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仕事って楽しいかもしれない

社会人5年目のリアルな感想です。

就職前には漠然とした不安だったり、
これから先の長い人生ずっと仕事をすることに
対する絶望感などを抱いていました。

一方で、仕事を楽しまないと人生もったいないな
という感覚もありました。

最初はその感覚から「自分に向いてて楽しめる仕事をするために
転職してもいいかも!」と思っていました。

でもずっと一社で仕事をしていく中でそんなこと無いんじゃないかな、
仕事するのってそれ自体が実は楽しいんじゃないかな、という感覚が
芽生えてきました。
それは仕事自体だったり仕事をするためのスキル磨きだったり
人同士の助け合いだったり。
結構どの会社に勤めているとかは関係なく、普遍的にそういうものなのかもという感覚に気づきました。

これを前向きに捉えていると見るか、
立派な社会の歯車になってしまっていると見るかは
おまかせします。笑

というより、読んでいる時の立場で違ってくるはず。
仮にこの記事を学生の自分が読んだとしたら
「言い訳に聞こえる、きつ」とか「そんなことより
飲み会のほうが楽しいでしょ」とか絶対思いますもん。

その気持ちって今もあるっちゃあるかもですが、
あの頃までに経験したことがある楽しさとは
全然違う次元のそれなんですよね。

そのことにも気づけたのは今の自分にとっては良かったなあと。
当時一生懸命バイトしたり実行委員会したりしていたら
気付いていたかもしれないけれど。

でもまあいま気づけたのならいいですよね。
というかそう思うしかないのでそういうことにしています。

前置き長くなりましたが、ざっくり経験したことや考えたことを
書いてみたのでよかったら読んでみてください。


入社前

バイトはそれなりにしてきましたが社会人になるのは初めて。
どれほどのストレスがかかるか、不安になるか想像もつきませんでした。

そこで、過度なストレスにやられないよう予習のために
自分に向いてなさそうでやりたいと思わないバイトをすることにしました。

それはレンタカー屋さんです。
一般に厳しいイメージは全然無いと思いますが、
ちゃきちゃき動かないと迷惑がかかる、接客も必要であり
そもそも運転が嫌いな自分には向いていないだろな〜と思って
はじめました。

結果、ちゃんと気の合わない先輩がいて、
時期的にも1〜3月と短期間で居心地も悪いまま。
そして全然好きでは無い運転という行為をするバイトを通じて
少しだけストレス耐性がつきました。

1年目

特に理由のない不安な気持ちをかかえて入社。
初出勤時は50歳くらいの先輩社員の車に
乗せてもらい職場まで向かいました。
全く喋らない人で「終わった…」と思いました。

配属されたチームのチームリーダーが気さくな人で緊張はほぐれました。
その人はかなりいかつい仕事の振り方をする人で
「お願いします。」との文言のみを添えてメールを
転送してくることが多々ありました。

1年目は毎日成長できているのか、何が正解なのかもわからないまま
とにかく与えられた仕事に一生懸命取り組んでいました。

2年目

2年目になると、他チームに後輩が入ってきました。
卓越したコミュニケーションスキル、人懐っこさから
初日からかなり優秀なやつだと分かりました。

仕事となると切れる頭で最適解を導き、堂々と発言する一方で
仕事以外では人たらし。
こうなりたいと思わないタイプだったので良かったですが、
もし憧れているのがこのタイプだったら
自分と比べてしまって確実に病んでいました。

そんな私はというとそれなりに任せてもらえることは増えてきましたが、
基本的には仕事をお願いされてやる感じ。

ただ、1年目とは違って守破離の破のフェーズに入っていることは実感できており、
自分なりに分かりやすい運用に変えてみたりしていました。

それで効率化することもあればトラブルが起きることもありましたが、
チームリーダーからはフォローも指導も特に無かったので
ある程度やりたいようにやっていました。

3年目

3年目になると窓口業務の半分を見るようなポジションを与えられました。
これまでのチームリーダーの庇護内から出たポジションになるため
自分の責任で改善したりトラブル対応したりすることとなりました。

