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【読書セラピー】うつ病は心の弱さが原因ではない|ウイルス原因説から見えるうつ病治療の未来

うつ病が発症するのは
「心が弱い」からではありません

うつ病の原因は「ウイルス」です



どうも、読書セラピストのタルイです。


突然ですが、
まずこちらのマンガを読んでください。

画像出典:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309249919/

いかがでしょうか?



◆「ウイルス原因説」って何なのか?

◆結局、うつ病は心の問題なのか?脳の病気なのか?

◆抗うつ薬は意味がないのか?

◆新しい薬は開発されないのか?


本書のプロローグには
この4つの謎
伏線として張り巡らされてます。


本書は、
マンガにも登場している
慈恵医科大学の近藤一博教授
研究成果をマンガ形式で
わかりやすく紹介してます。



実のところ私は、
このマンガを読むまで…

うつ病は心の病気であって
セロトニンの減少が原因である
と信じてました。


そして私自身も予防のために

「サウナに入って
 セロトニン出しまくる!」

って活動をしているのです。


ところがそれが
30年も前の説だったなんて…



あなたも、
ちょっとにわかには
信じられないと思うので

本書に書かれていた事実を
ここから詳しく
解説していきます。


◆結局、心の問題なのか脳の病気なのか?

どちらが正しいのか?


現時点でうつ病の原因は、
【心の問題派】【脳の病気派】
どちらが正しいとされているかは
明確には決まっていません。


両者にはそれぞれに
根拠や支持者があり
なんと2000年以上も
この議論が続いているのです。


うつ病の歴史は猛烈に古く、
人類社会が発生したときには
既に存在していたようです。


うつ病に関する最古の記録は
古代ギリシャの「医学の祖」
ヒポクラテスです。


彼はうつ病のことを
「メランコリー」と呼んでいました。

メランコリーの意味は「黒い胆汁」


ヒポクラテスは

「黒い胆汁が体に溜まると
 うつ病になる」

と考えていたようです。



その長い歴史の中で、
この病気を治すために、
医学と名をつくものが
使われ始めたのは
ごくごく最近の話です。


100年ちょっと前までは、
シャーマンや魔術師の
専門分野だったのです。

やがて解剖学が発展して
人体の構造がわかってくると

問題は脳にあるのではないか?

という話になってきました。


これが【脳の病気派】の始まりです。

ところが、
【脳の病気派】
うつ病で亡くなった人の脳を調べても

目に見える異常
何も発見できなかった。


この結果を受けて優勢になったのが
【心の問題派】なのです。


【心の問題派】
の主張としては
うつ病は心理的な要因や
環境的な要因が重要です。


セロトニンなどの
神経伝達物質の不足や
バランスの乱れが
原因だと考えています。


そして、
うつ病は「心理療法」
「薬物療法」などで
改善できると主張しています。


ところで
【脳の病気派】【心の問題派】
対立の図式には

まったく意見が違っている
わけでもありませんでした。


両者に共通するのは
うつ病の定義です。

うつ病とは「ぐるぐる思考」の負の連鎖から『認知の歪み』で抜け出せなくなっている状態

この見立てには
【心の問題派】も【脳の病気派】
意見は一致しているのです。


そしてこの認知の歪みを
心理的な方法で取れ去ろうというのが
【心の問題派】であり


薬で何とかしようというのが
【脳の病気派】のスタンスです。

ざっくり言えば、
対立してるのは
この1点だけです。



ここで、新たなキーワード
「ぐるぐる思考」をまとめてみます。

⚫️ぐるぐる思考とは何か?

ぐるぐる思考とは、
「反芻思考」のことで

ネガティブな出来事を
いつまでも繰り返し
考え続けることです。


これは、
うつ病や不安障害などの
精神疾患の原因や症状に
なりやすい思考の癖です。


こちらが
ぐるぐる思考のループ図です。



このようにうつ病の人は
憂うつ→悲観→憂うつ増強の
無限ループをしちゃうのです。


ぐるぐる思考が生じるのは、
自分と周囲の現象を
正しく認識できない
「認知の歪み」
原因だと考えられています。


健康な人は、

「今まで頑張りすぎた。
 ちょっと休もう」

なんて考えが浮かんで
ループから外れることができます。

ですが、うつ病の人は
このような発想の転換が
できません。


最悪の場合
「死んだら楽になれる」
とさえ考えてしまうのです。


次に【心の問題派】を
まとめてみました。


◆【心の問題派】の3つのアプローチ

心の問題派は
アプローチの仕方で
以下の3つに分かれてます。


①心理療法系
②スピリチュアルと宗教
③心理療法+薬物療法


順を追ってまとめました。

①心理療法系

心理療法とは心理学を基盤とした
技法を用いて
心の健康を回復させることです。


うつ病における代表的な心理療法は
次のとおりです。

〈思考を変える療法〉

うつ病の人が持ちやすい
ネガティブな考え方や
自動思考を見つけて

それをより現実に合った
柔軟な考え方に変えていくことで
気分や行動を改善することを
目指します。

・認知行動療法 (CBT)
・認知処理療法 (CPT)
・マインドフルネスに基づく認知療法 (MBCT)


