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ひとりで行く ヨーロッパの旅 | チェコ&オーストリア編 Part12
ウィーン滞在4日目
晴れてて気持ちの良い朝だ。
宿泊してるホテルの朝食でこの日は木苺のパイがあったので食べてみたんだけど、美味しくて感動した。
以前ヨーロッパ旅行でイタリアへ行った時、料理がとても美味しかったんだけどデザートが激甘でトラウマになっていた。
※超甘党の人は良いけど、日本のスイーツに慣れた人は耐えられないと思う。
だから今回もそれは覚悟して来て、実際甘いものあんまり食べてないし…食べてもやっぱり美味しくなかったわけだけど、これだけは違った。
決して砂糖の塊ではなかった笑
絶対日本でも売れると思ったね!
今日の予定は街ぶらとメインは念願の美術史美術館へ行くこと。
そう、私の好きなクリムトの作品がたくさん展示されている歴史ある美術館なのだ。
オンラインでチケットは予約(13:00)してあるので、それまでは街散策をするスケジュール。
割と今日のスケジュールは時間に余裕があるのでウィーンのおすすめ教会であがっていたマリア・アム・ゲシュターデ教会へ行ってみた。
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誰もいなくてシスターがお花を添えていた。
騒がしい街とは一転してここは本当に静かで落ち着く。
そういえば旅の中でいろんな教会を見てまわった気づいたこと。
何か既視感を覚えるというか
そう、それは教会ってなんか…
見た目が「仏壇」ー。
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教会=デカい仏壇 ってこと。
これはジオウと種運命のアカツキさんもニッコリだね。
金ピカ具合とか、とにかく飾って豪華に見せるとことか似てるんじゃないかと思う。(単純)
教会を見ているとデカい仏壇の中にいるようなそんな感覚になる。
要はとにかく神聖な空間ってこと!
おすすめされていた教会だけど人っ子一人誰もいなかった。
騒がしい観光地から逃れたい人にとってはおすすめ。
そろそろ終わりが近いこの旅の無事を祈って教会を後にした。
ウィーンの街中で美味しいパン屋を見つける
ランチ用にパン屋にでも寄ってテイクアウトして公園で食べようかな。
ってことでGoogleで評価が高かったパレミってパン屋へ。
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フランス系のパン屋らしい。
中に入ってみるとそこそこ人がいた。
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ショーケースにはたくさんのパン。
どれも美味しそう〜
日本のパン屋と違って対面式で買わないといけないのはちょっと面倒かも。お手軽感はない笑。
パン屋だけど他にもケーキが売られていた。
とりあえずクロワッサンを1つ購入。
お店の人ととのやり取りもだんだん慣れてきたもんだ。ドヤ
この旅行で接客時に多く使った英語は間違いなく「To go(外で食べます)」である。
あとは何やら英語で言われても分からないので笑顔で受け流せスタイル。
こういう対面式では絶対に聞かれることは「For here to go?(ここで食べるか、持ち帰るか)」くらいしかないんじゃないかな。
ここで食べるなら For here。持ち帰りますなら To go。
これさえ伝えればOK。多分「テイクアウト」も伝わるかも?
逆になんか分かわないこと説明されても、こっちからこのセリフを言えば自然と会話が成立する。便利な単語だ。
フォルクス庭園に行き、さっき買ったパンと朝食で余ったパプリカのペーストソースをつけて食べた。
ベンチに座って庭園を眺めながらランチタイム。
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クロワッサンまじで美味しい。
バターの風味と焼き加減、食感といい最高か。
やっぱりパンはヨーロッパの方が美味しい。
スーパーの惣菜コーナーでもクロワッサン買ったけどクオリティ高かった。
オーストリアはドイツ系なせいか結構ハードなパンが多い。
でも同じヨーロッパではあるけど、イタリアの時はパンが美味しいって思ったことなかった。
国ごとに食の個性が違うのっておもしろい。
ランチが済んだらちょっとスーパーによってみる。
そしたらこんなデカいマシーンを見つけた!
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どうやらフルーツを絞って出来立て生ジュースを飲めるワイルドなロボマシーンのようだ。
左はザクロで右がオレンジ。
興味本位でオレンジジュースを絞ってもらった。味は新鮮なんでもちろん美味しい。
豪華すぎる美術館 “美術史美術館”
やってきました美術史美術館。
ウィーン観光といったらやはりココでしょう。
有名な絵画に加え、館内にある世界一美しい美術館カフェもあるのでオススメ。
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実はウィーンに興味を持った理由のひとつがここ美術史美術館なのだ。
もちろん、クリムトの絵画や壁画作品もそうなんだけど、実はJALのカレンダーで館内の美術館カフェの写真が載っていて、見た瞬間一目惚れしてしまった。
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これ見て絶対行ってみたい!場所どこよ!?じゃあウィーン行ってみよう!てなった笑。
JALのカレンダーは旅行欲が掻き立てられるから毎年こっそり楽しみにしているのだ。
さあ、さっそく中に入ってみるよ。
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入口から豪華。
まず大理石が好きなもので、作品より支柱や内部の装飾を凝視。
本当に美しいよね。
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クリムトの壁画はこちら↓
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美術館の内装もすごく好きで、部屋の参考にしてるんだけど、ここ美術史美術館の内装もとても美しかった。
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絵画も有名なものばかり。
そんでもって一番見たかったのはブリューゲルの作品たち。
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ラファエロの作品もあった。
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この下の作品の画家誰か知っている人いるかな?
