身体【歌詞】

心臓が高鳴るのを標準装備

それは左右、上下運動して

ゾーンに入っていくのを確認

音に素直に

色に目移りして

時間と共に感覚が変化していくのもあって

それでも変化せずに元々有るものが返還されることもあって

この想いは残光と共に眼に焼き付く


細胞が生まれ変わるのを標準装備

それは細胞分裂して新陳代謝して

新しくゾーンに入っていく瞬間

音に盲目に

色に惹かれて

時間と共に認識機能が脳の先に飛ぶこともあって

それでも時には過去に戻ることも必要であって

この世の中で見つけた最高のものたち


声が音に瞬時に語り掛ける

光の速さに追い付けないように

それは脳内の情報の光の伝達


情熱はノイズでもサウンドの中にでも存在して

それを聴き分けてるわけでなくて

それは何なのか認識機能が働いてるだけ


いつまでも聴いていたい憧れのような閃光と音

交感神経が行ったり来たり

神経がそれは危険か安全か信号を発信している


身体が重力に優るのを標準装備

それは引力、遠心力が関係して

その中で脳はゾーンに入ってく

音に脆弱(ぜいじゃく)に

色を生み出して

音も耳に残る耳に落ちてくる重力のようなものがあって

音に惹きつけられる音に引っ張られる引力ようなものもあって

この感覚は自然と誰しもが標準装備


サウンドの海を航海するとき

ノイズの大気圏を突破するとき

カラーの宇宙を漂うとき

音に心臓が波打って

色に眼が鮮明になって

旅をしている



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