドブックにも載ってた。

あとで観光するから待っててね!

さらにまっすぐ進む。
林があってその先が乗り場だ。

空気が一段と気持ちい〜。

サイクリングしてる人もちらほら見かけた。

もうちょっと歩いたところにチケット売り場を見つけた。

受付にはお兄さんがひとり。
暇そうだった。

メルクからデュルンシュタインまで行きたいこと、乗りたい時間も伝えてなんとかチケットを購入できた。

乗り場もすぐそこだからね〜って教えてもらって確認OK!

さて、街を散策しますか。


◉メルク修道院

街に戻って修道院に行ってみる。

こんな小道を見つけた。
メルヘン〜、絵本に出てきそう。

坂を登ってひたすら進むと修道院に到着。

チケットセンターでチケットを購入して中に入る。

それにしても大きな修道院。
広すぎて入口がどこか分からないけど、人の流れに沿って歩いて行ってみよう。

裏まできちゃったんだけど・・・

と思ったけどこの左手側に入口があった。
分かりづら笑。

中は撮影禁止場所が結構あったので見せられないけど、メインの教会の他に歴史的な装飾品がたくさん展示されていた。

そしてここは屋上。

メルクの街の景色が一望できる。

どうやらクルーズはこの川を下っていくみたい。

教会も見てまわって終わりかと思いきや、敷地内に手入れがされた大きな庭があった。

ここも有料ゾーンらしく、私のチケットには丁度この庭の入場料も含まれていた。
勿体無いので入っちゃおう。

庭は広い敷地で真ん中にはピンクの可愛い建物があった。
中はカフェスペース。

ロココ風。


せっかくならお茶でも飲んでいこうかな。

カプチーノ頼んでみた。

こんな綺麗なところでカプチーノなんて気分はお姫様。気分だけだけど・・・

カフェを出ると時間はもうお昼。
まだクルーズまで微妙に時間があるからお昼でも食べに行こうかな。


◉イタリア料理のお店にハズレはない!

もうこの旅行でお決まりのgoogleマップを使ってレストランを探した結果、近くにイタリアンレストランを見つけた。

初めての海外旅行の時ほどではないけど、異国の料理を2週間近く食べ続けるとさすがに飽きてくる。
ちょうど口を気分転換させたかったから良いタイミングかも。

ってなわけでイタリアンレストランで決定。
どこの国へ行ってもイタリア料理なら最低ラインの味は保証されてるしね。(多分)

ん〜

やっぱり美味しい。
ベタたけどトマトパスタ。

googleレビューより

懐かしさを感じて安心感でいっぱいになった。笑
なんでイタリア料理で・・・?

多分イタリアンなら日本人が一番食べ慣れてる外国の料理だから・・・かな?

さすが世界一の料理 イタリアン。

食べ慣れたものをこうして外国にいても口にできることはありがたいこと。


◉地元のショッピングセンター

レストランを出て少し歩くと、スーパーやらホームセンターやらが集まったショッピングモールにたどり着いた。

何気にまだ時間があるのでスーパー見学でもしながら暇を潰そう。

スーパー巡りはいろんな発見があるからやっぱり楽しいや。

おや、SUSHIコーナーがあるぞ。

見た目も結構良さげで美味しそう。

でもビーガンってあるけど、寿司って菜食主義者向けな食べ物なの?

海外のそういった食べ物事情はイマイチよく分からない。

ベジタリアンとかヴィーガンとかいろいろ言われているけど
自分で食のスタイルを選べることって 実はとっても贅沢なことだと思う。
悪い言い方するとちょっと傲慢。
※アレルギーは除く

やっぱり何でも好き嫌い言わずに食べることが大切だと思うんだよね・・・
偏りすぎは何でも良くない気がする。
(食べもの

に感謝すべし!)

ともあれ寿司がローカルなスーパーにコーナーとしてできるほどに浸透しているんだな~。
嬉しいや。

食品以外には生活用品とかも品揃え豊富だった。

そう言えばオーストリアにきたらコーヒーブランドで有名なユリウスマインルのコーヒーを買いたかったんだ。

ユリウスマインル コーヒー

値段的にはいろんなスーパーとかお店を見てまわってるんだけど、どこもそんなに変わらないっぽい。(少しでも安く買いたくて・・・)

地方スーパーでも大して値段変わらないのね。

多少は安いだろうけど、ここで買っちゃうと荷物になって後がキツいから見るだけで我慢。(ぐぬぬ)

時計を見たらもうそろそろクルーズの時間だ。

朝行った乗り場のところへ行こう。


◉いざ、クルーズツアーへ!