〈対象物と距離を置く療法〉

不安や恐怖を引き起こす
対象物に対して、
徐々に距離を縮めていくことで、
対象物に慣れていくことを
目的とした療法です。

・弁証法的行動療法 (DBT)
・対人関係療法 (IPT)


また、〈その他の療法〉として

箱庭療法、アートセラピー、運動療法

などがあります。



②スピリチュアルや宗教

宗教、自己啓発、オカルト、祈祷…

意外かもしれませんが、
これらの活動は、
うつ病に効くことがあります。

スピリチュアルや宗教活動は、
認知の歪みを直す
手助けをしてくれるのです。


例えば祈祷師が
「悪霊を払ったからもう大丈夫」
と言ってくれると…

うつ病の人は安心して
気分が良くなります。


なぜか?

目に見えないものや
物質世界を超えたものとの
つながりを感じる
スピリチュアル体験

祈り、歌、踊り、瞑想など、

さまざまな宗教活動によって
引き起こされる高揚感や
陶酔感などの宗教的興奮には


抗うつ薬と似たような効果が
あるからです。


これら興奮状態は、
セロトニンの分泌を
促進している可能性があります。


③心理療法+薬物療法

現在、うつ病治療の主流は
「心理療法+薬物療法」の併用です。

うつ病における薬物療法の
第一選択肢は抗うつ薬です。


中でも有名なのは「SSRI」
Selective Serotonin Reuptake Inhibitor
(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)です。

2023年における
SSRIの国内使用者数は
約400万人から500万人
推定されます。


⚫️SSRIとは何か?

SSRIを一言でいうと
セロトニンの働きを助けるお薬
です。


ちょっとわかりやすく説明するために
私の解釈を書いておきます。


脳内にあるセロトニン
キャッチする掃除機のようなもの
があると想像してみてください。

https://midori-satohp.or.jp/feature/feature-1710/


SSRIはこの掃除機を弱めて
セロトニンが脳内に
長く留まるようにします。


すると、
セロトニンの情報伝達量が
アップして気分が明るくなったり
不安が和らいだりするのです。



脳はたくさんの神経細胞でできていて
まるでメールでやり取りするように
お互いに情報を伝えています。

その情報伝達物質のひとつが
セロトニンです。

気分を明るくしたり、
リラックスさせてくれたりする
役割があります。


つまり、セロトニン
楽しい思い出を伝える
メールのようなものです。

SSRIはこのメールを
何度も読み返せるように
脳内に保存しておくお薬

とイメージすると
わかりやすいと思います。



実際に抗うつ薬での治療では
およそ約半数の人には
効果が出ているのです。


しかし、これは逆にいうと…

半数の人には効いてないのです。


なぜ半数の人には効かないのか?

それはうつ病の
症状が緩和する仕組み
秘密がありました。


SSRIには、
脳内のドーパミンなどの働きを
活性化することで

全体的に気分を上げる働きが
あるのです。

SSRIでうつ病の症状が緩和する仕組み

① SSRIで気分が上向きになる
②ぐるぐる思考の負の連鎖が立たれる
③患者自体が歪んだ認知に気づき修正できるようになる

この仕組みのポイントは
「患者自体が気づく」ことです。

よって「歪んだ認知」に
気づいて修正できるかどうかは

その患者さん次第なのです。


抗うつ薬は
その手助けをしているだけです。

これが治癒率50%の数字の理由


つまり、
SSRIは半数には効くが
半数には効かな薬なのです。

あなたはここまでを読んで
セロトニン説
ちょっと怪しくなってきた
のではないでしょうか?

本書ではさらに衝撃的な事実
書かれていました。



セロトニン説が出てきた当時
脳内物質の量を測ることは
技術的に不可能でした。

しかし、
その後に測定が可能になると
学者たちはすぐさま患者の
脳内物質の測ってみたのです。

その結果はなんと!


