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フードスコーレ農園部 活動日記 #6(2022年11月〜12月)
フードスコーレ農園部の活動日記(「日記」といいながら毎日じゃないけど)、今回は2022年11月と12月の活動について綴ります。そして2022年の農園部活動は、12月17日で無事に終わりました。なのでこの1年間の活動についても振り返りたいと思います。
書き手は、今回もフードスコーレ校長の平井が担当します!
11月・12月の活動
全国的にそうだと思いますが、この時期から途端に寒くなりましたね。畑のある東京八王子も同じく朝から冷え込む日が多くて。農園活動は、土曜か日曜にやることが多いんですが、天候には恵まれて。ただ寒い! 身体を動かして温かさを自家発電するしかない!ということでいつにもまして身体を動かす部員たち。
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稲架掛けして天日で乾かしていた稲を専用の機械で脱穀。このとき大量に藁がでます。
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藁は畑に敷けば防寒とか雨対策になるし(マルチの代わり)、堆肥にもなる。だから捨てずに縄で縛って保管しておきます。いろんなことに使えるからね。
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役目を終えた稲架。これを解体するのも結構たいへん!
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脱穀して袋詰めした穀粒がこちら。あとは精米すればいつでも食べられます!
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田んぼの管理をしている磯沼牧場の磯沼さんが、前日に精米してくれていたお米を炊飯して、その場で早速試食。お米の品種は「きぬひかり」といって、コシヒカリに比べるとさっぱりしていて、甘味は控えめだけど、そのぶん味の濃いおかずをしっかりと受けとめる味わいのお米(小池精米店の小池理雄さんの受け売りです)。
新米の一発目は、卵かけごはんで食べました。
…お、おいしい!
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食後に磯沼さんが「柿、食べる?」と、庭にある柿の木から実を採ってくれました。
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もうこういうときは、皮ごと食べるのが正解。食べる前からわかってたけど、これもおいしい!
長芋づくりも、お米づくりと同じくらい大変でおもしろい体験でした。育てるのはそんなにむずかしくなかったんですよ。周りの雑草抜きはしたけれど、それ以外はほとんど手を加えていなく、「そろそろ収穫できるかな?」からの「掘り」がもう大変で大変で。
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むかしなにかの映像を見ていて、長芋を掘るのはものすごく深くまで掘らないとならない、というのはわかっていました。いざ掘り始めると、これ終わりはいつ?というくらい長芋の底が見えない。
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気温は寒いのに、掘っていると汗ばんできて、上着を1枚2枚と脱ぎはじめる部員たち。
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掘っている途中で長芋を傷つけちゃったり、折ってしまったけれど、何本か獲っていくと慣れてきた。最後にはほぼ傷つけずに収穫できました(それでも無傷でとはならなかった…)。
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長芋をつくると、むかごも獲れるのがうれしい!
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あとは里芋。こちらも今冬はたくさん収穫できました。芋類はたくさん獲れて保存もできるから、家に持ちかえってとろろや、煮物や、揚げ物などいろんな料理をたのしみました。
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畑作業を終えたあとの畑の隣で飲むコーヒーとか、持ち寄った甘いものを食べる時間もたのしみのひとつ。
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2022年の活動ふりかえり
この畑での活動も3年目を終えました。育てやすい野菜、育てるのがむずかしい野菜、思ったよりたくさん獲れる野菜など、この土でなにをどうやって育てるか少しずつわかってきた感があります。3年間やってきてようやくです。畑に行くと、毎回がちいさな発見の連続で、それを部員のみんなで共有して知見を貯めながらこのさきも続けていきたいとおもいます。
ぼく個人的なうれしい変化としては、ここで収穫した野菜をどうやって家で料理しようか?を周りの人に聞くことが増えて、すこし料理の幅が広がったこと。じぶんたちで育てた野菜には愛着が湧くもので、できるだけおいしく食べたいなと思うわけです。
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来年はまた新しい野菜づくりに挑戦したいな。果実に挑戦するのもいいな。わくわく。
農園部では、いつでも部員を募集中です!
農園部はみんなでたのしく活動しています。部員はいつでも募集中ですので興味ある方は、Webサイトの内容を読んで入部を検討ください。いっしょに土いじりをたのしみましょう! わからないことはウェブサイトの「問い合わせ」から気軽に連絡ください!
https://foodskole.com/study_post/1046/
(書き手 / 平井 巧)
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