ふたり【歌詞】

あなたが居て、私が居る

星の数ほどの人たちの中で互いに見つけた一番星

眼と眼が合って、私たちは微笑んだ

あなたの眼の中の宇宙

私の眼の中の宇宙

幾つもの星を携えて、色んなものを見てきた

煌(きら)めく星、塵(ちり)となった星

色んなことを経験してきて

私たちは出会った

軌跡が交差した


私たち、互いに想いを共にしたいと思った

一目惚れみたいに熱くはないけど、自然に手と手を取った

仄(ほの)かに温かい

優しい体温

真冬のシーツの中の温(ぬく)もりような暖かさ

満ち足りる心は少し世界を彩(いろど)る

眼に見えるお星様は金色(こんじき)の輝き


ふたりで進む道は歯痒(はがゆ)くも楽しくもあり

色んなことがあって、色んな気持ちを感じて、色んなことを知っていく

心の柔らかい場所はくすぐったくもあり、熱を持ったりする

私たちは互いを知るたびに色んな感情を、色んな光景を見る

それもいいかもねって、あなたは言う

良いことも悪いことも含めて


あなたと私はここに居る

私たちの胸の中で互いに輝き合って、心を照らし続ける

心には太陽があって、花が咲いている

色とりどりの景色が見える

あなたと居るから見えるの

雨降り、傘差し、相合い傘して歩く、虹上がり

あなたの空は青空で澄(す)んでる

雨降りは時々の私の心模様

あなたの手が冷たいときは

私が温めるからね


私たち、一緒に居たいと思ったの

それを愛と呼ぶのなら、きっとそれは愛したいという衝動なんだね

仄(ほの)かにくすぐったい

優しい情景

春の芽吹きの季節の生きる力のような強さ

満ちてく身体は世界に光を灯す

眼に写るふたりは金色(こんじき)の輝き


ふたりで歩む道はごめんなさいもありがとうの言葉もあり

気持ちを包み隠さず、時には控えて話すことで互いを知っていこうとする

心の奥底までは中々、紐解(ひもと)くことは難しいのかもしれないけれど

私たちは互いを知るたびに色んな感情を、色んな光景を見る

それもいいかもねって、あなたは言う

良いことも悪いことも含めて


星が回るように私たちも回るくるくると

気持ちが複雑だったり、単純明快だったり

それが歴史となって私たちが出来てく

後ろを振り向くと幾つもの私たちがあって、その積み重ねが未来をつくっていく

私が見えてますか?

あなたを見ています

夜の帳(とばり)が下りる頃

一番最初に見えるお星様はきっと私たちの未来のように輝かしい


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