セロトニンは
減っていなかったのです。



セロトニン不足が
うつ病と関係ない以上

SSRIはうつ病の原因である
「認知の歪み」を直接は治してません。


つまり、SSRIの正体は
うつ病の特効薬ではなく

「万人の気分を上げる薬」

なのです。

現にアメリカではSSRIのことを
ハッピードラッグと呼んでたりします。


以上がプロローグの
マンガに書かれていた
「セロトニン天動説」の説明です。



現在も「セロトニン説」
否定する本がないのは

いまだにセロトニン減少の証拠を
探している学者さんもいるらしく

よって大っぴらにセロトニン説
間違いとは断言できない


そのあたりが実情のようです。


はい、お待たせしました。
ここからはポジティブな
説明パートに入ります。



いよいよ
【脳の病気派】である
近藤一博教授が発見した
「ウイルス原因説」についてです。


◆ウイルス原因説とは何なのか?

東京慈恵会医科大学の研究チームは、

ほとんどのヒトの脳に潜伏している
ヒトヘルペスウイルス6型
(HHV-6)
活性化することによって生成される

「SITH-1」というタンパク質が、
神経伝達物質の
セロトニンの分泌を抑え

うつ病の発症リスクを
大幅に高めることを発見しました。



近藤教授が
2020年にアメリカの科学誌
『iScience』に
論文を発表しました。

慈恵医科大学の近藤一博教授



HHV-6は通常
体内に潜伏しており
疲労時に活性化して
唾液中に現れます。


このウイルス
鼻腔を通じて脳の嗅球に到達し
そこで細胞死を引き起こします。

研究によると、
嗅球での細胞死は
海馬における神経再生を抑制し、

これがうつ病の発症に
関連している可能性があるのです。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASN6F5VHZN65PPZB00D.html


患者の5人中4人は
SITH-1を持っているという
研究結果があります。


そしてSITH-1陽性の人が
うつ病を発症する確率は
SITH-1陽性の人の12.2倍です。

12.2倍とはどのくらいの
発現率かというと


本書では黒ひげ危機一髪
たとえて説明してます。


黒ひげが飛び出たら
うつ病発症とするならば、


SITH-1陰性の人は
ナイフを刺すと飛び出す
ハズレ穴が1個なのに対して

SITH-1陽性の人は
ハズレ穴が12個あるのです。




ここで、SITH-1の存在について

もしもあなたが映画
「スターウォーズ」が好きなら
お気づきかもしれません。

このSITHとは
スター・ウォーズシリーズに登場する
「シスの暗黒卿」のことです。

ライトサイドのジェダイと
ダークサイドのシスは

古くから何度も戦ってきた
宿命の相手なのです。


やはりSITH-1は映画同様に
人類をうつ病にする
巨大な絶対悪なのでしょうか?


本書で近藤教授は
面白い仮説を提唱しています。


SITH-1はうつ病と同時に
人類に巨大な力を
与えたのではないかというのです。



その力とは
「ストレス」「不安」です。

現代人の祖先である
クロマニヨン人
HHV-6に感染して
SHTH-1遺伝子を獲得した。

結果、ストレスへの耐性を高めて
集団生活を営むようになった。

さらにストレスから不安が増強し

その不安から
ネアンデルタール人を絶滅させ
クロマニヨン人
現代まで生き延びる鍵となった

という説が提唱されています。



本来、ストレスとは
悪いものではありません。

脳にストレスがかかると、
身体はストレス応答を起こして

コルチゾールアドレナリンといった
元気を出すホルモンを分泌します。

これはつまり、
ストレスがあった方が
人間は頑張れるのです。


逆に、
ストレスがゼロの状態だと
少し疲れただけで
身体が負けてしまうのです。


そしてストレスには
不安を増強する作用もあります。

ドイツの精神科医:テレンバッハは
以下のメランコリー親和型の人は
うつ病になりやすいと考えました。

〈メランコリー親和型〉
・まじめ
・秩序やルールに忠実
・仕事熱心
・献身的
・責任感が強い
・頼まれると嫌と言えない

この説に対して近藤教授は
これは順序が違うと考えてます。

元々うつ病になりやすい性格だった人が

SITH-1によってうつ病になる
のではなく

SITH-1自体が
うつ病になりやすい性格に
人を導いている
と考えたのです。


これはメランコリー親和型の要素を
改めて見てみるとわかります。

・まじめ→ サボっていると不安
・秩序やルールに忠実→人の輪から外れるのが不安
・仕事熱心→働いてないと不安
・献身的→頑張ってないと不安
・責任感が強い→不安で人任せにできない
・頼まれると嫌と言えない→断って嫌われのが不安。

どうでしょうか?

これらの要素は
不安の裏返しとも解釈できますね。


こういう性格の人を
一言で言うならば

「いい人」です。


そして、
いい人がいるからこそ
社会はちゃんと回っている。


であるならば、

SITH-1が作り出しているのは、

社会のためになろうとする人間です。


つまりSITH-1は、
社会の接着剤として
機能しているんじゃないか
というのが博士の仮説なんです。


しかし、
こういった「いい人」
うつ病で苦しむと言うのは
なんとも理不尽な話です。

実際にうつ病で亡くなる人も
たくさんいらっしゃいます。


この不合理を
私たちはどう考えればいいのか?


