noteはなぜ「使えるSNS」なのか。
Noteを始めて10ヶ月が経ちました。
まずは僕の偏った思想で書く記事を読んでいただけている皆様、本当にありがとうございます。
以前僕は「noteという素晴らしいSNS」について書きましたが、
今回はこのSNSの非常に素晴らしい使い方について書きたいと思います。
いつもながら個人的主観です。
おおめにみてくれると嬉しいです。
Noteを始めて10ヶ月。たくさんの記事を書いて発信してきました。
ボツみたいな記事も、色々と評価を受けている記事も全て書き残しています。
他の方に比べたら記事数も継続日数も少ない中気づいたことをタイトルに沿って書いてみたいとおもいます。
noteが与える他のSNSと違う影響
noteというサービスを他のSNSと同じく考えてはいけないと僕は考えています。
SNSに挙げられるものはFacebookグループのFacebookとInstagram
140字のTwitter
短い動画のTikTok
音声SNSのvoiceやspoon、standFMなどがあります。
たくさんのSNSが世に溢れている状況で、スタイルや気分に合わせたサービスを皆さん使っていると思いますが、
これらnote以外の共通点は
発信>受信が基本ということだと思います。
基本的には自分の発信に力を入れる以外は流し読み状態。
面白い動画や面白い写真も記憶に残ることは少なく、
意見を発信することに「自己顕示欲」の本質を見出した発信系SNSだと言っていいと思います。
もちろん発信は現代では必須行動の一つだと思います。
世の中には素晴らしい考えを持った多くの人がいる中で、その考え方はどうしても自ら発信しないと発見されないのが現実なので、この行動はとても大切です。
ただnoteに関しては発信<受信という流れもまた強いという性質があります。
私がこうやって記事を書いているようにnoteもまた発信の媒体ではありますが、ユーザーが平均して1000文字近くの投稿をあげているこのSNSでは受信こそこのサービスの本当に提供してくれる価値なのだと私は思っています。
さまざまな人に意見を届けることが主流のSNS業界で、しっかりした意見を受け取れることというのは現実世界の会話によるコミュニケーションにとても近いと思います。
自分の意見を発信しつつも他のユーザーの記事をしっかりと読み込める要素。
自分に近い考えや嗜好のユーザーとハッシュタグを通して間接的な意見の交換を行えること。
これは単なる「いいね」では得れない知的経験をもたらすと思います。
まだnoteを継続して一年未満ですが、noteの本質は「読むこと」にあるということだと僕は思いました。
筋トレとしてのnote
ではなぜ多くの人はnoteを続けているのでしょう。
情報を受信することが目的なら他にいくらでも方法はありますが、
noteに関しては発信という行為をすることによって自分の意見を具現化させる力が身につきます。
現代では多くの人がコミュニケーション不足だと思います。
夫婦間のトラブルや意見の違い、方向性の違いなどは基本的にはコミュニケーション不足が原因で、
相手の気持ちが理解できない。相手も気持ちをうまく表現できない。から始まる誤差が気持ちのずれに発展します。
昔、父親に「本を読まないと馬鹿になる」と言われましたが、きっとその本質は文字を理解せずに表面の状況を主観のみで判断することはいけない。という意味だったのだと思います。
本を読むことが少なくなっている現代人。漫画でさえケータイで読めますし、基本的には自分の意見をTwitter(呟き)で一方的に社会に送り出すオンラインの状況は、オンラインオフライン関係なく人との意見交換の方法を少なくしていっていると思います。
人との意見交換は「話し合い」だけではないのが今のテクノロジーでの答えだと思います。
しかし「意見交換」はどの時代においても個人が成長していくための大切な手段ではあるので
発信と受信がほぼ同じくらいに価値を持っているnoteに他のSNSが成長面で優位性を持てるわけがありません。
noteは爆発的に流行ることはないとは思いますが、気づいたら無くなってたなんてことは無く、しっかりと社会に根を張ってオンライン上の意見交換の場としてこれからも永く愛されていくと思っています。
noteはオンライン上での「話し上手や聞き上手」のトーレニングをできる場でもあり、そのままその先のコミュニティー自体になるSNSだと思います。
意見を言うことは脳のトレーニングです。
みなさんが思っている以上に「自分の気持ち」を伝えることのできる人は多くはありません。
この意見をしっかりと伝え、人の意見をしっかりと理解できるnoteというSNSは
ただ思ったことを呟いたりあった出来事を写真で語って終わりという他のSNSとは大きく違います。
そのぶんnoteの中には「学ぶ」ことに重点を置いているユーザーが沢山います。
周りにいる人間で今後が決まるように、使っているSNSもまた機会に作用するのかもしれません。
決して他のSNSが劣っているわけではありません。
発信したい内容においては各SNSとも得意分野があるので使い分けもとても大事なんだと思います。
働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。