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科学としてのサッカー論

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サッカーを科学的視点から思考する
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2018年10月の記事一覧

ウェールズサッカー協会のテクニカルアドバイザーがロシアW杯を振り返る。

ウェールズサッカー協会のテクニカルアドバイザーがロシアW杯を振り返る。

■つぶやき

9月25日木曜日午前10時、大学の校舎に入ると元スウォンジーとミドルスブラのコーチを務め、現在はウェールズサッカー協会でテクニカルアドバイザーを務めるデイヴィッド アダムスがいた。

先日たまたまTraining group guruで彼がFIFAのテクニカルレポートを元にインタビューされた記事が出されているのを見たので、話す話題を作るチャンスだと思い何とか全文読み終わした。

午後

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ウェールズサッカー協会のコーチング理論(初級編)

ウェールズサッカー協会のコーチング理論(初級編)

■はじめに第一回目の記事はほとんど世に情報が出ていない、ウェールズサッカー協会のUEFAライセンスで学ぶコーチング理論についてです。有名どころでは、ティエリ アンリ、ミケル アルテタを始めとする元有名選手が多数UEFA Pro licenceを、現役選手だとピーター クラウチや今年の7月にはマイケル エッシェンがUEFA Bライセンスを取得しました。ウェールズサッカー協会のコーチングライセンスの質

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はじめに

はじめに

”科学としてのサッカー論” とは、一体なんのことでしょうか?

今後このマガジンを閲覧していただくにあたって、頭に入れておいていただきたい3つの前提があります。

1, 芸術ではなく「科学」河内一馬 氏が執筆している "芸術としてのサッカー論" と相反する形で、ここではより科学的な視点で記事が書かれていきます。

ここでは芸術(アート)を言語化、数値化できないものと定義しましょう。

反対に、科学

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