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(洋画レビュー)ドッペルゲンガーに殺される。どんでん返し映画3選

どんでん返しって言いつつ、予想外れる。

エクアドルはエクアって国のドルだと思ってました。どーも、どーも、活字嫌いのタリアテッレです。

今回ご紹介するのは、「衝撃のラスト!映画を見終わったあなたは著しい胸糞の悪さと予想外の結末にノックアウトされる」そんな映画3つ紹介したいと思います。

この記事では、かすり傷程度のネタバレが含まれますので、完全無血で映画を鑑賞したい方はここでドロンすることをお勧めします。
それではいきましょう。


1、US (アス)

2019年に上映された「今の所傑作しか作ってない」と言われている
ジョーダン・ピールが監督を務めたアメリカのサスペンスホラー映画『US』
とてつもなく奇妙な雰囲気をこれでもかというほど入れた予告で知られ、終始薄暗く不気味な映像と絶妙に怖い音楽が合わさり、絶対夜に見たら寝れなくなるホラー映画です。

ホラー映画にも関わらず、たまに入れてくるコメディ要素は監督ジョーダン・ピールが元々コメディアンというところから来ているらしいです。

解説

主人公アデレードは家族で夏休みを一緒に過ごすため、昔の故郷サンタクルーズへ訪れる。その昔、サンタクルーズの海辺にある遊園地である恐怖に襲われ過去のトラウマから行くことを断りますが、家族のため行くことにしました。その日の夜、突然自分たち家族と瓜二つの“わたしたち“が現れ、アデレード一家を殺害しようとしてきます。果たして、彼女たちは生き抜くことができるのでしょうか?そして、“わたしたち“は一体何者で、目的は何なのか?

感想

最後の最後までめちゃくちゃ奇妙ではありますが、どこか美しい映像美で怖いながらもずっと見ていられる作品でした。おばけとかそっち系のホラーじゃないので、ホラー映画は絶対無理って言う人でも見れる作品だと思います。
(ただ、音楽は怖い)
けど、ラストの結末はマジで『はぁぁぁぁぁぁ????!!!!」って感じで、初見殺しすぎるので、結末予想しても多分当たりません。

(これ当たったら、相当頭いいか捻くれてるのどっちか)


2、ピエロがお前を嘲笑う

2014年ドイツで製作された犯罪サスペンス映画『ピエロがお前を嘲笑う』
スイスの映画監督バラン・ボー・オダーが指揮を取り、現代問題になっているダークウェブを使ったハッカー集団を描いている作品です。

めちゃめちゃ煽ってくる映画予告に誰もが挑んだのではないかと思います。私もまんまとトリックに引っかかりました。

解説

天才的なコンピュータースキルの才能を持つ主人公ベンヤミンは、正体不明のハッカー3人に誘いを受け、(clown laugh at you)の頭文字からCLAYというハッカー集団を設立します。ハッカー界のカリスマに認めてもらいたいベンヤミンとその一行のサイバー攻撃はどんどんエスカレートしていき、ついには危険な陰謀にまで手をつけてしまったためいろんな組織から追われるように。果たして彼らが手をつけた情報とは?そして、我々視聴者はいつ騙されたのか?

感想

この映画はザ・マインドファックムービーって感じで、見た後必ず「騙されたー」と雄叫びをあげたくなる映画となっています。映画のほとんどは主人公ベンヤミンの体験記が語られていく仕様の映画で、アノニマスとかの集団って本当にこんなことしているんだろうなとダークウェブの怖さを改めて実感できる点も素晴らしいなと思いました。
予告でトリックを見破れるか?と言われたので、終始疑いながら見ていましたがあっさりとトリックに引っかかり、悔しい気持ちでいっぱいです。

(私と同じ同志は一緒に悔しがりましょう)


3、鑑定士と顔のない依頼人

2013年に公開された「ニューシネマ・パラダイス」を手がけたジュペッゼ・トルナトーレ監督・脚本のイタリア恋愛ミステリー映画「鑑定士と顔のない依頼人」
ミステリー且つ、純恋愛という相反するカテゴリーを絶妙に組み合わされた極上のミステリーで、映画のタイトルからわかる謎めいた依頼人の正体は何者なのかというミステリー好きの心を揺さぶる作品となっています。

解説

物語の主人公は初老でありながら天才的鑑定力を持つ美術オークション鑑定士ヴァージル。生涯愛したのは、美しい女性が描かれた肖像画という結構こじれたおじぃさんです。そんな彼にある日1本の電話が。それは若い女性からの依頼だった。いつも通りの鑑定のはずが、当の本人は一向に姿を表すことありませんでした。彼女は病に犯されていると言い、彼の前に現れない日々が続きます。そんな彼女にどんどん魅了されていくヴァージル。果たして依頼人は何者なのか?衝撃の結末にあなたは涙する。

感想

見終わった瞬間のあの喪失感は何でしょうか?
この映画好きすぎて、すでに4回は見ました。
(ヴァージル、ごめんっていっつも思います。)
1回目見るのと2回目を見るとで解釈が変わり、同じ作品なのに別の映画を見ているようにも思えるこの作品、本当に何回見てもラスト20分は鳥肌が止まりませんでした。

いつもオススメの映画は何?って聞かれたら必ずといっていいほどこの映画をオススメしています。


終わりに

いかかでしたでしょうか?まだまだどんでん返し映画については紹介したいものがたくさんあるので、この記事はシリーズ化するかもしれないです。

どんでん返しの映画ってわかっているものの、映画中盤ぐらいには主人公とかに感情移入しちゃって全然推理なんかしてらんなくなりますよね。

私事ですが、最近早起きするようになりました。めちゃいい感じです。時間に余裕もできるし頭もまわるので、noteの話題を思いつくのにめちゃくちゃいいなぁと思ってます。

てなわけで、今回はここまで。さよなら男~。

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