ショッピングセンターを真っ直ぐ進み、住宅街を沿って公園を抜ける。

公園

もうすぐクルーズ乗り場。
クルーズ参加者と思わしき人もちらほら見かけた。

ナイスタイミング。

船乗り場につくと船がくるまで少し待って乗船した。

自転車持ちの人も乗ってたから持ち込めるらしい。

中はこんなかんじ。

今の時間は13時50分。

クルーズのツアーはメルクからデュルンシュタインまで乗って、乗船時間はだいたい1時間20分ほど。
上りだと倍時間がかかるらしく、効率を求めるなら下りのクルーズツアーに参加するのが良いと思う。

乗ったらデッキの席を確保してツアースタート。
ここで気づいた、他のツアー客の人を見ると皆んなおばあちゃん、おじいちゃんばかり。

え、、、
クルーズってそういう年齢層の人しか乗らないものなの?
もっとにぎやかな雰囲気を想像していた。

ちょっとイメージと違ったけど、ゆっくりツアーができそう。
これから1時間弱よろしくおねがいしま~す。

クルーズが出発。

しばらくすると、丘の上にお城が見えてきた。

手前のおじちゃん、紅の豚のマルコにそっくり

スピーカーからガイドの解説が聞こえてくるので、見逃しても一応何の建造物かって分かるようになってる・・・けど、英語があんまり聞き取れないし、なんせ風が強すぎて最早何も聞き取れない。

この日は晴れていて良い天気だったんどけど、かなりの風力だった。
おかげでデッキにいると帽子は反り返るは髪の毛はヘドバンしたみたいになるはで優雅な気分ではなかった。

向かいに座っていた老夫婦。

奥さんが旦那さんの顔に一生懸命日焼け止めをぬってあげていた。
なんとも微笑ましい光景である。

白人さんは強い紫外線をあびたらすぐ真っ赤になっちゃうみたいだから大変そう。
という私もすぐ真っ赤になってしまうタイプなので、今日は帽子とサングラスを身につけ完全防備!

さらに進むと どうやら街まできたのか、家がたくさん並んでた。

この光景はどこかで見たことがあるような。
そう、まるでジブリのよう。

丘の上にあるのは古城の跡地?
結構でかい。

強風と奮闘しつつ、景色を眺めていると、もう目的地まできていた。

デュルンシュタイン無事到着。

前の老夫婦が
「私たちはここで降りるわ。そんじゃ~ね~。」

OK、さよなら~。」と挨拶・・・

って私もここで降りないと!汗
と慌ててデッキを降りて下船した。

クルーズを下船

ふ〜危なかった笑。

あっという間だったクルーズツアー。
初めてのクルーズ楽しかった。


◉まさかの山登り!

さて、帰りのバスの時間までにあと1時間くらいあるので、ちょいと街歩きしようと思う。

何かないかな~と色々調べていると、デュルンシュタインの街にはケーリンガー城跡って言って、廃墟の城を見れるスポットがあるみたいだ。

廃墟のお城なんて見たことなかったから気になって行ってみることにした。

でもこのお城、どうやら崖の上にあって、そこまでトレッキングしないといけないらしい。
でもトレッキングできる服装じゃないしな・・・(スカートに革靴)

ええい、つべこべ言わずに行ったれー!

そんな訳で勢いで山登りをすることになった。

1時間しかないので足早に凸凹道を歩き進める。

案の定、やっぱりキツイ!

傾斜に加えて凸凹道がかなりハードで、もう心臓バクバク。

でもここで引き返したらデュルンシュタインにただ寄っただけになってしまう!
と自分を奮い立たせ、ひたすら山頂を目指してがむしゃらに登った。

まだ途中だけど、もうこんな上まできたのか。
あともうちょっと。

ゴールが見えてきた!

ついたー!

城跡

本当に廃城だ。

とても人が住んでたところに見えないけど、当時はここお城だったんだよね。
時の流れを感じるわ。(しみじみ)

裏側を見ると まだ登れるところがあった。登っちゃえ。

うわあー!