捉え方次第ですが、当時の自分としては
好きにできることが増えたり自分のチームが全員業務終了すれば
残業せずにすむため楽しい時期に入りました。

特に今までと違って仕組みや派遣さんにやってもらうことを
変えることができるようになり仕事の幅が広がりました。

その頃自チームに後輩が1人入ってきましたが、
仕事を受け取らない、業務中に寝る、勝手に自分ルールを決めて
無許可のまま週1で在宅するなどかなりの問題児でした。

当時はチームリーダーが見ることになっていたので
特に気にしませんでした。

4年目

3年目でポジションも安定し、全体業務の理解もかなり進んだため
4年目には自分から進んでプロジェクトを立ち上げました。

他にも大きな仕事を任されて、2本立てでそれなりに皿回しをしていたのですが
昨年末チームリーダーが異動することに。

チームリーダーは正直マネジメントの観点がまるでなく、
データ処理や定常業務など、自分がやりたくてやっていた
業務が多く残っていました。

異動するとなると一番経験が長いのが自分になるため
ほぼ必然的にチームリーダー的ポジションになることに。

そして

  • 引き継がれて単純に業務量や責任範囲が増えること

  • チームリーダーとして部下を動かす立場になること

から今までの自分の考えでは解決できないことが分かりました。

まずは今の自分に時間を作るために前者の業務量の改善をしました。

次に後者に関してマネジメントについて手探りで学び、
色んな先輩社員から注意やアドバイスをもらいながら
少しずつ良い組織にできるよう仕事に取り組みました。

その頃初めてのコロナにかかり、かなり辛い思いをしたので
仕事や趣味、健康など、改めて人生の価値観を見つめ直して
4年ほど続けていた筋トレをかなり頻度を減らすこととしました。

これは自分なりに納得した上での結論だったので、
それからはむしろ自分の決定に自信が持てる様になりました。

現在

4月に入り、部長・課長と相談して前々から問題になっていた後輩を
異動させられる様になりました。

これでチーム内のオリジナル社員は自分以外は0となりました。

代わりに他チームから1人、新入社員が1人、ジョブローテから1人
計3人来てくれることになりましたが、自チームの仕事については
全員素人です。

私は1年以内に異動したい、無理なら退職すると公言しており、
かなり難しい状況だとは思いますが、むしろチャンスと捉えています。

なぜなら達成できれば会社の中での評価は上がるから。
達成できなければ退職してあたらしい世界に飛び込めるから。

仕事が楽しい

そんなこんなで5年目。
転職せずに仕事を続けてきて、結構楽しい経験ができている
気がしています。

自分は正直就活もそこそこに、内定をもらえた今の会社を選びました。
今振り返ると、当時の自分は自己分析なども途中までしかやっておらず、
就活を始めたのも遅め、周りがインターンに行っていても何もせず。
自分なりに一生懸命ではあったかもしれませんが、
仕事のみならず就職後の人生にも向き合うのが怖かったのだと思います。

本気になれなかったそんな自分だからこそ、1社に勤め続けて良かったな、と思います。

それは、ビジネスマナーなど社会人としての基礎ができて、
その上で馴染み親しんだ人間関係の中で仕事ができたから。

そうすると余裕ができて、仕事自体の楽しさはもちろん、
自分自身を見つめ直して、強みや弱み、やりたいこと、
好きなジャンルがどんどん見えてきました。
それらに対してどのように伸ばしていこうか、補完していこうか考えて
日々楽しめることが分かりました。

今が最も自己分析している状態です。笑

これまでの経験から、今後転職しようが起業しようが
プー太郎になろうがなんとかやっていけそうな気がしています。

それは仕事の中で学んだことももちろん、
仕事以外のところで本を読んだり人と話すことで
気付いた価値観だったり学んだ動くための手法などが
背中を押してくれるからです。

とにかく今は仕事が楽しくなってきています。

まずは今置かれた状況で成果を出す。
なるべく残業せず、しっかり休む。
そして1年後結果が出ていなければ退職する。

シンプルに考えて毎日を過ごしていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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