見出し画像

免疫力は最強の薬!|目覚めさせるスイッチは1回10秒の「爪もみ」|【読書日記】効く!爪もみ

結論から。
すべての病気は、
自律神経のバランスの乱れが
原因でした。

どうも
安全・安心と絆でつながる
キャリアコンサルタントのタルイです。


今回はこの本を読みました。

本書をざっくりと書くと

病気の原因は、
自律神経の乱れによる
血行障害です。


血行が悪くなると、
組織に必要な栄養や酸素が 
運ばれなくなります。

また 
不要な物質の回収(毒出し)が
十分に行われなくなります。


爪もみには

血行良くする作用
自律神経を整える作用
毒出しをする作用

この3つの作用があります。

これによって免疫力を向上させます。


やり方はとっても簡単です!

基本の揉み方はワンセットは
すべての指を10秒ずつ

これを1日3セットを目安に
毎日やります。

強さは『痛気持ちいい』くらいがベスト。

ギュッギュッとリズムをつけても
10秒間押し続けてもOKです。

画像5

●足の爪もみもできます。

画像6


●爪を揉むことで得られる5つの効果を書きます。

1  自律神経のはたらきがアップして、中庸を保てる
2  血行を促し、血液の質を良くする
3  毒出し体質になる
4  体温が上がる
5  免疫力がアップする


● 爪もみの3つの特徴を書きます

1 いつでもどこでも簡単にできる
2 様々な病気に効果がある
3 副作用がない

まさに良い事だらけなんですが
「本当に?」
と勘ぐる方もいらっしゃるでしょう。


ここから本書で学んだことを
詳しく解説しますね。


◆著者のお父さんには壮絶な過去がありました!

著者は鳴海理恵さん。

画像7

福田稔の長女であり、鍼灸・あん摩マッサージ指圧師、食事療法研究家。
成城大学文芸学部英文学科卒業。
アメリカのクシインスティテュートにてマクロビオティクスを修得。
その後、鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の資格を取得。
「免疫力こそ人間がもつ本当の薬」これを生かす治療で、薬いらずの体づくりを目指す。
食事、運動、治療をモットーに体の自然治癒力を引き出すアプローチで効果を上げている。


「爪もみ」の生みの親は
鳴海理恵さんの父:福田稔さんでした。

福田さんは私好みな
とてもハードボイルドな人物です。

約20年前
当時外科医だった福田さんは
こんなことを言い出しました。

「手術をすると死ぬぞ!薬を飲むと病気になるぞ!免疫力が下がってしまう!」

❗❗❗

「 俺は人を治すために手術をしていたはずなのに、5年後に悪くなってしまう。俺は殺すために手術をしているわけじゃない」

❗❗❗

...かっこいい。


しかし
薬を使わない医者というのは
病院にとっては邪魔者です。


「 おかしな教祖様が何か言ってるぞ」
と、お医者仲間からは
口もきかれなくなったそうです。


そして
あっという間に病院を追われました。


娘の鳴海理恵さんは
恐ろしいほど叩かれ
孤独な思いをされた
父の後ろ姿が忘れられないそうです。

しかし
福田稔さんはそんなことでは
音をあげたりしませんでした。

「俺は人を生かすために治療をする!免疫力を上げる!」


そんな福田稔さんが
苦労の末にたどり着いたのが
気血免疫療法▼


この気血免疫療法のホームケア版が

「爪もみ」だったのです。


気血免疫療法は
本書のバックボーンでしたので
もうすこし詳細に書きます。

気血免疫療法には
本当の免疫力をつけるために
3つの必要条件がありました。

● 血流自体の流れを壊さない、血の質を落とさない
● 自律神経の反応を鈍らせない、壊さない
● 体の中に毒性の強いものを入れない、排出する力を妨げない

つまり

血流OK!自律神経OK!毒出しOK!

この条件が揃うものが
自己免疫力を目覚めさせる
スイッチになります。


今日の健康法のほとんどが
大体この条件のどれかに
引っかかります。

テレビでもネットでも
健康に関する情報は溢れていますね。


著者の鳴海理恵さんは警鐘します。

バナナやスムージーココナッツオイルのような
季節感土地勘の体質に合わない
偏ったものを食べても自律神経が乱れます。

結局は
免疫力が上がったかどうかも
わからないままに
商業に踊らされているだけ
ではないでしょうか。

本来
免疫力は体から湧き出るものです。


血流OK!自律神経OK!毒出しOK!
この条件が揃う爪もみで
自己免疫力を高めていきましょう!