すごい絶景だ!

さっき通ってきた大きな川がなんだか小さく見える。

崖の先っちょに立って、タイタニックみたいなカッコをしてみる。笑

うぇーい

にしても転落防止対策も何にもないから凄いもんだ。
自然を感じるってまさにこのことよ。

頑張って登ったかいがあった、めっちゃ感動。

にしても風が強いぞ。
高すぎて落ちそう!汗

立ってると飛ばされそうになるので岩に座ってしばらく景色を独り占めした。

そろそろバス停に行かないと。

城跡を探検って言ったけど、全然探検できてない笑。

さっき来た道を下っていく。

これにて無事ケーリンガー城跡の散策終了。
自分お疲れ様!

肝心の街歩きは全然してないけど、抜群の絶景を見ることができたから結果オーライ。

こうして旅の中で新しいことにトライするって良いもんだ。

ブドウ畑

バス停に向かう途中、ブドウ畑がたくさんあった。

そっか、デュルンシュタインはワインの産地でも有名だった。
ブドウたちよ、たっぷり日差しを浴びてすくすく育っておくれよ。

バス停に着くとすでに待っている人がいた。
同じくクルーズから降りて駅に向かう人がいる分かり ホッとした。

バス停

この後バスで駅まで行って、そこから列車でウィーンに戻った。
バイバイ、デュルンシュタイン。


こんなにも日本のアニメは世界に広がっている

帰る途中、ウィーンの駅でバスに乗っていたら外に五条先生がいた。

五条先生

しかも何気にめっちゃ絵うまい。

ここ、田舎の駅前だよ。

アニメってこんなにメジャーになってたんだ。
凄すぎ!

他にも朝 バスに乗っていたら地元の中学生?ぐらいの子の通学バックがナルトの暁マークだったこと。

間違いなくここヨーロッパでもアニメって昔よりもメジャーになってる。
オタクが見るものから大衆の娯楽になっていると実感した。

もっと広がれ〜。


おすすめのチーズ(お土産用にもぴったり!)


ホテルへ帰る前に近くのスーパー(BILLA)に立ち寄って夕食を調達。

クロワッサンとチーズとフルーツを購入。

クロワッサンは惣菜コーナーにあった。

前の人がトングで摘んで袋に入れてたから自分も同じように真似する。
無事クロワッサンを確保。

チーズはもともとお土産にしようと思ってて、何がいいか迷ってたから自分が食べて美味しいチーズの方が嬉しいよな~。
ってことで、夕食兼 そのための味見用の意味も含めて買ってみた。

旅行にきてからホテルの朝食で並べられているチーズはブルーチーズ系(カマンベールタイプ)が多かった。
しかもとっても美味しいもんだから絶対お土産にして持って帰りたいと思ってたんだ。

さすがヨーロッパはチーズので種類が豊富。
しかも色んな国のチーズがたくさんあって、当然だけど日本よりも安い。(うらやましい)

いいのないかな〜と探しているとこういうの見つけた。

Babariablu(ババリアブルー)マイルドタイプ

ドイツのチーズみたい。
なんか美味しそうだったから試しに買ってみた。

これが大正解!
すごい美味しかった。

ブルーチーズって臭いイメージしかなかったけど、旨味と塩分のバランスが丁度良い。
こんなにも美味しいものなんだ。

そのままでも美味しいんだけど、特にパンにスクランブルエッグとブルーチーズとを乗せて食べるともう最高。

これは絶対お土産!後日同じものを何個か買った。

このババリアブルーチーズしか買ってないけど、大きさもそこそこでパッケージもかわいいし、何より美味しい。

ここドイツじゃないけど、オーストリアとかヨーロッパへ行ったらぜひこのババリアブルーチーズをお土産に買っていってほしい。
想像しているブルーチーズより断然食べやすいしお酒のつまみになること間違いなし!


チーズは切り分けられてなかったから、念の為にと持ってきたフルーツナイフでカット。フルーツナイフは何気に便利。


今日はクルーズにハイキングにいつも以上にアクティブな1日だった。

旅行も残すところ後2日。
そろそろ終盤だ。
家に着くまでが遠足!
気を引き締めて楽しんでこう!


ー Part 12 に続く ー

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