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この気取らず素朴で優しいタッチが好き。
展示物の中でブリューゲルの「雪中の狩人」と同じくらい好きかもしれない。
画家の名前知りたい…誰か知っている人いたら教えてください。
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なぜか持ち込みで絵を描いている人をよく見かけた。
趣味なのか雇われているのか分からないけど、もし学校の授業の一環だったら最高だと思う。
いざ、館内のカフェへ!
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あんまり混んでなかったのでラッキーだった。
コーヒーだけ注文してまったり休憩。
こんな綺麗なところでお茶できるなんて一生に一度の体験だと思う。
これでようやくカレンダー越しの夢が叶いました。
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ちなみに上から見渡すとこんなかんじ。
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天井の装飾も素晴らしく、隅から隅まで豪華絢爛。
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西洋美術のこの美意識、個人的に大好きなのです。
実は私が小さい頃に亡くなった祖父が西洋美術品コレクターで、置物や絵画・画集を集めていたのもあって、それを小さい頃から見ていた私も自然と興味をもったのでした。
祖父の家はバリバ農家なので、そういったものに無縁かと思いきや、趣味で美しいものを集めたり鑑賞したりするのが大好きだったみたい。
旅行も好きで、台湾に行ってみたり世界地図で色々な国を調べてたらしい。
今ほど便利な世の中じゃなかったから海外旅行のハードルきっと高そう。
血は受け継がれている笑。
おじいちゃんがもしこの美術館見たらきっと大喜びしたんだろうなあ。
あの国が素敵だったよとか、こんな綺麗なものが海外にもあるんだよとか色々語り合いたかったな。しみじみ…
よく祖母が言っていたのは、おじいちゃんは昔兵隊さんで近衛兵をやっていたらしい。
戦時中は配られる食べものはもっぱらイカばかりで 太ったって言ってた。
でもそれ以外の戦争の話は一切しなかったみたい。
厳しい人だったとしか覚えていないけど、きっと旅行の話になると目を輝かせていたに違いない。
ちなみにおじいちゃんは台湾へ行く時に、りんごを持っていって現地の人に配ったら喜ばれたらしい。
私も日本のお菓子をお土産に持っていき、お礼の印にプレゼントしたりするのは完全におじいちゃんの影響笑。
まあ、そんなかんじで美術館鑑賞も無事終了。
残り時間は街中散策へ。
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穴場の教会を発見してしまう
王宮の前にこんな教会があった。
聖ミヒャエル教会
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洞穴みたいな興味深い造り。
祭壇が特にキレイ。
まさしく疲れた体を癒すセーブポイント!
スーパーでいろいろ調達する
帰国日が近いので、お土産とついでに夕食を買いにビラスーパーへ。
ここは市内の品揃えが良いBILLA。
コーヒー、お菓子をGET。
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チーズもたくさんあった。
精肉コーナーがこちら。
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店員のおばちゃんオススメのサラミ教えてって言ったらいくつか試食させてもらって100グラム注文したら結構な量!
正直失敗した、とアワアワ。
せっかくなんで他の種類のサラミも30グラム買った。←どんだけ食べるんだい
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一人分ならだいたい30グラムくらいが丁度良いと思う。
どうやらサラミが美味しいのはイタリアかスペインらしく、ほとんどのサラミがそうだった。
チーズだとパルメザンチーズはイタリアでゴーダチーズとか匂うのはフランス、その他のチーズはどの国も美味しいんだと思う。
買い物も無事終わりホテルへ。
夕食はもさっき買ったサラミと写ってないけど昨日買って残ったチーズ、そして食後にはメロンやブルーベリー。
立派なごちそうだぞ!
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どちらも美味しかったけど、左のがワイルドな味がして好み。
今日と明日で消費しないといけないからとにかく食べまくった。
ただ、こんなにサラミをガツガツ食べるのは人生において最初で最後だと断言できる。
案の定サラミとチーズ、塩分過多…そして胃は爆死したのであった…。
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明日はついに滞在最終日!
だんだんおちゃらけた旅行記になってきてしまったけど、どうぞ最後までお付き合いください!
ー Part 13 に続く ー
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