近藤教授は答えてくれました。


うつ病が
ここまで大きな問題になったのは
ここ200年位の話です。

その間に変わったのは
SITH-1でも人間でもありません。


社会のあり方なんです。


現代社会では
個人に過剰なストレスがかかります。

不安の量種類
狩猟生活をしていた時代とは
比べ物になりません。


大昔なら、
生存に有利に働いていた
SITH-1と人間の関係が

今はうつ病と言う形で
噴出しているのです。

悲しいですが、これは現実です。


私たちには
この社会に適応するために
薬が必要なのかもしれません。


◆うつ病の新薬はできるのか?

本書によるとすでに研究はされているが残念ながらまだ発表する段階ではないそうです。


気になって近藤一博教授らの
最新の研究情報を調べてみました。


2024年2月9日に
米国科学誌iScienceに
掲載された内容だと

うつ病は遺伝だというところまで
解明されたみたいです。


HHV-6ウイルスには
うつ病を発症しやすいタイプと
そうでないタイプがあることが分かったようです。


このウイルスは
母親から子へと受け継がれ
一生涯体内に潜伏するため
遺伝の一種と考えられます。


将来的には新生児に
「うつ病を起こしにくい」HHV-6を
ワクチンとして接種することで


うつ病の予防が
可能になるかもしれません。

うつ病の未来は明るいです。



現時点で私たちにできることは
「うつ病」の予防だけ

それは脳疲労をしないことです。


十分な睡眠をとる
ストレスを溜めない
適度な運動をする
バランスの良い食事をとる
脳を休める時間を作る


睡眠不足ストレスは、
脳疲労の主な原因です。
十分な睡眠をとるように心がけて
ストレスを溜めないようにしましょう。


また、
適度な運動
脳の血流を改善し
脳疲労の回復を促進します。

バランスの良い食事は、
脳の健康維持に欠かせません。
脳のエネルギー源となる糖質や
脳細胞の構成要素となる
タンパク質などを積極的に摂取する。

そして
脳を休める時間も大切です。
読書や音楽鑑賞など
自分がリラックスできる
時間が大切です。




◆まとめ


ここまでの本書の内容をまとめます。

⚫️うつ病は脳の病気でウイルスが原因(仮説)

⚫️抗うつ薬は半分の人にしか効かない

⚫️新興宗教、オカルト、スピリチュアルも、うつ病に効く場合もある

⚫️特効薬ができるまで、あともう少し

⚫️現時点では、予防策が1番の対策


最後に本書を読んで感じた
私の感想を書きます。

「うつ病は心の問題」と考えるのは
もうやめにしたほうがいい。



「心が弱いからうつ病になる」
というのは、ただの迷信です。

うつ病を心の問題とすることには、
科学的な真偽とは別に

宿命的なデメリットがあります。

それはという目に見えないものが
誤解偏見が紛れ込む
隙間ができてしまうことです。


例えば、
いわゆる根性論です。


「本人の心の問題」
「気の持ちよう」
「やる気が足りない」
「努力すればなんとかなる」



この世の中は進んだようでも

こういった暴論が
患者に浴びせられることは
いまだに少なくないのです。

ただでさえ有効な治療法が 
確立されていないのに

こんなことを言っていたのでは
うつ病の問題は
解決するはずもありません。

うつ病はただでさえしんどい病気

病気なのに、
外から病が目に見えるから
どうしても誤解されやすい。


誤解偏見
患者さんが必要な支援や
治療を受けることを妨げます。

理解共感が、
健康な社会を築くために

私たちはうつ病を
正しく恐れなくてはいけません。




本書はうつ病の歴史やメカニズム、
未来について考えるきっかけとなる
素晴らしい一冊です。

【本書の内容】

第1章 「心の問題派」VS「脳の病気派」
~そもそもうつ病って病気なの?

第2章 実は終わってる?セロトニン説
~30年前から進歩なし、うつ病界の天説

第3章 「こころ派」のすそ野は果てしなく広い
~心理療法とスピリチュアルの間

第4章 それでも【遺伝子派】はあきらめない
~「うつ病になる遺伝子」って…あるの?

第5章 うつ病レボリューション
~うつ病の原因は

第6章 あなたがうつ病になる確率
~ウイルス原因説で患者の未来はこう変わる

第7章 SITH-1は暗黒の遺伝子なのか
~人類はうつ病のおかげで進化した?

第8章 うつ病を予防するにはどうしたらいい?
~疲労とストレスとうつ



最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

うつ病に関して
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「認知の歪み」に関する記事



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