...と盛り上がるところですが

私は福田稔さんのような
ハードボイルドな方の意見には
同調しやすい傾向があります🤔

しかし
鳴海理恵さんのような
美人な方の意見には
慎重に取り入れようと
考える
傾向があります😅



ですから
今回はかなり慎重に
本書を読み込みました。

目次もチェックしてください。

目次
第1章 爪もみで健康になる(爪もみ健康法とは?;爪もみは免疫力を目覚めさせるスイッチ ほか)
第2章 実践編 爪もみの基本(爪もみの正しいもみ方;リフレッシュとリラックス、2つのもみ方 ほか)
第3章 実践編 症状別・爪もみ法(人の体質は2つのタイプに分けられる;あなたの自律神経のバランスをチェック ほか)
第4章 病気と自律神経のメカニズム(自律神経ってなに?;一晩寝ないと10歳老ける? ほか)
第5章 免疫力アップ生活法(爪もみの効果をさらに高める生活習慣;体質チェック ほか)


ここからは

そもそも「なぜ爪なのか?

そして

「毒出し」「自律神経」「血流」

3つの重要キーワードを解説します。



◆ どうして爪を揉むと健康になるのか?

私が最初にお知らせしたいのは
「爪」と脳と脊髄などの中枢神経
同じ一つの部分から
組織が分化したものでした。


中枢神経は
感覚・運動・意思
・情緒・反射・呼吸など

身体のあらゆることが
この中枢神経によって
コントロールされています。

▼余談ですけどtwitterでゴロ合わせを発見😊

ご覧の通り
外胚葉からは末梢神経も生まれます。

末梢神経には、
 感覚神経と運動神経
そして自律神経が含まれます。

つまり、
爪は中枢神経や自律神経と
同じルーツから生まれた
枝葉のようなものなのです。


▼ 爪は健康のバロメーターでもあります。

画像1

画像2


◆爪もみは全身の血行を良くする


爪もみは血流を良くして
自律神経を整え、
免疫力を高める健康法です。

指先には末梢神経と
毛細血管が集まっています。

指先にある爪の生え際を揉んで
刺激すると血の流れが良くなります。

爪もみの刺激は
瞬時に自律神経に伝わって

副交感神経の働きを高め
血行を促進されるのです。

指先を刺激することで、
体の中心に集まりがちな血が
徐々に全身に流れます。

人間の血液は
約3ヵ月で入れ替わるといわれてます。

これを毎日続けていると、
最初の効果を感じてから3ヵ月ごとに
体調がよくなっていくことが
多いようです。


私は、以前にご紹介した

マインド風呂ネスの習慣の中に
『爪もみ』を組み込みました。

毎日お風呂中で揉んでます。

まだ3ヶ月は経過してませんが
温冷交互浴の影響もあってか

肩こりと腰痛の症状は
全く無くなりました。


それから、ここで疑問点を。

爪もみに関するネット記事には

「薬指は交感神経を刺激するので揉まない」

という説があります。

著者いわく、臨床結果の結果
薬指は揉んでも問題ないそうです。

画像8



◆『毒出し』をする最終ポイントは爪の生え際

爪もみはいつでもどこでも簡単にできます。

テレビを見ながらでも
お布団に入って眠りにつく前の
ほんの2分ほど行うだけでもOK

様々な病気の症状から緩和され
免疫力が高まります。


爪の生え際は
東洋医学的に言えば
「井穴(せいけつ)」という
体の表面に最も近い
即効性の高いツボです。

井穴は自律神経の調整スイッチです。

また体内に溜まった
毒の出口にもなります。

井穴を揉むと
自律神経の働きと血流が
同時に良くなります。


毒には、老廃物、
食品添加物などの化学物質
そして重金属
石油から作られた薬などがあります。


私は石油から作られた薬があることを
知らなかったので詳しく調べてみました。


●まず、すべての薬が
石油から作られているわけではない

合成医薬品の一部に
石油から作られたものが
入っている場合もある。


●石油が原料の薬は危険なのか?

これは中学の理科で習った
混合物と化合物の違いで
理解できました。

たとえば
食品は原材料名を表記することが
義務付けられてますが

それは単に食品が原材料が混ざった
混合物だからです。


一方で合成医薬品は化合物です。

石油の性質は、
薬として合成されてしまうと
まったくなくなり

医薬品としての性質に
完全に変わっています。

人間の体は、同じ化学構造であれば
作り方が合成であっても
天然物の抽出であっても
どちらも全く区別がつかないそうです。

つまり
石油由来の原料を
使っているからと言っても

石油の性質がその薬に 
受け継がれることは
まったくありません。


ただし、

薬と毒は同じもので
違うのはその「量」だけです。

原料が天然物であろうが 
石油であろうが

効き目は同じで副作用も同じです。

薬というものは
必ず副作用があるのです。

そういう意味では
爪もみには副作用がありませんね。


それから
薬の毒以外にも心の毒もあります。

それはストレスです。
ストレスによって 
負の感情をため込んでいると

病気になりやすく
悪化させやすいです。


ここで発想の転換です。

病気やストレスは
治癒力を呼び覚ますチャンス
でもあります。

その人の生活や
心の持ち方に
何かしら問題が生じている状態です。

痛みや炎症といった症状は
この問題を自分に
アラートしているのです。

薬に依存しても
病気は根本的には良くなりません。

壊れた時計は
時計屋さんが修理してくれますが

壊れた体を治すのは
自分自身なのです。


◆あなたは『交感神経タイプ』or『副交感神経タイプ』?

「血行」「毒出し」とながれてきて
いよいよメインディッシュの
「自律神経」についてです。

人には持って生まれた体質があります。

その体質には免疫力を司る
自律神経が大きく関わっています。


まずは、
自分のタイプを知ることからです。

 ▼自律神経のバランスチェック表です。

交感神経副交換神経

※本書のデーターを元に作成


●交感神経タイプ

比較的、男性に多く、頑固でアグレッシブながんばり屋

頑張りすぎると、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの
血管の病気にかかりやすくガン体質でもあります。

肩こり腰痛心筋梗塞脳梗塞なども
交感神経タイプがかかりやすい病気です。


●副交感神経タイプ
比較的、女性に多く、繊細でストレスに弱い

副交感神経が働きすぎるため免疫が過剰になり、

花粉症やアトピー喘息などの
アレルギーを発症しやすいタイプです。

血流を流すポンプ機能が弱いため、
老廃物をうまく排泄できずに、
体に毒を溜めがちです。

冷えやむくみを起こしやすいタイプです。

血管拡張による頭痛、うつ病、乳がん、リウマチ等も
副交感神経優位で起こる病気です。


交感神経と副交感神経の
バランスが取れていないと
体の不調を起こします。

どちらのタイプも
偏りすぎると
病気になるそうです。

特に症状の自覚がある場合は
それぞれに対応する指を
20秒ずつ刺激します。

▼頭痛もタイプ別に
微妙にやり方が変わります。

画像7


本書では下記の症状について
交感神経タイプと
副交感神経タイプにわけて
図解で解説されてます。

肩こり/腰痛・ひざ痛/頭痛/便秘/うつ・不眠/冷え/高血圧/糖尿病/リウマチ/耳鳴り/メニエール病/不妊症ほか婦人病/アレルギー性疾患(花粉症・アトピー・ぜんそくなど)/大腸がん/乳がん



◆〈まとめ〉血流OK!自律神経OK!毒出しOK!

本書を通じて学んだ大切なことを
3つまとめます。

● 血流自体の流れを壊さない、血の質を落とさない
● 自律神経の反応を鈍らせない、壊さない
● 体の中に毒性の強いものを入れない、排出する力を妨げない

本来、免疫は体から湧き出るものでした。

いま世の中には、
たくさんの健康に関する
情報が溢れてます。

そして私達は
その情報に錯綜してます。


私は今回
健康法に関して絶対基準を学びました。

それは

血流OK!自律神経OK!毒出しOK!


この3つが揃う条件なら
その健康法を採用する。

いまの私の生活習慣ですと
温冷交互浴と筋トレは
これに該当します。


爪もみは
たいへん安価でかつカンタンに
3つの条件が
バッチリと揃っているのです。


▼気になる方は本書をお手に取ってみてください。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。

感想はスキとコメントで
お知らせいただけると嬉しいです。


とのむらさん。
この記事はお役に立てましたか?


記事がお役に立てたら100円サポート願います。 noteで頂いたサポートとAmazonアフィリエイトは児童養護施設を退所する子どもたちの就労支援団体ブリジッフォースマイルさんに毎月寄付させていただきます。https://www.b4s.jp/action/contribution